音楽教室 ミナトミュージックサロン 公式ブログ -7ページ目

音楽教室 ミナトミュージックサロン 公式ブログ

東京都港区の本格派クラシック音楽教室
ミナトミュージックサロンの公式ブログにようこそ!
♪港区内に全9校舎
♪総生徒数1,600名以上
♪サントリーホールでの発表会
♪東京藝大・桐朋学園などを卒業した優秀な講師陣
♪貸練習室も併設

東京都港区の高層ビルが立ち並ぶ街並みにも春の光が満ち、新年度の幕開けにふさわしいすがすがしさが広がっています!


咲き誇る桜に、新しい制服、まっさらなノート、どこか緊張した面持ちの子どもたちや、そして気持ちを新たにする大人たち。誰もが、またひとつのスタートラインに立っています。

そんな季節には、クラシック音楽がそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。

たとえば、ラヴェルの《クープランの墓》。静かで繊細な音の流れは、心を整え、前へ進む気持ちに力を与えてくれます。
シューベルトの《ピアノトリオ第二番変ホ長調》。哀しみと希望が溶け合うその響きは、新しい道の途中に立つ時に、不思議な安心感をもたらしてくれます。

ミナトミュージックサロンは、総生徒数1,500名を超える、港区最大の音楽教室です。

クラシック音楽を中心に、マンツーマン個人レッスンを展開しています。
また、サントリーホールや浜離宮朝日ホールでの発表会も好評です!

この春、音楽とともに、自分らしい新しい時間を始めてみませんか。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
https://ミナト.com/

皆様、こんにちは。
東京都港区の音楽教室「ミナトミュージックサロン」です。

春分の日も過ぎ、暖かい日々が続いていますね!

そんな春の陽気にぴったりな2曲を、今日は声楽曲とオーケストラ作品より1曲ずつご紹介します!

🌼 シューマン《春の歌》(《リーダークライス op.39》第12曲)
この「春の歌(Frühlingsnacht)」はドイツ・ロマン派の歌曲で、アイヒェンドルフの詩にシューマンが付けたものです。

 

「春の夜に、あふれる想いが抑えきれず胸をいっぱいにする」という内容で、春の喜びと恋のときめきが混ざり合っています。

🎵 冒頭の歌詞

Überm Garten durch die Lüfte
Hört' ich Wandervögel zieh'n,
Das bedeutet Frühlingsdüfte,
Unten fängt's schon an zu blüh'n.

(訳)

庭の上、空を越えて
渡り鳥の声が聞こえる
春の香りが漂い始め
地上にはもう花が咲き始めている

__いかがでしょうか?
優しいメロディーラインに、春のほころびと恋の高まりが絶妙に重なって、とてもロマンチックな春の夜を感じられますね!


🌸 ストラヴィンスキー《春の祭典(Le Sacre du Printemps)》
1913年初演当時は「暴動が起きた」伝説のバレエ音楽。
春というと「うららか」「優しい」イメージが多い中、大地が目覚める原始的な春を、音楽で爆発させています。

内容は「古代ロシアの春の儀式」で、春=命の再生=生贄の儀式という衝撃的なテーマです。
大胆なリズム、不協和音、地響きのような低音。

まさに「生命のエネルギー」が爆発する、ストラヴィンスキーならでは春です。


今日は少し趣の異なる2曲をご紹介してみました。

皆様ぜひ、音楽を楽しむ「春」にしてくださいね!
ミナトミュージックサロンでは、体験レッスンも随時受付中です♪
https://ミナト.com/
 

2025年春は、ミュージカル 映画『ウィキッド』が大ヒットしていますね♪

世界中での公開から少し遅れて、日本でもついに公開されました!

 

ブロードウェイの名作ミュージカルとして、長年愛されてきた『ウィキッド』。

劇団四季でも上演されているので、日本でも大人気の作品ですが、その魅力の一つは、何と言っても心揺さぶる音楽ではないでしょうか?

 

作曲はスティーブン・シュワルツ。

美しい旋律とドラマティックな展開が特徴で、1曲ごとにキャラクターの心情や物語の深みが巧みに表現されています。

 

中でも、劇中で緑の魔女 エルファバが歌う代表曲「Defying Gravity(自由を求めて)」は、音域の広さと力強いメロディが印象的♪
高音への盛り上がりは、歌う人にも聴く人にも大きな感動を与えます。まさにミュージカルならではの醍醐味が詰まった一曲だと思います!

 

ほかにも、グリンダが歌う「Popular」など、作品の世界観を彩る楽曲が満載。

可愛らしさや躍動感、キャラクターの個性が音楽からも感じられ、観る人・聴く人を夢中にさせます。

 

ウィキッドの楽曲は、どれもストーリーと密接に結びついている素晴らしいナンバーばかりです!

 

ミナトミュージックサロンでは、ミュージカルナンバーを取り入れたボーカルレッスンも行っています!

表現力や音域アップを目指しませんか?

 

プロ志望の方から趣味で楽しみたい方まで、レベルに合わせて丁寧にサポートいたします。

映画をきっかけに、憧れのミュージカルナンバーを一緒に歌ってみたい方もぜひお越しください。

 

まずは体験レッスンにて♪
お問い合わせをお待ちしております。

https://ミナト.com/

今週末は卒業式が行われる学校も多いようですね!

2025年春、新たな門出を迎える皆さんにおすすめの、クラシック音楽の名曲をご紹介します。卒業の喜びや感動、未来への希望を感じられる3曲です!

 

1. シベリウス:交響詩「フィンランディア」

この曲はフィンランドの独立を象徴する名曲で、勇ましさと希望に満ちた旋律が特徴的です。特に中間部の「フィンランディア賛歌」は、卒業生が未来へと羽ばたく姿と重なります。

 

2. マーラー:交響曲第2番「復活」より終楽章

マーラーの「復活交響曲」は、絶望から希望へと向かう壮大な作品です。終楽章では、静かに始まりながらも次第に高揚し、最後には歓喜に包まれます。新たな人生の旅立ちを強く後押ししてくれる一曲だと思います。

 

3. フォーレ:レクイエムより「ピエ・イエズ」

卒業には別れの寂しさもつきものですが、フォーレの「ピエ・イエズ」は、静かで優しい祈りのようなメロディが心に染みる名曲です。美しく穏やかな旋律は、友人や恩師との大切な思い出を包み込んでくれるように感じます。

 

ポップスの曲も良いですが、それよりも歴史が長いクラシック音楽には、人生の節目に寄り添う力がありますよね♪

 

ぜひ、卒業シーズンの貴重なひとときを素晴らしい音楽とともにお過ごしください。

 

そして、新生活に向けて体験レッスンを受けてみませんか?

ミナトミュージックサロンでは、ピアノやヴァイオリン、声楽などの各種マンツーマンレッスンを開講しています。 

音楽を学び、新たなステージへ踏み出してみませんか?

 

お問い合わせ・体験レッスンのご予約は、公式サイトより受け付けております。

https://ミナト.com/

東日本大震災から今日で14年が経ちました。

2011年3月11日、東北地方を中心に未曾有の災害が日本を襲い、多くの命が奪われました。

大地震と、それに伴う津波、原発の事故で苦しんだたくさんの人々に想いを寄せ、この記事を書きます。 

 

震災後、日本に勇気と希望を与えてくれたものの一つに音楽の力があります。

「花は咲く」といった復興ソングも耳になじみがある人も多いのではないでしょうか。

 

 私が特に印象的だったのが、世界三大テノールの一人であるプラシド・ドミンゴ氏が震災から約1カ月後の2011年4月、多くのアーティストが公演をキャンセルする中、予定通り来日し、日本への深い愛情を示してくれたことでした。 

 

ドミンゴ氏は東京での公演を決行し、被災者への祈りを込めて、日本語で「ふるさと」を歌いました。 

世界的なオペラ歌手が日本の童謡を歌うその姿に、多くの日本人が涙したことを覚えています。

音楽には言葉を超えた力があり、その旋律は私たちの心に寄り添い、癒しをもたらしてくれました。 

 

故郷を思う気持ち、大切な人々への想いが込められたこの曲が、偉大なアーティストによって歌われること。

それは世界中の人々が日本と共にあるというメッセージでもありました。

 

世界的テノール、プラシド・ドミンゴが、被災者への祈りを込めて「ふるさと」を熱唱!

 

14年が経ち、被災地の景色も少しずつ変わり、復興が進んできました。

しかし、故郷や家族を失った人々の心の傷は消えることなく、今もなお支援を必要としている人々がいます。 

 

ミナトに通っている生徒たちも、多くの子どもの生徒たちが「3.11」の後に生まれており、中学生でも「3.11」は教科書の中の出来事のようです。

だからこそ、私たちは3月11日を忘れず、未来に繋げていかなければなりません。

 

 「ふるさと」の歌詞にあるように、「志を果たして いつの日にか帰らん」。 

日本の「ふるさと」が、これからも希望に満ちた場所であり続けることを願いながら、今日という日を迎えたいと思います。

 

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