「牛乳は飲むな 飲ますな その③」です。
この記事は、2012/4/26(木) にヤフブロに掲載した拙稿です。

掲載当初から約2年間はこれらの牛乳のリスクに関しての記事に多くの訪問者があった故か、多くのブロガーが同種の記事を掲載しました。

 

この牛乳のリスクについては、がんになっていない人は無視しているのが現状です。よしんばがんになった方も無視している方を多く見かけます。

 

或いは、罹患後、数十冊、或いは100冊以上のがんに関する本を読まれた方もいらっしゃいますが、食生活は罹患前と変わらないことに驚かされます。本で知識を吸収したことが目的で満足しているのでしょうか。

 

ひょっとして、バターやチーズ、ソフトクリーム、ショートケーキの原料は牛乳であるとの認識が無いのか、それとも、がんを勢いづかせることを知っていながら麻薬の様に止められなくなっているのかもしれません。

 

* --- ** --- * --- ** --- * --- ** --- *--- ** --- * 

先ずは、下のグラフを御覧下さい。
 

牛乳を飲んだ後の小水には『女性発情ホルモン』が沢山含まれる。(三省堂 大辞林)
 
この牛乳を男女区別なく幼少時代から飲み続けているわけですから、女の子はどうなっているか、男の子はどうなっているか、想像がつくでしょう。

 

女の子は早熟で胸と初潮が早まり、男の子は精子数が極端に少なくなり、或いは胎児の時から陰茎が消えた場合もあります。
 
下記のグラフで、白の棒グラフは牛乳を飲む前の、黒の棒グラフは牛乳を飲んだ後の、それぞれ種類ごとの発情ホルモンの増加量を示します。

 

※以下の三種のホルモンを総じてエストロゲン(又はエストロジェン)(女性発情ホルモン)と称す。

 

牛乳飲用後の尿中に含む発情ホルモンが何と5倍前後に増えていることがお分かりでしょう。

 

説明1)エストロン 0 3 [estrone]
発情ホルモンの一。卵巣中で生成される。
 
説明2)エストラジオール 6 [estradiol]
卵胞ホルモン(発情ホルモン)の代表的なもの。生体内でエストロンおよびエストリオールになる。女性ホルモン剤として広く用いられる。エストラジオール-17β
 
説明3)エストリオール 5 [estriol]
発情ホルモンの一。エストラジオール-17βやエストロンから変化したもので、ホルモン作用は両者より弱い。(上記語句の解釈文は、三省堂 大辞林より)
 

上に掲載したグラフを念頭に、以下、各文献を抜粋したものを掲載します。尚、要所要所を抜粋したもの故、前後の文脈が合わない場合は悪しからず。
    ◆       ◆       ◆
 
乳がんとの熾烈な戦いの後に手にした勝利の実話です。
 

【「乳がんと牛乳」~乳がんはなぜ消えたのか~】
 
乳製品を完全に断ち切ることで再々発・転移を繰り返す乳癌を克服した本。ジェイン・プラント教授 女性 1945年生れ 英国

 

1987年42歳で乳癌。乳房切除。
以後4回再発。1993年鎖骨上リンパ節に転移。
一切の乳製品を断ち切り完治。
この本は、15カ国に翻訳され、400万部販売。
 
以下、この本から要所要所を抜粋。
 
ほとんどの病気は豊かな人よりも貧しい人たちに蔓延していた。
だが、女性の乳癌と男性の前立腺がんは経済的に恵まれた人達を襲う。事実、中国では乳癌を俗語で「富貴婦病(金持ち女の病気)」と言われていた。

 

乳癌は20~40代の子供を生める年齢の女性を襲う。
更年期前の乳癌の発端は恐らく思春期にある
 
思春期では初潮に先立って胸が膨らむ。
乳腺細胞が急激に分裂・増殖するからだ。
 
この分裂の時に、DNAの複製エラーが起こる
これが乳癌の発端で体内に潜み、僅かながら増殖していく。
 
その乳癌の急激な膨張の原因は牛乳乳製品
牛乳とは、一日に1kgも成長するための牛の乳児用ミルク。
 
このミルクの中には、大量の成長因子とホルモンが入っている。このような強力な液体を子牛ではなく人間の大人が飲んだらどうなるのか。

 

体内では異常事態が発生する。
体内に潜んでいるがん細胞が異常に増殖する。
 
文部科学省も厚生労働省も牛乳・乳製品を飲ませようと必死である。だがこれは逆に乳癌などを増やすための努力をしているに等しい。
 
その一方で、マンモグラフィーで乳癌の早期発見を謳っている。
「早期発見・早期治療」の日本の癌対策は「もぐら叩き」である。
 
『マンモグラフィィーでの乳癌検査では、逆に乳癌を促進する!』

日本の乳癌は40歳代後半の女性に多い。


この年齢層は1960年以降生まれで、幼い時から牛乳・乳製品に親しんできた、いわゆる「牛乳世代」である。
 
現代に酪農では、妊娠中の牛からも搾乳している。この場合は血中の卵胞ホルモン(エストロジェン)と黄体ホルモン(プロジェステロン)の濃度が高くなる。
 
従って、これらの妊娠中の乳牛から搾った乳汁には、これらの女性ホルモンが多量に含まれる。
 
 彼女はどのようして乳癌を克服したのか。
牛乳・乳製品(ケーキも含む)乳牛肉の摂取を一切やめる

 

やがてリンパ節のがんが小さくなり消滅。
以後、15年間一度も再発無し。
 
    ◆       ◆       ◆
 
次の母親のケースも、自閉症の原因が、牛乳・乳製品・麦であることを発見し、無事、お子さんが全快した記録です。
 

 『自閉症および広汎性発達障害のミステリーを解く』
-調査そして答えを発見した母親の物語

カリン・セルーシー著。2000年2月出版。
(柿谷正期・岩井智子共訳2002年5月)

 

マイルズが初期診断を受けた後、私は図書館で彼の劇変の理由を探していました。

 

その時、牛乳による「大脳アレルギー」によって自閉症が引き起こされた、と信じている母親について書かれていることを知りました。
 
私はこんなことは初耳でした。しかし、マイルズがすごい量の牛乳を飲んでいたので、私の心にひっかかりました。マイルズは少なくとも1日で2リットル近く牛乳を飲んでいました。
 
失うものは何もなかったので、私は彼の食事から乳製品をすべて取り除くことにしました。
 
次に起こったことは、奇跡以外のなにものでもありませんでした。


マイルズは金切り声を上げるのをやめました。
彼は長い間同じ行動を繰り返すのを止めました。

 

また、開始して1週間も経たないうちに、彼が階下に行きたくなると、私の手を引っ張るようになりました。彼は、手をつないで歌って遊ぶ遊戯をするために、初めて自分の姉に自分の手をとらせたのです。(訳注:日本の「カゴメ、カゴメ」のような手をつなぐ遊戯)。
 
2週間後、それは夫と私が心理学者に会った1か月後にあたりますが、自閉症の診断を確認するために、発達を専門とする有名な小児科医に会いました。

スーザン・ハイマン博士はマイルズに様々なテストをし、また多くの質問をしました。乳製品摂取をやめてからのマイルズの変化を私たちは話しました。

 

最後にハイマン博士は、私たちを悲しそうな目で見て、「申し訳ありませんが、」と言いました。「息子さんは自閉症です。牛乳アレルギーの問題は興味深いと思いますが、それが息子さんの自閉症の原因とも、良くなった原因とも思いません。」
 
私たちはひどく落胆しました。しかし、日毎にマイルズはよくなり続けました。1週間後に私が膝に彼を座らせようとしたとき、目が合って、彼は微笑んだのです。
 
私は泣き出しました。彼はやっと、私が誰か分かっているように見えたのです。

 

彼は姉の存在に無頓着でした。しかし今は、姉が遊ぶのを見ていたり、おもちゃを取られたときには、腹を立てたりするようにさえなりました。マイルズはぐっすりと眠るようになりました。
 
私は天性の懐疑論者で、私の夫は研究者ですから、私たちは牛乳がマイルズの行動に影響したという仮説をテストしようと決めました。
 
私たちは、ある朝彼に2、3杯の牛乳を与えました。


その日は終日、つま先で歩き、床に自分の額をこすりつけ、奇妙な音を出し、私たちがほとんど忘れていた他の奇妙な行動をするようになりました。

 

数週間後に、ちょっとした再発行動が見られましたが、マイルズが保育園でチーズを少々食べたことが後で分かりました。

 

乳製品が彼の自閉症に関係があることを私たちは完全に確信するようになりました。
 
私は、他の子どもが同様の経験をしているかどうかを知らなければなりませんでした。私はモデムを買い(1995年にはまだ珍しい事でした)、私はインターネットで自閉症支援グループを発見しました。少し気後れしながら、「子どもの自閉症は牛乳と関係があるでしょうか?」と尋ねました。
 
私の問いかけに対する反応はすさまじいものでした。

 

私は今までどこにいて何をしていたのか?
何と私はノルウェーのカール・ライヒェルトのことを知らなかったのか?
私は英国のポール・シャトックのことも知らなかったのか?
 
このような研究者たちは、親が20年にわたって報告したものを確認する研究をしていたのだ。つまり「乳製品は、自閉症の症状を悪化させる」というのです。
 
自閉症児のあるタイプは牛乳の蛋白質(カゼイン)をペプチドに分解し、これが幻覚誘発剤のように脳に影響を与えている
 
少数の科学者、しかも、その何人かは自ら自閉症児の親であるが、自閉症児の尿に麻薬を含む物質(アヘンとヘロインを含む物質)を発見している。

 

研究者は、これらの子どもがペプチド分解酵素を持っていないか、ペプチドが消化される前に何らかの理由で血流に漏れこむのではないかとの仮説を立てているというのです。
 
私は興奮で爆発寸前でした。この説明はとても納得のいくものでした
 
マイルズが最初の年に大豆ミルクだけで普通に成長していた理由の説明にもなります。この仮説はまた、なぜ彼がその後に牛乳を渇望したかの説明にもなります。
 
麻薬はひどく習慣になりやすいからです。さらに、自閉症児の奇妙な行動は、LSDの幻覚症状とよく似ているからです。

 

夫は、有害物質に分解されるもうひとつ別の蛋白質がグルテンだと教えてくれました。

 

グルテンは、小麦、オートミール、ライ麦そして、大麦に含まれており、その他数多くの加工食品に使われています。
 
グルテンなしの食事にして48時間以内に、1歳10か月のマイルズは初めて固形の便をしました。そしてバランスを保ち、手足の動きが顕著に改善されました。
 
マイルズが3歳になるまでに、彼のかかりつけの医者はみな、彼の自閉症が完全に治った事を認めました。
 
彼は社会的能力、言語能力、自助能力、そして運動能力において、実年齢レベルよりも8か月以上であるという診断を得、普通の幼稚園に、特別な教育補佐なしで入園しました。

 

彼の担当教師は、マイルズがクラスの中で最も朗らかで、おしゃべりで、積極的に参加する子どもの一人だと話してくれました。
 
現在ほとんど6歳になりますが、マイルズは1学年クラスでとても人気のある子どもです。4年生ベルの本を読み、友だちつき合いがよく、最近クラスの演劇で演技力のあることを示しました。
 
彼は、姉を深く慕い、想像的な遊びを一緒にしています。
このような遊びは、自閉症児には見られないものです。
 

http://www.choicetheory.net/kcc/autism1.html

 

◆       ◆       ◆
 
何処でも国と医者は信用出来ないですね。

************************************************  

 

次回は、

牛乳のリスク(4)切れる子供の原因
2019-10-04

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12532195523.html

 

牛乳のリスク(1)発情ホロモンが問題

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12530765518.html

牛乳のリスク(2)糖尿病、アトピー、白内障、骨粗しょう症の元凶

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12531060621.html