読んでない方は昨日のブログからお読みくださいませ。
シャンプー製剤は有効成分によっても特性が分かれます。
特性は「保湿」「止痒」「角質軟化、抗脂漏」「抗菌・抗真菌」の4つです。
乾燥している場合は保湿
痒みや炎症があるなら止痒
過剰なフケや脂漏感があるなら角質軟化・抗脂漏
酵母様真菌(マラセチア)やブドウ球菌といった皮膚常在菌の増殖が認められる場合は抗菌や抗真菌が成分として含まれるもの。
というようなイメージです。
注意ですが、ここでは一般論としてシャンプーを述べています。
アトピー性皮膚炎の治療にシャンプーはやや古くなりつつありますし
マラセチアなんていう常在菌捕まえてマラセブなんてのも古いと思います。
おじいちゃんたちはすぐマラセチアマラセチア言うけど
マラセチアに両親殺されたことでもあるの?と思います。
何が言いたいかっていろんなところでシャンプーを健康の維持や促進目的、治療目的で勧められて
それを使っているせいで皮膚が逆に悪くなるというパターンが多すぎるように感じます。
ああ、あんまこういうこと書かない方がいいんだよね。
僕みたいな弱小獣医が言ってもあまり信憑性がないので
ならこのチャンネルの動画見とけばいいと思います。
アトピーというより、皮膚についてよくわかります。
さあ話を戻していきましょう。
保湿成分としては主にセラミド関連物質、乳酸ナトリウム、必須脂肪酸、グリセリン、リピジュア、コラーゲン
オフィトリウム、シルクが挙げられます。
止痒成分としてはオートミール、アロエベラ、
角質軟化・抗脂漏成分としては二硫化セレン、硫黄、サリチル酸、セボリアンス
抗菌・抗真菌成分にはクロルヘキシジン、ポピドンヨード、乳酸エチル、ミコナゾール、硫黄、ケトコナゾールなどです。
明日、具体的なシャンプーの商品名を上げていきます。
かかりつけの先生なんかに(健康な子でも)
どんなシャンプーを普段使いしたらいいのかを聞いてみてください。
では。