質入れ | みなとまちアニマルクリニックの「裏」ブログです。

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こんにちは。こちらは「非公式」ブログです。書いている内容は、あくまでも著者の一意見であり、賛否のご判断はお任せします。読み飛ばす程度に呼んでください。僕は自戒のつもりで書いてます。

 

病院のそばにね

 

pickupっていうセカストみたいな

 

ユーズドショップできましたよね。

 

あそこはツタヤ兼書店になってて

 

僕は割と利用してました。

 

無くなって悲しいなと思ってた矢先に出来たので

 

ひとまず足を運んでみました。

 

楽しいすね。

 

値段が再定義されてる日本のレトロものが

 

めちゃくちゃ安く置かれたりして

 

レコードを掘るような感覚で見て回れます。

 

そういやレコードコーナーも充実してたし。

 

で、そこの館内放送で

 

「質入れ」みたいなシステムが強調されていて

 

なんとなく耳に残りました。

 

簡単にいうと持ってるもんを売るんじゃなくて

 

質入れするという形をとって

 

で、お金をもらうんですね。というか借りるのか。

 

最近は値段や市場の動き方に非常に敏感になっているので

 

逆にこうまでしてお金が必要な人がいるんだなとも思いました。

 

そしてそれだけブランドもんを集めれば売れるんだなと。

 

必要の切実さは人それぞれだと思いますけど

 

日本では「真ん中」がいなくなったというのは本当にそう感じています。

 

格差は海外ほどはないと思います。(日本語の問題だけど)

 

今まで一番多かった中流層が下と上に分散したという感覚です。

 

飛行機なんか取るときも僕は腰や副鼻腔炎の関係で

 

どうしてもビジネスとかが望ましいので

 

そこのクラスを取ろうとするんですが

 

むしろそっちから予約が取りにくくなってる感じです。

 

(誤解を生まないように言いますが学生時代や社会人になってからも

 

ずっとエコノミーしかも乗り換え便を使ってました。

 

海外にあまり行ったことのなかった妻は結婚5年目くらいまで乗り換えが普通だと思ってたみたいですし笑

 

ホノルルって遠いね的な。

 

ホノルルじゃなくて乗り換えのためにコナに降り立って屋根のない待合で何時間も本読んで時間潰したり。)

 

会社としてああいうこと(質入れ)を提唱するということは

 

一番手っ取り早く商品(ブランド品)を集められるだろうという打算があるはずですもんね。

 

逆にブランド品をたくさん持っている層を相手に「質入れ」を提案するわけないんだと思いますし。

 

話は変わりますが

 

僕はセカンドハンドでブランド品を購入する感覚自体が

 

すごく日本的だなと思うわけです。

 

セカンドハンドで購入するということは

 

そもそも自分がそのブランド品と価値が見合わないと言ってるようなものなので。

 

でも欲しいというのは、持ち物で相手のステータスを見るのは世界共通ですが

 

自分の価値まで持ち物で定義してしまう

 

なんていうか

 

みんながいいというもんを私も持ってたい、持ってないと恥ずかしいという

 

同調圧力みたいなもんがあるんだと思います。

 

本当かどうかわかりませんが

 

パリの人が数着しか服持たないみたいなベストセラー本が数年前に流行ったじゃないですか。

 

でも確かにパリなんて行くと

 

わかりやすいバッグ持ってる方なんてアジア人くらいしかいないですし

 

「ゔぃとん」「せりーぬ」なんてでっかく書いてある服なんてまさか着れないわけです。

 

自分の好きなもんくらい自分で決めたらいいんじゃないかなと思うんです。

 

別にゔぃとん着てもユニクロ着ても

 

僕なら望月という人物は一切変わりません。

 

どっちでも同じ望月です。

 

僕は古着やRickowensというブランドが大好きです。

 

一般の方は多分ただの黒い服に見えるでしょう。

 

ちなみに値段を比較すると一流メゾンと変わりません。

 

というか多分DiorやCELINEより高いです。

 

気分の高揚のために休みの日はRickを着ます。

 

タグもブランドロゴもなんもついてない服です。

(というかアンチそういうものなブランドなので)

 

今日は自分はRickを着てるんだという高揚感以外に

 

なんも得るもんはありません。

 

単純に好きなもんを着てるだけです。

 

第3者の介入はありません。

 

ちなみに第3者的な視点でいうと変な服という点で多分マイナスです。

 

ここで言いたいことは別に高いもんやブランドもんを買うことを非難しているわけじゃないということです。

 

でもそれって本当に好きで買ってるもんなの?

 

と思うわけです。

 

高いなら高いなりに吟味します。

 

僕ならRickのルックがローンチされたら何回もみて吟味します。

 

欲しいもんのないシーズンもあるわけです。

 

購入したもんは死なない限り思い出と一緒に大事にできるわけです。

 

第3者にアピールすることが目的であろう

 

流行のブランドもんを

 

皆んながこぞって買う必要はないよ思うわけですね。

 

お金の余裕にかかわらず。

 

質入れしなきゃいけないくらい

 

セカンドハンドじゃないと買えないくらいというのもなんだかなあと思うわけですが

 

どこの都市に行っても長蛇の列ができてるエルメスに並ぶ

 

ハイブラおじさまおばさまもなんだかなあと同じように思います。

 

うちの親父なんか典型的にそれで

 

MONCLERとかPLADAとかデカデカと書いてある洋服を着たりしてるのをみて

 

こんだけ宣伝してやってんだから広告料くれってブランドに聞いてみたら?

 

多分願い下げだと断られるけどと思うわけです。

 

でもここまで書いてみてね

 

本当にみんな好きで好きでたまらなくて買ってたらどうしようと思うわけです。

 

それだったら僕がなんだかなあと思うこと自体が超失礼に当たるわけで

 

自分の好きなもんくらい自分で決めなよという意見に真っ向から矛盾するわけです。

 

そしたらすみません。

 

でもさあAMEBAのこのブログとかだって

 

TOPページに出てくる記事なんか半分以上は

 

そういうブランド系記事よ。

 

誰が何買ったとかどうでもいいじゃん。

 

僕の渾身の学術記事(そうでもない)が15いいねで

 

アレクの記事が数千なんておかしいだろと笑

 

というような感情のチリツモですね。

 

こういうとこを思うと

 

犬猫は本当に平等なんですね。

 

僕らの杓子定規に当てはめて

 

そこから逸脱しても可愛いじゃないですか。

 

足が短いから可愛い、鼻ぺちゃだから可愛い。

 

バカだから可愛い、やんちゃだから可愛い。

 

あれ?実はみんな自分の「好き」を作れてるんです。

 

動物に教えられることは多いです。

 

そして僕は今まで動物病院にかかった人の中で

 

悪態をつく人はいても

 

心から自分の子なんてどうでもいいと思う方はいなかった。

 

そういう意味では救われますね。

 

そして犬猫は自分がどういう外見であれ

 

自分がどんな人と生活しているのであれ

 

それで自分を変えることはありません。(変えられてしまう事はあっても)

 

正々堂々としてるじゃないですか。

 

ああいう風にいきたいですよね。

 

なんででも言いますが動物から学ぶことは本当に多いです。

 

 

 

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