以前、このブログに、衝動にかられた自分を抑制するには、過去の「負の感情体験」が役に立つ、ということをかいたと思う。
自分自身のゲーム依存体験とあわせて、上記のことを書いてみたい。
わたしは、現在パソコンでのピグのゲームは、ほとんどしなくなっている。
「依存すると、生活に支障が出てよくない」という理性判断、意志の力で行動を抑制できているのではない。
(いつも流される人間で、意志はよわいほう)
負の感情体験を思い出すことで、意志はよわくとも、無理なくPCのゲームから遠ざかった。
もう、ずいぶん前だけど、会社で残業していた夜、ふとピグの部屋にいるペット・ネコを思い出し、えさをあげなくては…と、職場のパソコンからアメーバに行った。
そこで偶然、友達と出会い、そこから、延々とあそび続けてしまった。
そのとき、わたしは事務所でひとりだった。
でも、ふと気づくと、同僚がもどっており、あそんでいたPC画面をみられてしまった…
その人は「あそんでるー!」と驚いていたが、上司ではないので、とがめたりはしなかった。
しかし。。。状況的には本当に恥ずかしい感じ
なんのために仮想世界にあそびにいくのだろう?
私の場合は、日常を一瞬でもわすれたいから。
いわゆる「現実逃避」だけれど、ずっと逃避できるものでもない。
逃避先で気晴らしして、また現実にもどりたい。
どっちが大事かといわれたら、もちろん現実生活が大事。
それなのに、戻った現実世界で、『ゲームにかまけて仕事をサボっている人』だと信頼を失うのは、痛すぎる。
このときの感情を思い出すことで、PCであそぶ回数が減った。
そしてモバイルにスライド(;^_^A
(あそび場所が変わっただけなのか…)
モバイルゲーム・バータウンは、私の欲求を満たしてくれるすばらしい遊び場所だった
この仮想世界では、朝でも、真っ昼間でもバーに入店できる。
ここで私が飲み干したカクテルの量を、リアルで消費していたら、とっくにアルコール依存症になってるくらい飲み倒した。(仮想でよかったー)
からだをこわすことなくお酒を飲めて、精神的な喜びは残る。
のみ終わった後、自分のピグが、ヘンなセリフを言うのが恥ずかしかったのだが、やがてセリフは変更できることに気づいた(遅っ)
PCのピグの部屋の伝言みたいな感じで、友達と会話できるところが、すばらしい。
あと、自分のお店には、メッセージボードがあって、ブログのコメント欄のよう。
(本人以外にも書き込み内容が公開されている)
ふつうは、「○○さん、ごちそうさま。またくるね」みたいな書き込みが多い。
ある日、訪ねたバーのボードに、お叱りの言葉が書いてあるのを目撃!
『あなたは、イベントに参加する気もないくせに、なぜチームに入ったのですか?みんなの迷惑でしょ』というような書き込みだった…
うわぁぁぁ、自分に言われたような気がした。
そのとき、バータウンでは、新しいイベントが始まろうとしており、私は参加したい気持ちは大ありだったが、イベント参加で自分のゲーム依存が強まることを危惧してもいた。
偶然みかけたこの書き込みがもたらした負の感情。
これが、すごい抑制力となり、イベント参加を断念。
イベントに参加意志がある人は、チームをつくり、新しいイベントがはじまった。それを傍観するかたちになるんだろうなーと思っていたところ、『一人チームでも参加可能』という説明文を発見!!
「一人」なのに「チーム」という表現はヘンだが、このイベントはチームで参加することが前提なので、単独参加することを、そう呼ぶらしい。
わたしは、うれしくなって、「まったり」という名前の一人チームをつくり、イベントに参加した。
「一人より、複数でチームを作る方が、ゲーム進行が有利です」という説明は事前にあった。
いいの、いいの、そんなことは。
まったり参加できる道筋が存在していただけで十分しあわせ
しかし予想通り、わたしのゲーム進行はスローペースとなり、知り合いの人達から同情された
でもね、一人チームでないと味わえない醍醐味もあったよ!!
イベントに参加した人たちには『チームのお部屋』があたえられる。
ひとりでも、あたえられるので、わたしは毎日「まったり(私のチーム名)のお部屋」に行った。
そこには『あるがまま』でいられる、すばらしい装置があった!!
それは、チーム内の成績発表。
いつだって「1位 みなみ」と表示されている!
ここで1位ということは、ビリでもあるんだけど、そんなことはどうでもいいの。
対がないのが、あるがまま。
絶対評価のよろこび。私は、いつでも1位。
その幸せに酔いしれているので、全体での成績がわるいことなんか、ほとんど気にならない。
さらに、「チームの掲示板」というのも存在する。
ひとりしかいないのに、書き込む人などいるのだろうか?
私は書き込んだ。(せっかく用意していただいているんだものね)
お釈迦さまが、おっしゃったという有名なあの言葉。
天上天下唯我独尊
↑この言葉「いばっている」と誤解されがちですが、ほんとうは、『この世のなかで、みんなそれぞれ、かけがえのない尊い存在、尊い命』という意味だそうです。
なんだか「衝動をおさえる」方向のことばかり書いてしまったので、最後に「衝動を尊重する」ことでゲーム依存しない例について書く。
その人は、わたしとおんなじゲームをしている方だけど、最近体調をわるくする出来事があったみたいで、今までみたいに熱心にゲームできないんだろうなーという空気が漂っていた。
おかげんがわるいんだろうか?アメーバブログもかいている人だったので、そっと見に行った。
そしたら…鬼のように仕事をしていた!
そのひとのお仕事の内容は、表現活動が主で、おそらく、表現に関する衝動が湧くから、体調わるくても仕事になっていくんだろうなーと思った。
えらいです、○○さん。
仕事と体調不良をやっつけたら、また仮想世界で、あそんでくださいね