考えるプロセスの中で、いまの自分に影響を与えてくださった人の
ことを改めて思い起こしています。
その中の一人が、サイエンス・イラストレーターの菊谷詩子さん。
<菊谷詩子さんウェブサイト>
http://utakokikutani.blogspot.jp/p/profile.html
大学の頃に見た、学科の案内パンフレット表紙に、
美しい魚や動物の絵を描いていらした方です。
生物学系の学科だからといって、
無機質な絵でもなく、色合いや絵全体の雰囲気がとても奇麗で、
ぴっくりして目を奪われたのを今も鮮明に覚えています。

幼少期をアフリカで過ごされた後、サイエンス・イラストレーターという
日本ではまだまだニッチな職業につかれるまでは、かなり試行錯誤を
重ねられたようで、あるインタビューでは以下のように話されていました。
「大学院生の頃は、世の中って、もっとフォーマルにできていると思っていました。
でも、実は結構カジュアルなんですよ。電話して、会いにいって、
話が盛り上がったら仕事を貰えたりする。すぐに仕事が無くても紹介して貰えたり、
紹介の紹介でつながったり…
やりたいことがあったら、恥ずかしいと思わずやってみれば良いんです。」
レールの外だと思わずにやってみる。
自分自身、なかなかレールから外れられなかったのですが、
いまやすっかり外ですね(笑)。」
まさにその通り!!!
と、ひとり、声を大きくしてしまいました。
行動に写さなければ成果には結びつかない、
ということをわくわくしながら、
肝に銘じさせてくれる素敵な人、言葉に感謝です。