未来の話をしない理由 | 中途半端な透視能力者minaraisiの不思議な毎日

中途半端な透視能力者minaraisiの不思議な毎日

平日はニート起業家。休日に紹介制で鑑定を行うminaraisi(見習い占い師)のブログです。自分の能力を自分自身が一番疑ってます。

僕と会ったことがある知る方であれば僕から

「未来のコトは言いたくない」

という言葉を何度か聞いたことがあるはずです。




今までなんとなくですが、

未来予測に関して拒否反応を示してきましたが、

最近ぼんやりとではあるのですが、

何で拒否反応を示しているのかわかってきました。




今日はその話をしたいと思います。








先日とある女性と話している時に

「旦那のお義父さんが倒れて入院したのよ」

という話を聞きました。




それでいつものように、

肺癌ですね?

転移してますね?

末期ですね?

と、質問すると、

彼女は「そうよ。なんでわかるの?」と答えました。




ココまではいつもの通りで良かったのですが、

彼女が一番聞きたかったことは、

お義父さんの死期でした。

つまりは未来の話です。






どうしてそんなこと聞くのですか?

と聞くと、なかなか利にかなった理由だったので、

あんまり話したくない未来の話ですが、

できる限りぼかしながら死期について答えました。




「おそらく長くはないこと

薬の投与がうまくいけば延命できること」

他にも見えていたけどそれは伝えず、

その日は別れました。




数日後




彼女のお義父さんが透視の通りお亡くなりになったのを聞きました。

しかし、なんでしょう。あの時感じた後味の悪さ。

僕はものすごく気分が落ち込みました。


理由はあまりわかりませんでしたが、

今冷静になってみてなんとなくわかります。




人の生死に関わらず、僕が未来に影響を与えてはいけないのです。

励ましや忠告は多少許されていても、

やっぱり未来を伝えてはいけなかったのです。




世の中には不安と恐怖と心配を与え、

その処方箋として楽な改善を伝える方がいらっしゃいますが、

僕はおそらくそうなりかけていたのです。




未来の話をすることは、不安や恐怖をあおり、

そして楽な改善を与えることにつながります。




僕はそれに拒否反応を示していたのだと思います。


今後も未来のコトを聞かれても僕は

「未来のコトは言いたくない」と答えるでしょう。






楽な改善も提示するつもりもありません。


だから占い師ではなく、minaraisiで充分です。






関係ない写真シリーズ


カレーうどん専門店せんきち




minaraisiのブログ-IMG_6807.jpg