本日は、六本木にある「泉屋博古館」に
ふと立ち寄ってみました。
住友財閥の家で代々集めてきた美術品を展示しているところです。
日本画や、陶芸など、見るからに凝った細工のもの、
一見、シンプルだが何とも言えない色を醸し出しているものなど
こじんまりした展示会場でしたが楽しませて頂きました。
面白いなと思ったのは、
「あれ?これはアールヌーボー展で見たのと似ている!?」
「こっちは、故宮博物館にあったものと近い!?」
と、日本風であって、洋風であったり、中国風であったりする作品が
いくつかあったことです。
他の文化圏のデザインや技法をまねてつくってみては、
自分たちなりに昇華させ、新しい分野を切り開いていっているようでした。
まねたじめた初期は、忠実にまねしようともがいているあとが
素人目にも少し感じられるのですが、
後期になると、より洗練されて、プラスアルファで独自要素が加わっていたりします。
そうすると、今度は元々の方に逆輸入されていき、
循環が生まれています。
最初はとにかくまねる。そして徐々に自分なりにアレンンジする。
そこで終わりではなく、最初にまねさせてもらった所へ返していく。
もしかしたら純粋な興味や関心からそうしているだけかもしれませんが、
アイデアや技法が循環していく様も、作品同様に美しいと思います。
新しく何かを学ぶ際も同じ。
最初は見よう見まねで、徐々に自分の色を出していく、
という両側面を、一歩ずつ、たどっていきたいと思います!