一気に寒くなったはずです。

西から雨雲が押し寄せて来ました。

これは大変なことに。

直ぐに立ち上がります。

 

(これまでの記事)

帰郷日記(1)紅葉の栗駒山➀登山開始
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12534310390.html

帰郷日記(1)紅葉の栗駒山②一瞬輝く紅葉
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12534527855.html

 

 

 

処が、南方向に振り返ると、眼下に雲の間から日差し。

雲が流れる。

夢中でシャッターを切る。

 


 

でも、やはりこの頂上付近では、もみじは既に枯れ、終わっていました。


午後3時20分、分岐点から下山開始。
栗駒山全体は雲で陽が当たらず。

帰路の紅葉は諦めていました。

 

 

頭上は依然と雲。

だが、栗駒山中腹には西日が差して来ました。

 

 

数歩 下っては、溜息! 
再度、数歩 下っては、溜息! 
雲が流れ、数歩進むごと日陰と日差しが交互する。

 

 

都度感嘆とため息。
この繰り返しでした。

 

 

3時51分、頭上に雨雲! 

ちょっとしぐれる。

 

 

でもカッパは持っていません。
ジャンパーには防水スプレーをしているのですが不安。

 

3時56分、遂に西の剣岳の山端に陽が落ちます。

 

 

慎重に恐る恐る下山。
何しろ、昨日の雨で道は濡れている。
雨と時間が気になり、ちょっと歩を早めたら、二回尻もち。

 

 

4時8分、下方の栗駒山中腹に再度陽が差し込みました。

もう見れないと諦めていたのに。

 

 

度々立ち止まりました。

あァ、この光景、一人で見るのはもったいない。

 

午後4時45分。
山の端に丁度陽が落ちたところ。
須川高原温泉の赤い屋根とその向こうの栗駒山荘の黒い屋根が見えほっとしました。

セーフ。

 

 

 

午後5時、須川高原温泉の露天風呂へ。

 

 

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この記事をヤフブロに掲載したのが、2008年10月。

当時は、栗駒山の紅葉で検索するも、紅葉の栗駒山は10件前後。

でも、今、検索するとわんさか出てくる。

SNSの普及が為せる業ですね。

 

尚、ヤフブロでのこの記事は、以降、結構閲覧されました。

誰かが栗駒山に登山する参考記事として紹介したからです。

 

(栗駒山地図)

この記事は秋田県横手市(十文字町)からの登山コースでしたが、岩手県一関側の東から頂上への登山コースもあります。

地図:マピオン

                      おしまい