最終のひとめぼれも、無事1等米 (^。^;)フウ | とらくたーといっしょ! 第四章 

とらくたーといっしょ! 第四章 

米・食味分析鑑定コンクールで金賞狙う、秋田の中規模の兼業農家です

機械の事、日々の農作業、農家が思う事を素直に綴ります

リアルタイムの農作業は @minapapatorakuta1でツイート中!

今日は晴れ晴れの秋田ですが、明日は雷大雨の予報らしいです (°◇°;) ゲッ

 

明日は親戚の法事なんだけど、大雨は困りますね。

 

 

昨日農協へ出荷した、ひとめぼれ。

 

無事1等米でした!

 

しかし、検査員からのコメントで乳白が目立ったというコメント。

 

乳白を全て除去という訳でなく、1等米の範囲内で色選で除去にしたので、

 

やっぱりかという感じです (^_^;) 

 

全く除去しないよりは、綺麗なお米に仕上がってるので、やっぱり色選様々と言う感じです (-人-) 

 

 

新潟では高温障害で、1等米比率が極端に落ちてる様です。

 

1等米比率は、9月30日時点で20.0%と、過去10年間で最低水準とか (;゜゜)

 

 

地域別では、新潟一般17・1%、岩船48・6%、佐渡50・6%、魚沼19・8%

 

平成10年の44%を大きく下回ったらしいです。

 

 

原因は8月の台風10号に伴うフェーン現象など猛暑の影響らしいですが、

 

土を15センチ以上耕すなど、基本技術を実行した農家には、1等米比率が

 

高い傾向にあるというアンケート結果もあるらしいです。

 

 

秋田も全く高温障害が無かったという訳ではなく、やはり乳白が例年より多いので

 

影響はありましたが、やはり深耕出来てるほ場は、乳白が少なかった様に思います。

 

あと施肥設計でも、違いが現れた様に思います。

 

 

でも一番は、やはり深耕が効いたのかなと改めて思います (^_^;)

 

深耕と言っても、プラウで20センチ以上起こすという極端なものではなく、

 

しっかりとロータリーで15センチ以上を確保するだけでも違ってきます。

 

 

minapapaの、昔から作ってるほ場は、補植作業で入るのが嫌になるほど、深い!

 

プラウ耕を行ったほ場は、補植しようと入った母が、深いから無理!と諦めて出て来た程(笑)

 

 

 

 

気象変動に強い米作りで、「深耕」は基本中の基本です (*^-^)b

 

 

今は、経営体の大規模化で密苗や密播の低コスト農業の講習会の方が盛んだと思いますが、

 

少し前までは、クボタでもトラクターのパワクロ仕様による、土作りの講習会が

 

盛んに行われており、minapapaも何度も、何年も、同じ内容の講習会に参加しては、

 

同じ講師の講習を耳にタコが出来るまで聞いて、勉強しました。

 

 

それが、サブソイラだったり↓

2015.10.17サブソイラ3

 

 

スタブルカルチだったり↓写真はクボタさんにお借りしたスターのエコプラ

2013.10.29KL33パワクロ・エコプラ72013.10.29KL33パワクロ・エコプラ4

 

プラウ耕だったり↓

 

いや~、色々とやってます (^_^;)

 

写真見ると、改めて恐ろしい事をしてたなぁ~と汗

 

1ヘクタール、こんなに大きくうねってたら、もう見てるだけで怖いって!

 

それを2枚も(2ヘクタール)やっちゃったんだから、もう怖いもの知らずだなと (;^_^A

 

バーチカルハローとか持って無いのに、これで米作り出来なかったら、どうするんだと。

 

 

もう後には引けないと言う事で、普通にロータリーで砕土しましたけど↓

 

これで良く分かりました!

 

プラウ耕を行うトラクターが、なぜ重量級のトラクターなのかと。

 

曳き物の作業機を使う場合は、重量のあるトラクターの方が断然良いし、

 

トラクターが軽いと、れき土の上にトラクターが土を踏みつぶさず、乗っかっちゃうので

 

軽量トラクターだと乗り心地が波乗りしてる様で最悪でした!

 

サスペンションシートの訳も、良く分かりました!

 

 

それにしたって、水田に16インチプラウは大きすぎるでしょ(笑)

 

おまけにスチールボトムは、粘土質の土が付着してダメでした (TOT) ダー

 

 

それしか、格安でプラウを手に入れる事が出来なかったので、仕方がないです。

 

 

有機物が少なくて土壌が未熟なのもあるけど、ベットリとボトムに土が付着↓

 

これを何度もこそぎ落とす作業の方が大変でしたあせる

 

おまけにワンウェイなので、クルクル回って土を返したら、真ん中にれき溝が出来て、

 

そこだけ土が無くなり、低くなってしまいました(笑)

 

その修正をするのに2~3年くらいかかったので、今はプラウ耕やってません (^_^;)

 

16インチだと、土の移動する量が多すぎました。

 

 

それでも、1度どうしてもプラウ耕を試してみたかったし、

 

15センチ以上深耕してみたかったし、

 

とくかく、一番深く起こせるプラウ耕に挑戦して、結果を見たかった!

 

 

ただそれだけです (;^_^A

 

 

次はキチンと、水田用の12インチプラウでプラウ耕を行いたいと思ってるけど、

 

果たしてそこまでお金と時間の余裕があるかどうか (^◇^;)

 

 

兼業のままじゃ、もうそんな時間、春には無いね。

 

中古の3連か4連の12インチリバーシブルプラウも、簡単には出て来ないし。

 

 

それでも、この時にやった深耕は今でも効いていますよ (^^)v

 

 

今年は、籾摺りの合間に、出来るならサブソイラ曳いて、

 

表面排水の明渠を掘って、

 

出来る事なら、ロータリーで秋起こしもしてみたいですが、時間があるかどうか (^_^;)

 

 

それにしたって、トラクターを酷使し過ぎでしょ (;・∀・)

 

よく頑張ってくれてます。

 

 

でも、トラクターを更新出来る余裕は全く無いので、33馬力でブローバイ多めのトラクターに

 

さらに頑張ってもらいます。

 

 

世の中の人のトラクター、多分耕起に、代掻きに、除雪くらいの使い方?

 

勿体ないなぁ~と (^◇^;)

 

 

うちにトラクターが来れば、徹底的に使われます (^w^) ぶぶぶ・・・

 

 

新車だと、ちょっと可哀想かな。

 

中古や実演機の、色々と手荒に扱える方が、色々と挑戦出来て良いかも!

 

新しすぎると、勿体なくて何も出来なくなるだろうしね。

 

 

次も、程度の良い実演機のトラクターか、中古の高馬力のトラクターかな!と思ってます。

 

オイル交換やグリスアップなどの整備はまめにするけど、

 

minapapaトラクターは、本当に色々と使い倒しますから (^^;;

 

 

おっと、なんの話しだっけ?

 

土作りの話しですね!

 

と言う訳で、基本をしっかりやる、気象変動に強い米作りが、改めて大事だと

 

思い知らされた1年だったと思います。

 

 

基本は大事よね~ (≧∇≦)/ 

 

 

と言う訳で、各メーカーも販売戦略もあるとは思いますが、

 

米作りの基本を大事にした機械作りや、講習会などを行って頂ければ、嬉しいです。

 

そんな講習会なら、どんどん参加して勉強したいですね _((φ(-ω-)カキカキ

 

 

その前に、田植機。

 

なかなか農地の書類、おじいさんから届きませんね ヽ(´~`;)ウーン

 

 

いずれ届くし、農地も借りられるとは思うんだけど、

 

既に締め切りが過ぎてる、来年度の種子や肥料や農薬の注文も、

 

まだ農地が決まってないので、書類を提出出来ずにいます。

 

 

もう、申込の締め切りすぎてるのに汗

 

早く来~い!(T人T) オネガイ!

 

 

まぁ、こんな年下の農家で、さらに他の町内の農家に農地を貸すこと自体、

 

希ですよね (^^;;

 

いくらやる気の見込んだ農家だとしても、本当にお願いするとなると

 

色々と調べて慎重にならざるを得ないかな。

 

 

minapapaは、YR8Dを手に入れる為に、どうしても貸して欲しいんだけど。

 

[壁]ω ̄) ジー

 

不純な動機。

 

もちろん、やる気はしっかりとある!

 

 

これも焦らず待ちますか (^0^;)

 

(正直、早く来~いと焦ってるけど)

 

 

明日からの休日は、色々とあって籾摺り出来ませんが、

 

なんとか籾摺機一式を品種切換の掃除をして、月曜日にはコンクールにお米を発送出来るよう、

 

頑張ってみます p(^^)q

 

 

それでは、今日も良い一日を (^^)/