2023年度*自然の中で子ども表現ワークショップ@東京* | Mina Watoto(みなわとと)の世界中の子どもたちと笑おう

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たくさん笑って、泣きたいときは泣いて。キミの好きなことってなあに?キミの素敵な心は世界に広がる。どこまでも。どこまでも。

おひさまと雨と曇りと、が

かわるがわるやってくる6月。

 

 

Mina Watoto*2023年度

『自然の中で子ども表現ワークショップ』第1弾を

東京・野川公園の森で開催しました。

 

今回は3日間の短いワークショップ。

久しぶりに1年生から参加できる

ワークショップでもありました。

 

かわいい子どもたちが集まってきたよ〜♡

 

 

初日は、親子で一緒にワークショップを体験。

 

 

昨年度から始めた親子ワークショップは、

可能性と大切さを感じています。

 

子どもを感じ、子どもの新しい部分を発見し、

親子で共通言語を作り出すことができる。

子どもたちも安心を感じながら、

自然と表現の世界へ入っていきます。

 

 

『好きな天気』『好きな季節』などで仲間集めをして

どんなところが好きか、集まった仲間で共有したり、

 

みんなで空を眺め、今日の気になるところを共有したり、

今、聞こえる音を共有し、

 

少しずつ『いま』に集中していきます。

 

 

『ストップ&ゴー』では、おじいさんや赤ちゃん、

そしてみんなで出し合った野川公園にあるものになって、

笑い声とともに気づいたら表現してる。

 

 

 

森の中の『今日のお気に入り』は、子どもも大人も緩む時間。

柔らかい空気が流れ出します。

 

 

1日目は、『ドキドキする』と言っていた子どもたちも

2日目になると、顔がぐっと緩み、その子らしさが出てきます。

 

 

1日目のプログラムを少しずつ発展させていくことで

初めてのことに緊張する子どもたちも安心を感じながら

いつの間にか挑戦しています。

 

 

 

今回の小さな創作体験

『森の中で自分たちのスミカをつくろう!』では、

1〜2年生は、

『この森にいそうな生きもの・いたら面白い生きもの』を

出し合い、その生きものにとって好きなもの・住みたいところ・

食べ物やお天気などを想像しながら、

チームで森の中に自分たちのスミカ作り。

 

 

 

3〜6年生は、

『この森にいそうな生きもの・いたら面白い生きもの』で

出てきた生き物(キャラクター)から

世界とお話を創り始めました。

やる気まんまん(笑)。

 

 

3日目になり、その世界をそれぞれ広げていきました。

みんな、家でもいろいろ考えてきたよう。

 

 

パンダが動物園から抜け出し、森でいろんな生き物にあう、

1〜2年生たち。

 

シンゴジラ・パンダ・チーターチーム。

日本トカゲ・犬チーム。

シマエナガチーム。

 

 

それぞれが自分たちのスミカ・世界を楽しみつつ、

生まれて初めて見たパンダとの出会いに

物語が生まれ始めました。

 

 

3〜6年生たちは、現代の世界とつながるような

おもしろい物語が生まれました。

 

ハッピー王国に住む大きいテントウムシとタヌキと小人は

遊ぶのが大好きで美味しい蜜もあるし、いつもハッピー。

 

 

一方、風林火山王国のスズメバチは、食料不足で困っていた。

スズメバチはハッピー王国に蜜があるのを見つけ、

3匹が旅行に行っている間に全部食べ、持って帰ってしま

う。

『美味しい蜜はぜんぶもらった。また明日の昼にもらいにくるからな』

という手紙を残して。

 

旅行から帰ってきた3匹はびっくり。待ち伏せをすることに。

風林火山王国のスズメバチが昼にやってきて、お互いの技を使って闘う。

 

 

闘いが嫌いなタヌキと小人はどうしようかと考え、

タヌキがこの森の主の長老に変身する。

『ジャンケンであいこになったら仲直りをするように』。

 

 

スズメバチの親分と大きいテントウムシはジャンケンをして、あいこに。

握手をして仲直り。みんなでお祭りをする・・・。

 

 

子どもたちの発想って本当におもしろい。

自分たちが創った表現をしている子どもの顔は

主体的で輝いてる。

 

 

 

保護者のみなさんにシェアをして、みんなでわかちあいました。

 

 

3日間、曇りも晴れも雨も全部体験した子どもたち。

今、感じていることをたくさん言葉にして

シェアしてくれたのでした。

 

 

みんなの心と身体にどんなことが刻まれたかな〜。

また会おうね〜!!

 

Mina Watoto 中澤聖子