もう東北では紅葉シーズンに入っているのに今秋は何故かテレビで紅葉の放映をしないので11年前のヤフブロの記事(2008/10/17)を再度このブログで掲載する。
秋田・岩手・宮城の三県にまたがる栗駒山。
山登りなどは小学校時代の遠足以降無縁でしたが、
2007年、須川高原温泉ホテルに一泊し、
翌朝、登り始めるも、途中でリタイヤ。
何せ二日酔い気味に朝食での地元牛乳を
意地汚く三杯も飲んだのがたたったらしく、
胃袋が空になるまで吐き続けた。
更に、肩から腕にかけては1円玉位の大きさの着色なしの腫物。
隙間なくボコボコと出来ている。
二日酔いに疲労が重なり、どうやら免疫細胞の弱体化で
アレルギー反応が出たようだ。
これ以上登ると倒れる。
急遽、下山。
だが、ホテルに帰ってロビーで一時間ほど休憩したら跡形もなく消えていた。
翌年の2008年10月11日、リベンジ。
朝に本荘を出発。
予定では遅くとも11時半には登山開始なのだが、
法体の滝に寄り道したから須川高原温泉ホテルに予定より1時間遅れで到着。
ここで急いで昼食のカレーライスを食べ、
ペットボトルのお茶とスポーツ飲料を購入し、
12時45分、登山開始。
目指すは無論天狗岩経由栗駒山頂上。
一般人なら上り2時間。下り1時間半コース。
実は、大阪の自宅から栗駒山の地図等一式を持って来るのを忘れ、地図無し。
と言っても頭に地図等は記憶として残っていたからそんなに不安はなかった。
画像は須川高原温泉ホテルの赤い屋根が右下に。
然し、然し、家族連れの幼稚園児二人。
どんな坂でもすいすいと当に駆け上がる。
途中の岩ごろごろの小川でもちょんちょんと飛び跳ねて渡る。
昨年のお盆にリタイアした場所はここでした。
地図④地獄谷付近。
仰ぎ見る栗駒山の頂上。(地図⑦)
実は写真の右にかすかに見える天狗岩まで行ったのに
頂上まであと僅かな地点で引き返した。
地図を持たなかったから・・・・。
時間が無かったから・・・・。
昭和湖(地図⑤)着は1時間後の午後1時45分着。
ここでも一休み。
と言っても、ここまで何度休み休みに登ってきたことか。
この登山道は一段の高さのまちまちの階段の連続。
20段ほど登っては休憩の繰り返し。
私には死にそうなことよ。
昭和湖からは、私には絶壁に見えるこの登坂路。
こりゃ、去年と同じく、途中でつぶれる・・・・・。
私を追い越す人、すれ違う人は高齢者夫婦のペアーが大半。
皆さんリュックに登山靴で平然と上り下りしている。
ショルダーバックにウオーキングシューズは私のみ
日頃、株取引で昼夜を問わず、パソコンとにらめっこ。
運動不足が・・・・。
反省してももう遅い。
ようやくこの急坂を上がり、出るのは「はぁ~はぁ~」の息のみ。
少年老いやすく、老いて万策尽きる、という感じかな。
ここでも一休み。
微かにコオロギの声がする。
だが、私に耳には、童謡「虫の声」での「キリキリ」とは聞こえない。
寂し気に「コロコロ」とだ。
お日さまの光を私が直接浴びたのは、
須川高原温泉からの登りしなの一瞬と
昭和湖の手前での一瞬だけ。
この一瞬の時の画像は次回記事に掲載。
ナナカマドを眺めては一休み。
この赤い実に真白き雪がふわりと積ると、
札幌の南19条大橋を東に渡った環状通りの並木道だ。
つづき
帰郷日記(1)紅葉の栗駒山②一瞬輝く紅葉
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12534527855.html
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