(前回記事)

心の履歴(223) 
コソ泥はハイエナに変身
2021-11-15 (2010/01/15 著)

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12710175757.html

 

(今回記事)

心の履歴(224)

皆 「がんばる!がんばる!」
2021-11-15 (2010/01/18)

時代はメンテナンス365日対応へ。

我社(CMU)も土曜と日曜にメンテナンス受付並びに対応。

事務所には休日二人出勤。一人がクレームの電話を受け、もう一人がメンテナンスで顧客訪問です。

然し、大半の商店は休みなのです。
一日に入るクレーム数は、二件~三件。

倉庫で持ち帰っている機器の修理をしようにも、それでは電話を受ける事が出来ません。


広い事務所に一人きり。
やはり、し~んとした事務所は休みモード。
社員が勉強をする気なんて到底起こらず。

そこで、自宅からマンが本を洗濯物入れ籠に詰めて事務所に置きました。

無論、横光の「三国志」63巻。


それに、ちばあきおの「プレー・ボール」17巻です。



社員の休日出勤は、月に二日。
合計80冊ほどですから一度読み終えたとしても、再度最初から読んでも面白いのです。

 



この二つのマンガを何度も読み返す内に、本人の知らず知らずの内に、熱き心が育って行くのが分かりました。

話す言葉が日に日に違って来ると言っても過言ではありませんでした。常に、前向きでした。

彼等が学んだのは、

「三国志」では、「戦略・戦い・決断・友情・非情さ・リーダー」。
「プレー・ボール」では「努力の継続・工夫・一生懸命・リーダーとは」ですかね。

私は「プレー・ボール」の主人公谷口君の姿が今でも好きです。

「がんばる! がんばる!」

    ☆

処で、マンガの威力は凄いですね。

『週刊少年ジャンプ』に連載の高橋陽一のサッカー漫画「キャプテン翼」

中田英寿や川口能活が、このマンガを読んでサッカーですね。
欧州では、フランスのジネディーヌ・ジダン、イタリアのフランチェスコ・トッティ等も、このマンガが契機でサッカーを始めたのですね。

昨今で興味深いのは将棋と囲碁のマンガですね。

将棋では、

「3月のライオン」(羽海野チカ作 白泉社「ヤングアニマル」連載中 2007年~)


「ハチワンダイバー」(柴田ヨクサル作 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載中 2006年~)


「しおんの王」(原作かとりまさる(元女流棋士林葉直子)・作画安藤慈朗 講談社「アフタヌーン」連載 2004~2008年)


囲碁では、


『ヒカルの碁』(ほったゆみ作 集英社「週間少年ジャンプ」に掲載1998~2003年)



ソニーと任天堂のゲームよりも、こちらの方がお子さんの思考回路は育成されるでしょう。

  ☆

他方、20代の彼等は可愛かったですね。
一つ一つの事柄が起きて、その都度、彼等の変化が窺がえますからね。

自分の子供みたいなもの。
もしも私の二十歳の時に子供を設けていたとしたら、丁度、彼等ぐらいの年頃ですから。

アフター5には、彼等を度々近所の千田廟公園(せんだびょうこうえん)はす向かいの焼肉屋桃太郎に連れて行きました。

 



当時は、まだ会社の経費で彼等に焼肉を食べさせる余裕が無かったから、ポケットマネーです。

一回の支払いが三万円弱。
在任1年9ヶ月で、100万円の貯金通帳がほぼゼロ。

この焼肉代金です。

その代わり、皆が私の自腹だと知っていましたから、皆が、「がんばる! がんばる!」でした。

 

つづく

 

心の履歴(225) 
新幹線で校歌を歌う社員旅行
2021-11-16 (2010/01/19 著)

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12710490008.html
 

『心の履歴』40代広島常務編 目次
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12707569160.html