今回も前回に引き続き、感覚機能Sと直感機能Nの違いについてです。
何か物事を行う際のアイディアや理論について、
感覚機能Sを指向する人は、実際に応用することで理解します。
一方で、直感機能Nを指向する人は、実際に行う前にアイディアや理論を
明確にしようとします。
例えば、研修のプログラムを企画する場合、
Nを指向する私は、
「そのアイディアを使うと、参加者の人にとって
どのような変化があるか?」
「理論上でも、期待する効果があると言えるのか?」
「他にどんな選択肢の可能性があるのか?」
が気になります。
なので、脳内シミュレーションをしてみたり、
過去にうまくいった理論に照らし合わせたりして考えます。
特にシミュレーションについては、
「これでいける」と思えるまで、何度も繰り返して
やってみます。
色々な可能性を試してみたいのです。
逆に、「これでいける」と思えたら、
まだ実施していなくても、
早くも成功した気分になります(笑)
一方で、Sを指向する人と話していると、
よい案を必死に考えたとしても
最後は「まあ、やってみないと分からないよね」
というコメントに落ち着くことが多いです。
事実そのものや実際に起きている情報を取り入れようとする
Sを指向する人にとっては、
シミュレーションは想像の産物にすぎず、
やってみるまでは分からない、
参考になるのは、過去の「実際に起きたこと」なのです。
感覚機能も、直感機能もよい企画を練るためには
どちらもバランスよく使うことが大切です。
個人の中で使いこなせるようになること、
あるいは、チームの相互作用でバランスよく使えるようになること、
日頃から意識していきたいものです。