登山を始めた時に本を買いました。
そこに載っていた、
『十勝岳から美瑛岳は火星のような景色』
これに憧れたのは、オット氏。
美瑛岳に行きたいとずーっと言ってました。
でも、噂によるとハシゴがあるとか？
しかも長いやつ。写真で確認する。
無理ー
あれは無理だわ。
と敬遠し続けた私。
1度、行こうと思ったことがありましたが、
十勝岳登るのにやっとの体調。
美瑛岳はやめることに。
それから1年の月日が流れ…
「今年こそは美瑛岳行くよ
」
なんだか鼻息荒いオット氏。
わかったよ、いくよ。
でもね、雪渓残る時期限定ね。
ハシゴが埋まってるからね。
降りやすいでしょ？
というわけで、快晴の6月29日
4時スタートといたしました。
10分おくれでスタートするも、
十勝岳避難小屋で取り戻す。5:15
美瑛岳…結構遠いよね
でも今日は行く！行きます！
待ってろよー
6月8日に登った時には、
この登りで両足攣るという情けないことに。
今日は大丈夫です！サクサク登れた。
山頂へ登ろうとした時、
上ホロ方面から人が来ているのが見えました。
生足？もしや…
今日は、山友さんが十勝岳温泉から
オプタテシケ山を目指すと聞いています。
もしかしたら、彼らかも。
オット氏に、先に登って確認して！と言う。
すると、山友さんが姿を現した！
やっぱりかー 7:35 十勝岳
いぇーい
しばし、もぐもぐタイムをご一緒してもらう。
さて、ここからは初めてのコース。
8:15出発
オプタテチームは先を急ぐので、
行ってもらいます。
ここが新得コースとの分岐かぁ。
踏み跡ないよ？
裏から見る、十勝岳。
裏から見る、美瑛岳
平ヶ岳とか鋸岳とか？
こんなところも降りてきました。
全てが物珍しい。
ザクザク火山灰は靴に砂が入ります
足も取られる。
火山灰地帯を抜け、トラバースが見えます
美瑛岳が近づいてきました。
荒々しい火口。感動しながら歩きます。
そして美瑛岳から向こうの
景色が開けてきました。
トムラウシが近い！
何度も登ります。
岩を越えるところもあります。
美瑛富士との分岐がわかりにくいです。
無理やり岩を登って登山道に復帰しました。
多分、分岐は地図より少し手前です。
あれが山頂
大雪山、トムラウシ、手前は十勝岳連峰
美瑛富士、奥がオプタテシケ。
山頂近づいてきました
十勝岳も見えます。
着いたー！混んでました。10:30
山頂で、コーヒータイム。
予定より40分早く着いたので、
少しのんびりします。
とはいえ、下山が3時間半くらい
かかるらしいので、11:30には下山開始
激下りです。
あっという間にこんなに降りました。
十勝岳の全貌
大きな山ですね。22回登ってますが、
初めて知る。
段々ハイマツが増えてきました。
嫌な予感がします。
腰を曲げて降りるハイマツトンネルが
あるとか。しかも長いとか。
岩も大きくなってくる。
でた！
オット氏ひっかかりまくる。
ポンピ沢です。
渡渉は問題なかったですよ。
次はハシゴ。
このハシゴが怖くて私は敬遠してました。
しかーし！
見てください！7段しかない
余裕です。
その向かいにあるロープも、
深くて大変と聞いてましたが…
ロープ要らなかったです。
やっぱり雪渓ある時期に来ると
良いね
しかし、そこからも長い道のりが。
登ってトラバース。
そろそろ美瑛岳の全貌ともお別れ。
雲の平を抜けて、
分岐が近づいてきました。
この辺で14:00
望岳台も見えてきました。
はい、雲の平分岐。
ここからは、朝通った道と合流です。
とはいえ、疲れた足にはなかなか
長い道のり。
今日歩いた山です。
よく頑張りました！
14:58下山！
白銀荘で汗を流し、ソフトクリームを食べ
いつもより混んでる道を1時間15分かかって
帰りました。
買い物して、片付けも洗濯も放り出し
乾杯
暑い時は、焼肉だよね！
オット氏念願の美瑛岳でしたが、
下山が激しすぎて、
「しばらくいいや…」との感想を
いただいております。
でもね、十勝岳からピストンしてみたいかも。
あの道は歩きたい。
そして、私頑張りました！
達成感を感じております。
これで7月のロングハイクも大丈夫かな？