(前回記事)

「死ぬなら、がん」;医師たちが言う
2024-01-29

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12838499757.html

 

(今回記事)

 今回の裁判では、個人の見解は相違すると思う。

そもそもが、日本の政治家連中が、安楽死に関しての法整備を放棄していることに起因する。

 

 日本の政治家連中は、当選した瞬間から金集めに走り、今回の能登の地震対応でも岸田や石川県知事 馳浩(はせ ひろし)のチンタラ対応で明白なように他人事である。

 

ようやく初のプレハブ型仮設住宅が1ヶ月もかかって1月31日に輪島に僅か18戸完成、珠洲も6日に40戸完成予定。

中国を見習うべしである。中国・武漢市では、ベッド数1000の病院、火神山医院がわずか10日間で完成したのである。

 

※長方形の箱の横並びと積み上げである。これだけの機材を直ぐに用意できるということは、中国政府の災害に対応した準備が常時為されているということである。

(こちらのユーチューブも)
https://www.youtube.com/watch?v=OWp6vSHFG4M&t=56s
 

さて、本題

「医療に見せかけて殺害」医師に懲役23年求刑 弁護側は「憲法違反」と無罪主張 ALS嘱託殺人裁判
2024/02/01 京都新聞

https://nordot.app/1125627316385136832?c=899922300288598016

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う女性から依頼され、薬物を投与して殺害したとして、嘱託殺人などの罪に問われた医師大久保愉一(よしかず)被告(45)の裁判員裁判の論告求刑公判が1日、京都地裁(川上宏裁判長)で開かれた。

検察側は「医療に見せかけて殺害しており、完全犯罪をもくろんだものだ」として、懲役23年を求刑した。同日午後に結審する見通し。

 起訴状などによると、知人で元医師の山本直樹被告(46)=医師免許取り消し=と共謀して2019年11月30日、ALSを患っていた京都市中京区の林優里(ゆり)さん=当時(51)=の自宅マンションで、林さんから頼まれ、胃にチューブで栄養を送る「胃ろう」から薬物を投与し、急性薬物中毒で死亡させたとされる。

 検察側は論告で、大久保被告について、医療知識を悪用して高齢者や障害者らを殺害することに関心を持っていたと指摘。

今回の事件も「死にたいと願う難病患者は積極的に殺害するという思想の実践として行ったものだ」と述べた。

 林さんは死期が迫っていなかったとし、当日も詳しく検査することもなく、短時間で自ら殺害行為に及んだと指摘。

事前に130万円を送金させるなど、「いわばビジネスとして実行した」とした。その上で「林さんは生きたいという希望も持っていた。その希望、生命を断ち切った結果は重大だ」と非難した。

 林さんの父親は読み上げられた意見陳述書の中で、「優里は亡くなったのではなく、亡くならされてしまった。悲しい現実をもたらした医師2人を心底恨みます」と心情を明かした。

弁護側はこれまでの公判で、林さんの願いを実現した被告の行為に嘱託殺人罪を適用することは、個人の尊厳や自己決定権を保障した憲法に違反するとして、無罪を主張。

「自分の生き方を決めることが憲法で保障されるなら、その最期を決めることもできるはずだ」などと訴えていた。

 大久保被告は山本被告の父親を殺害したとする殺人罪にも問われている。

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ある老人の死;安楽死
2024-07-06

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12858884706.html

安楽死を望むならスイスへ
2024-02-05

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12838883775.html