ここのところ、自分の周辺で不幸が相次ぎ、心が折れそう…
心臓の手術を受けて、数日後の叔父が旅立ってしまいました。
主治医からは、生活の質をよくするための手術です、と言っていただき、迷っていたけれど手術を受けることを決心した叔父。
天皇陛下が、よくなられたみたいに元気になって!と言ったら、力づよく手を握り返してくれました。
集中治療室から一般病棟にうつれそうだと、看護師さんがいってくださって、昨日笑顔で別れたあと、容体が急変し、かえらぬ人になってしまいました。
終戦の年生まれ。
とっても、おしゃれな人でした。
ずーっと独身をとおしていました。
あの、おしゃれさんに、いちばんお気に入りだった服をきせてあげなきゃと、おじちゃんの妹さんが、マンションに服をとりにいき、わたしは、写真をさがしてと頼まれました。
遺影にする写真をさがすなんて、はじめてで、泣きながらさがし、一番すてきだと思った写真は「今より若すぎるからダメ」と言われ…
結局、いちばん最近、一緒にコンサートに行ったときの写真に決まりました。
知り合いのシャンソン歌手の方が、震災復興を願って企画されたコンサート。
あのときも、おしゃれさんだったね。
さよなら、おじちゃん。
いつまでも私たちの心のなかに。いっしょにいてね。