ご縁をつなぐ、ご紹介のポイント 〜会議と一緒!5W2H〜 | Mind Shift

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「すべては心(Mind)の持ち方によって変わる(Shift)」

をモットーに、

働くこと、生きること、楽しむこと について

日々の気付きを書いています。


13日は、人気の少ないオフィスで集中して少しだけ仕事をしました。

途中、現在、新しいサービスを立ち上げ中の会社の同期と
知人の方と一緒にランチに行きました。

知人の方がやっていらっしゃる事業と、同期が立ち上げているサービスの
ターゲットがやや近しいため、もしかしたら何か生まれるかもしれない!
と思ってご紹介させていただいたのです。

ビジネスに絡めて誰かに誰かをご紹介する、という経験は、
恥ずかしながらまだまだ片手に収まる回数しかしたことがありません。

今回の結果は、、、

「今すぐに何か一緒にやれることはなさそう。
 でも長い目で考えると何かできるかも。これからもよろしくお願いします」

ということ。

短期的かつドライに見れば、何も収穫なし。。。

とてもよい方々同士だったので、にこやかに、
「ご縁ですね」といって頂けたものの、、、

休日にわざわざ足を運んで頂いて、
一度使ってしまったらもとには戻せない時間を使って頂くに
値する場になっているかどうか、
内心、汗が止まらない時間でした。


少し落ち着いて考えてみると、
ご紹介をさせて頂く、誰かと誰かを引き合わせさせて頂く際の
ポイントは実は会議や商談と一緒だと思いました。

それは、シンプルかつ基本に立ち戻っての「5W2H」です。

Why
→なぜやるのか?何の為にやるのか?
 紹介させて頂く立場の人間として、考えを曖昧な直感ではなく「言葉で」整理し
 ご当人同士の希望を事前もしくは冒頭にブリーフィングして会話の土俵をつくる

What
→何についての話か?
 もちろん会話なのでテーマが何に発展するかは分からないですが、
 少なくとも間に入る者として、ご紹介させて頂く両サイドの方の
 バックグランドや今取り組まれていること、今後目指されている方向について
 できるだけ事前インプットをしておき、当日の会話に適切な相づち、問いかけを
 入れられるように準備をすること。
 またご当人たちにも、事前にお相手のことをお伝えしておくこと。
 ポイントを押さえた他己紹介ができるかどうかが肝。

Who
→どんな人か?
 初対面同士での会話がスムーズに弾むよう、冒頭で簡潔かつお互いの距離が
 できるだけ縮まるような他己紹介を行うこと。
 関係性をよく見て、どこまで形式張って行うか、どこまでくだけて行うか、
 微調整が大切。

Where
→どこで会うか?
 アクセスや場所の雰囲気は、貴重な時間を割いて来て頂くからにはとても大切。
 普段の活動エリアはどこか?お好きな食べ物は?といったお相手の情報をインプット
 しておいた上で、話に集中しやすい場所を選ぶこと。
 「使える場所」を自分の引き出しにどれだけストックできているかどうかが問われます。

When
→いつお会いするか?
 ご紹介したい、と思う方は得てしてとても多忙な方。
 場所とともに時間に対しても十分に配慮をする必要があります。
 同時に、「今だからこそご紹介したい」というタイミングが自分都合でなく
 お相手の方の立場で何か言えるとベストです。まだまだ、そこまでお相手の方に
 とって明確なメリットが言えないことが多いのですが、、「まさに今このタイミングで
 この方とお話できてよかった」なんて言っていただけるようになりたいもの。

How
→どういうやり方でお会いするか?
 打ち合わせ、というきっちりした形でご紹介するのか、ランチをしながら
 比較的短時間でカジュアルにご紹介するのか、夜ご飯をご一緒しながら、
 時にはお酒も交えてじっくりとお話できるような形でご紹介するのか。
 適切な形を選択すること。

How much
→時間コスト、金銭的コストは妥当か?
 時間コストは、妥当か、というよりも、「妥当だ」と思って頂けるよう
 最大限のアレンジをすること。
 金銭的コストは、場所選びの際に関わってきます。高級なお店がよいのか、
 手軽なお店がいいのか、その方々が無駄な気を遣わずにすっとお話に集中できる
 ような適切なお店を選ぶこと。いざやろうとすると結構迷ってしまうところ。
 


こんなポイントを自分なりのチェックポイントとして、
次回はもっとよい形でご紹介ができるよう、精進していきたいと思います!