今日は、川崎市民ミュージアムで開催されていた、
「ユーモアのすすめ 福田繁雄大回顧展」に行ってきました。
福田繁雄さんは「日本のエッシャー」とも称されるという、
グラフィックデザイナーの方です(1932-2009)。
1967年万博の公式ポスターに入選して一躍有名になられた作品など
平面・立体作品それぞれ200点余りが紹介されていました。
視覚のトリックがふんだんに用いられていて、
ポスターを見ているだけで、マジックを見ているような
驚きの連続で、とても楽しかったです。
これが一人600円で見られるなんて、素敵すぎます。
興味深かったのは、作品もさることながら、
そのアイディアスケッチです。
よく見てみると、真っ白な紙の裏に
「●●ロイヤルホテル」という文字が透けて見える紙が混ざっています。
「とにかく四六時中手を動かしていた」アイディアの人、とのことで
滞在先のホテルでも大量のアイディアスケッチを描かれたそうです。
「形を描くときには、必ず対象を前にして『手で書く』こと」
を大切にされていたということです。
寝ようと思って電気を消してベッドに入り込んでも、
アイディアが浮かんできて、ベッド横においてある
手のひらサイズのホテルのメモ帳を取り出し、鉛筆で書き始める。
そんな生き方をされていたのかな~などと妄想を膨らませていました。
「とにかく四六時中手を動かしていた」
これもまた没入の形、と思ったら
何だか私までとても楽しくなってくるひとときでした。