ここではガムや清涼飲料に含む人工甘味料アスパラテームの1964年以降の歴史が述べられていますがそのうちの一部を抜粋。
(前回記事)
飲食物リスク(4)ダイエットで脳に穴があく
2020-01-08
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12565412639.html
本文
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GD Searle approached Dr. Harry Waisman, Biochemist, Professor of Pediatrics, Director of the University of Wisconsin's Joseph P. Kennedy Jr. Memorial Laboratory of Mental Retardation Research and a respected expert in phenylalanine toxicity, to conduct a study of the effects of Aspartame on primates.
The study was initiated on January 15, 1970 and was terminated on or about April 25, 1971. Dr. Waisman died unexpectedly in March, 1971.
霊長動物に対するアスパルテームの影響に関する研究は1970年1月15日に始められ、1971年4月25日ごろに終了した。
研究者のWaisman博士は、1971年3月に突然死んだ。
(私見)理研の笹井芳樹氏同様、殺された。
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Seven infant monkeys were given Aspartame with milk.One died after 300 days.Five others (out of seven total) had grand mal seizures.
7匹の幼児猿にミルクに混入したアスパルテームを与えらた。そのうちの1匹は300日後に死んだ。残る6匹の内、5匹は大発作を起こした。
(注)猿の脳がアスパルテームにやられ、脳に穴があいた。
The actual results were hidden from the FDA when GD Searle submitted its initial applications (Stoddard 1995a, page 6; Merrill 1977; Graves 1984, page S5506 of Congressional Record 1985a; Gross 1976b, page 333 of US Senate 1976b).
実際の結果はFDA(食品医薬品局)から隠蔽された。
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Neuroscientist and researcher John W. Olney found that oral intake of glutamate, aspartate and cysteine, all excitotoxic amino acids, cause brain damage in mice (Olney 1970).
神経科学者及び研究者ジョン·W·オルニーは、グルタミン酸(例、味の素)、アスパラギン酸およびシステイン(すべての興奮毒性のアミノ酸)の経口摂取は、ハツカネズミ(オルニー1970)の脳損傷を引き起こすことがわかった。
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In August of 1970, GD Searle conducted two 78-week toxicity studies on rats for what was to become a best-selling heart medication,
1970年の8月に、GDサールは、ベストセラーの心臓薬物治療となるべく、ネズミを対象として、78週間、二つの毒性研究を行なった。
Aspartame.One study was conducted at GD Searle and one at Hazelton LaboratoriesIn March 1972, the rats for autopsied and the pathology slides were analyzed.
1972年3月、ラットの剖検および病状スライドを分析した。 結果確認のために、GDサールは、バイオロジカル・リサーチ株式会社ボード認定病理学者ジャクリーンマウロ博士へスライドを送った。
For confirmation of the results, GD Searle sent the slides to Biological Research, Ltd. where board certified pathologist, Dr. Jacqueline Mauro examined the data.She discovered that the drug appeared to induce tumors in the liver, testes, and thyroid of the rats.The report submitted to GD Searle by Dr. Mauro was known as the MBR Report.
彼女は薬物がラットの肝臓、精巣、甲状腺に腫瘍を誘発することを発見。 博士マウロによってGDサールに提出レポートは、MBRレポートとして知られていた。(以下省略)
以下の記事も以前にそのURLを紹介していましたが、改めてその中の一部を抜粋して掲載します。
『アスパルテーム』 最も論争をよんでいる人工甘味料
http://www.thinker-japan.com/aspaltame.html
そもそもの始まりは、サール薬品の研究者が胃潰瘍の薬を開発中に偶然ある化学物質が強力な甘みを持っていることを発見したことから研究が始まったといわれています。
当時、ハリー・ワイズマン博士やジョン・オルネイ博士の研究から、アスパルテーム中のフェニルアラニンが霊長類にてんかんを引き起こしたり、アスパラギン酸が子ネズミの脳に穴をあけたりすることをサール薬品の幹部は事前に知っていました。
しかし、あろうことか、その実験結果を秘匿して、1973年に食品添加物としてアスパルテームの認可をFDA(食品医薬品局)に申請します。
しかし、安全性を懸念する消費者団体の反対運動や危険性を指摘する科学者の意見もあり、申請は却下されました。
その後も、FDA(食品医薬品局)の調査部門にその隠蔽していた事実が暴(あば)かれ、実験方法の杜撰(ずさん)さやデータのねつ造の数々が明るみになり、8年間アスパルテームが認可されることはありませんでした。
しかし、サール薬品がドナルド・ラムズフェルトを最高経営責任者に迎えると事態は急変します。
ドナルド・ラムズフェルト氏は、1970年代のフォード政権で国防長官を務めていた人物です。
(画像)悪魔の代理人・ドナルド・ラムズフェルト氏。
タミフルといい、悪魔の代理人・薬屋ラムズフェルドは商売が上手い。彼は、国防長官を退官した後にサール薬品のCEOに就任しました。
また当時、彼はフォード政権からレーガン政権へ変わるときに政権移行作業チームのメンバーも務めていました。
その彼が、レーガン政権下におけるFDA(連邦医薬品局)局長を指名しました。新しく指名されたのは、アーサー・ヘイズです。
そして、1981年にレーガン政権が誕生した翌日 、サール薬品は再びアスパルテームの認可申請を出しました。
そこで、新しく就任したばかりのFDA局長アーサー・ヘイズ氏が、長年禁止されていたアスパルテームを一転して承認します。
これはラムズフェルト氏が、政治的立場を利用して可能にしたことだったのです。(中略)
ここにひとつの面白い調査があります。
米・ノースイースタン・オハイオ医科大学のラルフ・G・ウォルトン医学博士(精神分析医)がアスパルテームをめぐる論文の全てを検証しました。
そのうち、アスパルテーム製造企業から研究費を出資された研究機関の74論文すべてが、「アスパルテームは安全である」と結論しています。
(注)金で研究機関の多くが買収されている。これは日本でも同様。東電や医薬品メーカーから多くの大学や研究室などが買収されている。
特に日本の東大を始めとする大学の医学部、並びに附属病院の大半は、医薬品業界から研究費を貰うために、臨床データや研究論文の捏造は常時のことです。
●金(かね)でデータや論文を改ざんした大学医学部と大学付属病院名。金を貰いさえすれば、死亡や障害を起こした新薬でもデータを改ざんし安全とする。
東大・京大・千葉大・京都府立医大・慈恵医科大・滋賀医科大・名大・大阪市立大等の医学部と教授とその附属病院。
●具体例の一つを抜粋
ノバルティス ディオバン(バルサルタン)臨床研究データ捏造疑惑 5大学://diovan-novartis.blogspot.jp/
金額は、京都府立医大が3億8,170万円、名大が2億5,200万円、千葉大が2億4,600万円、東京慈恵医大が1億8,770万円、滋賀医大が6,550万円。5大学の合計額は11億円を超えた。
それに対して、その他の独立研究機関の90論文のうち83論文が「アスパルテームは脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」と結論しています。
また、「安全であると」結論した独立機関7つの研究のうち6つはFDA(連邦医薬品局)によって行われたもので、これらの実験に関わった多くのFDAの職員は、実験の直後にアスパルテーム製造企業に職を得ています。
これは、政治と企業の癒着-“天下り”以外の何物でもありません。
(以下省略)
つづく
(これまでの記事)
飲食物リスク(1)レモン果汁に溶けるプラスチック皿
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12564469780.html
飲食物リスク(2)食品を包むラップ類のリスク
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12564735532.html
飲食物リスク(3)食品容器と化粧品で消えていく男性
2020-01-07
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12565299119.html
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