どれも、仕事というより、
自分が好きなこと、何より自分が参加したいと思うイベントに、
「一緒に楽しみませんか?」と他の人をお誘いする趣味のようなものですが、
対面のコミュニケーションではなく、
いざ、「文章」でお誘いする、となると、中々難しいものです。
(対面のコミュニケーションでは、勢いでカバーしていた事が
露呈しただけですが・汗)
中でも、地味に最後まで悩むのが、イベントの「タイトル」です。
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タイトルを見ただけで、アンテナに引っかかり、
思わず手に取りたくなりそうなもの。
その代表の一つに、ベストセラーの本があると思います。
ついついタイトルに惹かれて、目次をぱらぱらやっているうちに、
レジへ進んでいた、ということもしばしばあります。

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本のタイトルはどのように生まれるのか?
門外漢なので詳しいことは全然分かりませんが、
以前、本の編集をやっている方にちらとお話を伺った際は、
「いま売れている本/過去売れた本を真似る」
というのは業界の常識だそうです。
何となく、アーティストのように、独創性、クリエイティビティを
追求しているのかな、と勝手に想像していたので
ちょっと驚いたのを覚えています。
そういえば、
「○○の品格」「大事なことは全部○○で教わった」など
類似のタイトルの本は意外と多くあります。
何百万部という大ベストセラーにはオリジナリティあふれるタイトルが
多いかもしれませんが、売れた本と類似タイトルの本も同じく
売れる確率が高いそうです。
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ベストセラーの類似タイトルを付けることに対しては、
賛否両論があるかと思いますが、
「思わず手に取ってもらう」「アンテナにひっかかる」ためには、
既に売れている、成功しているものを参考にするのは、欠かせないようです。
以前のエントリーで
「目指す世界は「超高解像度レンズ」を通して見る。」と書いたのと同じです。
さらに強調するならば、
「超高解像度レンズ」を通して観るべきは、その道の「ベストセラー」、
つまり既に成功しているもの、と言えます。
書いてみると非常に当たり前の事ですが、、(汗)
盛り上がっていそうなイベントのタイトルの情報を集めていると、
いくつか、タイトルのパターンがあることも見えてきました。
よい兆候です。
ベストセラーの編集者にはまだまだ遠く及びませんが、
まずは「超高解像度レンズ」を日々装着して、
ベストセラーを観て過ごしたいと思います。