このままだったら、いつか美容室って業態がなくなるかもしれない | 横浜大口商店街 美容室ロディーナ代表 吉川光洋のブログ

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こんにちは!
横浜市の大口でロディーナって美容室をやっている吉川光洋です。
このブログは美容室経営者の視点でのボクの考え方、お店やスタッフに対する思い、あとは好きなコトを書いてます
このブログを見てくれた人にボクの事が伝わればいいなって思って書いてます


こんにちは
美容室ロディーナ代表のキッカワです

ボクのお店は今年の6月で丸3年を迎えます

これまではごく普通の町の美容室としてやってきていますが
これから先、10年後もこのまま普通の美容室としてやっていけるかというと・・・

無理なんじゃないかって思っています

普通の美容室というのはヘア、メイク、着付けなどの従来ある形のごく普通の美容室

もちろんこのままでもお客さんとの関係性を築いていけばある程度はやっていけるでしょう

ボクの家族だけだったらね


でも、ボクは従業員を雇用するっていう選択肢を選んだからには、従業員の将来のことも視野に入れてこれからいろんな決断をしなければいけないなと思っています


少し話はそれますが
2030年、今年小学校に入学した子供たちが社会人になった時にその子供たちの約60%は、今現在この世に存在しない職業についてるかもしれない・・・といわれています

このことをどう考えるか

デジタルが急速に発達して、ボクが小さいころには存在していなかった職業が、今は確実に存在しています

美容室だって、ボクが美容師になりたてだった16年前とは比べものにならないくらい技術が発達しました

美容師の技術の発達とともに、ホームカラーだって進化してるし、自宅でカンタンにカット出来るツールもたくさん販売しています

激安サロンも急速に店舗を増やし、美容師の働く環境でさえ変わってきた

もしかしたら、美容室が美容室って業態じゃなくなってることだって考えられる


その状況の中で、ボクが考えた一つも決断は

「美容室でできるコンテンツを増やしていく」って事

ボクのお店は既存客を死ぬほど大切にしています
ですが、お店の発展や従業員の成長を考えたら新規集客もしていかなければいけません

そう考えたとき、この先人口がどんどん減ってきて、少子高齢化って言われている時代に、今まで通りの新規集客は難しくなってくると思っています

お客さんを増やしていかなければいけないのに今までよりも新規集客が難しくなった時、ヘアだけしかサロンにコンテンツがないと、なかなか難しくなってくるんじゃないかなって考えてます

そうなった時、トータル的にきれいになれるコンテンツがサロンに存在したら
ヘア以外でもサロンに来店する理由ができると考えました

もう実践しているサロンはたくさんありますが、これからロディーナでもネイル、マツエク、エステなどのトータルでキレイになれるサロンを目指して発展していけたらなと思っています

美容室のお客さんの平均的な来店周期は2ヵ月間です
その2ヵ月の間でもサロンに来店する理由があったらいいじゃないですか

それがネイルやマツエクやエステなどヘア以外のコンテンツ

そこが上手くいけば、美容室の生産性の深刻な問題も解決できて、美容師の労働環境がかなり改善されてくると思うし、独立を考えていない女性従業員も美容師以外の選択肢も広がるので、子供が生まれた後の働ける環境もできるかなって

独立を目指している従業にも独立のサポートがしやすくなるだろうし
独立を考えいない従業員に仕事の選択肢が増えていいと思う

それと並行して、訪問美容もすこしずつ始めていって、いつかおばあちゃんになって既存のお客さん達が動けなくなった時でも末永くお付き合いができれば楽しいんじゃないかなって思ってます


これから先10年間の取り組みで美容室が生き残っていけるかどうかが決まってくるのではないかなと、中身の詰まっていないスカスカなボクの脳みそをフル回転して、頭から湯気を出しながら毎晩考えてるわけです


だから最近寝付けないんですよねーーーー