本日は、あたため中のプロジェクトのために
Webサイトを手作りすることを決めました。
自分の強み・得意分野でない部分は得意な方に依頼するのが王道ですが、
今回は、言い出しっぺとして、自分の考えを、自分の表現で
アウトプットすることにこだわりたいと思います。
吉と出るやら、凶と出るやら。。
さて、今回も前回に続いて、
「私が子ども支援のボランティア活動を始めた理由」についてです。
どうも長々と書いてしまう傾向がひどいのですが、
後日まとめることとして、書き続けます。。
社会人の実務スキルってすごい!
生物の研究者への道には進めないと思った私は、
新たな道として、「サイエンス・コミュニケーション」という分野に
興味を持ちました。
「科学の知識を分かりやすく、一般の人に伝える」という分野です。
「自分が高校の生物の授業で面白いと思った体験を、
1人でも多くの人に機会として提供したい」という単純な動機と、
ちょうど遺伝子組み換え食品が話題となっていた時期で
ただ不安を煽るだけのような報道に疑問を覚え、
「サイエンスの正しい知識を、一部の専門家だけにとどめず、
広く伝えていけば、皆が自分で判断できるようになって
いたずらに報道に惑わされなくてすむはず」という
ちょっとした反抗心からでした。
まだ比較的新しい分野だったためか、
アメリカの一部の大学院に専門過程があるだけで、
日本の大学では学問として学ぶ、というよりも、
既にその分野で活躍、実践している人たちが
大学に集まって、ネットワークを広げたり、
今後に向けて議論をしている状況でした。
アメリカの大学院留学を考えながら、
平日の夜、19時頃より開催されている勉強会に潜り込むと、
学生、とくに学部生はほとんどいませんでした。
ほとんどの方が、社会人です。
雑誌の編集者、フォトグラファー、イラストレーター、研究者など、
既にサイエンス・コミュニケーションを実践している人たちが話しているのは、
とにかく非常に具体的な話です。
「今度、○○という雑誌でこんな企画を組む予定だ」
「それだったら、■■さんのところで、××というのをやっていたから
一度コンタクトしてみるとよいのではないか」
「いま、●●という活動をしているが、△△という点が問題だ。
どうしたらいいと思うか?」
といった具合にです。
そこにいる方は必ずしも、大学で科学を学んでいたりした訳ではありません。
むしろ、文系出身の方が多かったです。
新聞や雑誌のライター、編集者としてのキャリアを積み、
そこで得られた「難しいことを相手に分かりやすく伝える力」を活かして
活動していらしたのです。
研究はほんの少しかじっただけで、科学の専門知識があるとはとても言えない。
かといって、難しいことを相手に分かりやすく伝える力もない。
お金も人脈もない。
ないないづくしの私は何もできることがなく、ただただ話を聞くだけでした。
「いくらやりたい、役に立ちたいと思っても、
具体的に役立つスキルがなければ、何もできない。
と痛感した瞬間、
それはアメリカの大学院へ留学して学ぶのではなく、
企業に就職して、社会の中でスキルを磨くことを決意した瞬間でした。