12日は終日家にこもって諸々の準備。
途中、お友達の方に紹介頂いた映画「リーマン・ブラーズ 最後の4日間」を見ました。
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世界金融危機を象徴する、米国の大手証券会社リーマン・ブラザーズの崩壊。
それまでの舞台裏を、実話に基づいて描いた英国発ドラマ。歴史に残る4日間を再現した衝撃作。
それまでの舞台裏を、実話に基づいて描いた英国発ドラマ。歴史に残る4日間を再現した衝撃作。
2008年9月12日の金曜日。NYのタイムズスクエアにある
リーマン・ブラザーズの本社に激震が走る。
米国第4位の規模を持つ証券会社・投資銀行であった同社だが、
前年に発覚したサブプライムローン問題の影響で、
同年6~8月期の純損失が39億ドルにも達したと判明したからだ。
それから同社が倒産するまでの4日間、同社の経営陣は合衆国政府などに
救済を求めながら何とか社の延命をめざしたが、
同社の株価の急落を止めることはできなかった。
しかしその背後には金融界や米政府を含む、様々な思惑がうごめいていた……。
実話に基づき、歴史に残る数日間をリアルに再現した衝撃の実録ドラマだ。
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リーマン・ブラザーズ元CEOのディック・ファルド氏を中心とした
関係者の人間模様が描かれていて、あっという間の約1時間でした。
政府や他の金融機関には、それぞれの思惑があり、駆け引きがあり、
関係者が表で言っていることと、裏で動いていることは一致しません。
そんな中、「腐ってもリーマン・ブラザーズだ」と最後の最後まで
破綻を免れると信じていた(信じたかった)ファルド氏の姿の描かれ方は
なかなか悲壮なものでした。。。
破綻に関する一連のことについて、専門家ではないため正確なことは分からず、
あくまで映画を通じて感じたことですが、
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・いざとなったら皆、自分の身だけを必死に守ろうとする
(そのためには言行不一致もいとわない)
・限界まで達しているとどこかでは分かっていても、
認めたくない気持ち、プライドがあると適切な判断は下せない
・過去の成功を大きいものと認識していればいるほど、
それを失うことに対する恐れも大きくなる
・「前例が○○だったから今回も○○なはずだ」という思い込みは
危機的状況に陥れば陥るほど、自分に都合のよい形でより強く思い込む
・手を差し伸べられた時に、その手を掴むことができなければ、
後からどんなにもがいても、その手の陰すら見えない
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という姿はどこまでも人間らしく、誰にでもあることだと感じました。
「仕方がないことだ」と、そのまま安住するのも選択肢の一つです。
ですがせっかくであれば、別の選択肢を選びたいもの。
そのためには、先にあげた姿の裏返しとして、
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・いざというときに困らないだけの最低限の備えをする
・「これ以上○○になったら危険、緊急対応を取る必要がある」、
という「赤信号ライン」を「平時」に決めておく
・未来に大きな志を持ち、過去の成功は喜びつつも盛り上がらず、
まだまだ小さな一歩である、という認識を持っておく
・前例はあくまで前例に過ぎず、自分にとって「最高によい状態」と
「最悪の状態」の2つを常に想定しておく
・チャンスをその場ですぐ掴める準備をしておく
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という心構えが重要そうです。
僭越ではありますが、生々しい実話ほど
反面教師として勝るものはありません。
思考のバグの書き換えをしたい方、
ご覧になっていなければ、おすすめの映画です。
