カウンター席もありますが、そちらはお二人様用。
私たちは個室でした。
個室の方が有難い。
前菜はボンボニエール。
左上のお皿がボンボニエールとゆーらしく由緒ある高級なお皿らしい。
手前は江戸切子。
江戸切子好きの姫が食い入るように眺めてました。
器を開けると、雲丹と水雲、湯葉の西京漬と赤こんにゃく、鴨肉などがお目見え。
全部美味しかったけど、湯葉の西京漬が。
コクがありほんと美味しかったです。
お椀には蛤真丈と胡麻豆腐、タラの芽が入ってました。
タラの芽の苦みがいい。
さらに胡麻豆腐はしっかり胡麻を感じられるクオリティの高さ。
蛤真丈には蛤が結構入ってて、さらにふわふわ。
全てに手抜かりがなく、私的には一番くらい気に入りました。
ちなみに一見シンプルに見えたお椀も、蓋の裏がゴージャス。
器にもこだわってます。
3品目はお刺身。
右側にある煎り酒なるものが、あっさりしてる醤油みたいで白身に合う。
さらにマグロが久兵衛並にとろけて、クオリティが高すぎた。
4品目は八寸。
真ん中はフォアグラのフラン。
もちろんこれも美味しかったけど、しっかり肝を感じたホタルイカとかねっとり濃厚な鱒とか、さりげなく添えてある木の芽味噌とか全て美味。
1番のお気に入りは、左手前の春巻き。
びっくりするくらいカリカリで、ほんと美味しかった。
美食の数々に珍しく旦那もお酒が進み、白穂乃果の後にふふモスコミュールを頼む。
ハーブや生姜など盛りだくさんなモスコミュール。
美味しかったようです。
若竹煮。
さりげなく残ったアクがいい。
添えてある葉山椒の風味もまたいい。
日光は山椒が有名らしく、色々なお料理で山椒が加えられており、山椒好きの旦那が喜んでた。
お肉。
濃厚なソースと馬鈴薯のエスプーマが合う。
エスプーマはマッシュポテトみたいで、「ニューヨークグリルの味だ」とニューヨークグリルのマッシュポテト好きの姫、喜ぶ。
ちなみにお肉に白米が追加できるか聞いたところ、姫用に白米を炊いているからと忙しい中サービスしてくれ、肉には白米派の旦那と共に余すことなくソースとお肉を堪能させて頂きました。
ですが〆もしっかり頂きます。
阿寒湖エクルビスと生姜の炊き込みご飯。
エクルビスはザリガニらしいけど、泥臭さは一切なくもはや海老。
アメリケーヌソースと炊き込んだご飯は生姜の風味もあってかそこまで濃いわけではないので、
付け合わせの大根おろしや海苔の佃煮が合う。
白米も食べたのに、2合くらいあったのに、残さずペロリ。
給仕の方にびっくりされました。
(姫も少し食べたけど、散々食べた〆に旦那と私で1合ずつ。そりゃびっくりされるわけだ)
でもデザートも食べるよ。
蓬のダックワーズがダックワーズと言うよりパウンドケーキみたいで嬉しかった。
桜アイスは桜の風味と塩ががっつり感じられ、旦那が「俺のアイスランキングで一位かもしれない」と気に入る。
マチェドニアには栃木で一番甘いと評判のとちあいかが入っており、とちあいかに興味があったらしい姫が喜んでました。
いやー、さすが料理に定評のあるふふ。
どれもクオリティが高すぎた。