先輩に紹介して頂いた、
雀鬼と陽明―桜井章一に学ぶ心の鍛え方
という本を読みはじめました。
「雀鬼」というニックネークのプロの雀士、
桜井章一氏の麻雀の勝負哲学、生きる哲学と、
陽明学の共通点をめぐって書かれた本です。
面白く読み進みつつ、とても勉強になります。
「日常生活を改めないで麻雀だけ強くなろうったって、
そうはいきませんよ!どうしても日常生活のだらしなさや
いいかげんさが麻雀に出てくるんです」
という桜井氏の言葉。
「ただ静かにして心を養うことだけを心がけても
それでは温室栽培の花と同じことになってしまう。
私欲に打ち克つ努力をしていないので、
結局トラブルに出会ったときに、心はあっけなく
その平静さを失って、打ちひしがれてしまうに違いない。
人間は、仕事はトラブルの中でこそ自分を磨くべき。
そうすれば自然に心は確立して、平穏無事のときにも安定するし、
繁忙多端なときにも安定することだろう」
という王陽明の言葉。
どちらも、ある一瞬だけではなく、常日頃からの鍛錬が
本物の実力になる、ということを説いていらっしゃいます。
むしろ逆境と思える中での鍛錬こそが
どんなときでも安定したパフォーマンスにつながると。
「こちらの世界」の引力と戦う日々の中にこそ、
中長期的に「あちらの世界」で力を発揮できる鍛錬の場があると信じて、
続けていこうと思います。