今週土曜日6月15日は臨時休診です。
お気をつけください。
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経営戦略に関する面談の依頼 的な仰々しい感じで
M&Aのいわばセールスが結構たくさんきます。
とあるM&Aの上場企業の株をショートしようとしたことがあって
何年か前に構造を調べてみたりもしました。
数年前からの流行りですが
遅れて動物病院業界にも吹き荒れてる感じですね。
(結局ショートはしませんでした)
とある面談依頼にはこう書かれていました。
- 診療施設の増加に伴う競争激化による利益の圧迫
- 多様化するニーズ・高度化する医療技術への対応が難しい
- 獣医療法改正への対応が難しい
- 後継者や獣医師の不足
でも多分的をえてるんじゃないでしょうか?
だからこそ憎たらしいと思われるんでしょうし、実際に同調する患者さんは多いです。
ちなみにいうと僕自身が典型的な上述したような獣医なんですね。
口達者で実力がない。
まあ置いといて
そういう状況下で統合の動きは素晴らしいと思います。
大きなある程度しっかりした運営会社が入ってきて
リソースの部分を補えれば
そこそこしっかりした動物病院は作れると思います。
今までは臨床に関しては素人な企業が多かったですが
今は救急の中村先生のような第一線系の大御所が関われるようになってます。
動物病院業界としてはいい流れじゃないでしょうか。
ところで僕は「そこそこ」いい動物病院を逆手に取りたいと思ってます。
ある程度均質化していくと
細かいところに手が届かなくなります。
自由度もなくなります。
痒いところに手が届くのを良しとする飼い主さんのための動物病院があってもいいと思うんです。
だから自分のとこは
細く長くって感じ
ここだけで肥大する方向性ですし
診察室も2個しか設けてません。
動物病院業は属人性が高すぎるのを理解しています。
だから自分らのできる範囲で
自分らを慕ってくださる飼い主さんのために
できればいいのかなと思ってます。
だからMAには今は興味がないですし
僕の考え方が正しければ
勝手に2手目、3手目が向こうから近づいてくるはずです。
という感じ。