たくさんの方にありがとうラブラブ

「南魚沼に住んでいます」と言うと

「お米も魚も美味しくていいね」とよく言われます。
はい、確かにお米は「日本一」の美味しさです。でも、魚沼は山に囲まれたところ、日本海からはちょっと離れています。

「冬はスキーができるけど、そのほかの季節はなにしているの?」
ひとつの市に11のゲレンデがあるので冬のレジャーのイメージが強いようですが、四季を通して自然を楽しめます。
越後三山の八海山、駒ヶ岳、中の岳、日本百名山の巻機山など本格的登山から、大河ドラマ「天地人」で全国的に有名になった「坂戸山」のトレッキング(坂戸山は地元の小学生の遠足コースにもなっているほど気軽に楽しめる山です)、川では鮎釣りもできます、ラフティング(激流下り)も盛んです。

自然のなかで遊んだあとの温泉も格別です。浦佐温泉、六日町温泉、大沢山温泉など13もの温泉地があります。

美味しいものもお米だけではありません。ブランド豚で知られる越後もち豚、魚沼で生まれた美雪鱒、マイタケ、八色しいたけなどの魚沼きのこ、コシヒカリをエサに育った魚沼地鶏、かぐら南蛮や魚沼巾着ナス、大崎菜などの魚沼野菜…。
この地独特の「ふのりそば」やご当地ラーメンブームで注目された「新潟ラーメン」を楽しみに来られる方も大勢いらっしゃいます。

そんな南魚沼の魅力や楽しさを多くの方に伝わればと思い始めたブログです。
国内はもちろん、遠くはミネソタやシカゴ、メルボルン、ハンガリーなど海外からも反響があり、あらためてネットのすごさを感じました。

多くの方に支えられて長く続けられたと思っています。

本当にありがとうございました。
また違った形で南魚沼の良さをお伝えできればと思っています。



限定です!! 藤巻商店×中村ケイ×塩沢つむぎのテディベア

$おまかせ南魚沼-塩沢つむぎテディベア
日本の「伝統×旅×技!!」をテーマに日本のいいものを発見、プロデュースしている藤巻商店さんと人気の人形作家・中村ケイさんのコラボから生まれたテディベア。なんと塩沢の織物、塩沢つむぎで作られています。
手作りのためひとりひとり表情が微妙に異なります。どれも可愛らしい、思わず欲しい!!と手を伸ばしたのですが。。。
お値段が9975円。うぅ、なかなかです。

塩沢つむぎは大島つむぎ、結城つむぎと並ぶつむぎです。
国の重要文化財指定の麻織物「越後上布」の技術を絹織物に応用し、江戸中期に誕生した織物です。日本の伝統的工芸品に指定されています。
染めもののような華やかさはありませんが、細かい蚊絣模様は上品な落ち着きがあります。
着物好きの方が最後にたどり着く着物ともいわれています。

限定20体、昨年の12月に発売されて、残りも限られているとか。
気になる方はお早めにー。


先日、ご近所の方々が集まり、お食事会をしました。




$おまかせ南魚沼-ご近所の会
お料理はみなさんの持ち寄り。
20代から80代まで幅広い年代のご近所さんです。


$おまかせ南魚沼-ご近所の会
ご近所のおばあちゃんが作るぜんまいは絶品!!です。
もう、みなさまに食べてもらいたいぐらい美味しい!!です。

春、裏山でご主人であるおじいちゃんが採取したものを、玄関先でおばあちゃんが乾かし、保存していたものです。それを何度もお湯を変えながら戻し、出汁で炊いてあります。
見た目は全然くずれていないのですが、口にいれるとやわらかいこと。ちょいと濃いめの味付けもいいです。


ほかにポテトサラダや煮もの、お漬け物などふだんのお料理が並びます。
季節柄でしょう、我が家も含めて3軒のお家が大根の煮ものを持ち寄りましたが、お家によってそれぞれ切り方も味も違うのがおもしろいです。

またビレロイ&ボッホなどおしゃれな洋皿に盛るとまた違った料理に見えるのも不思議ですね。

銘水です。

先日、久々にお水をいただきに行ってきました。

南魚沼には一般の人も汲むことができる銘水が何ヶ所かあります。

$おまかせ南魚沼-滝谷の清水 大前神社
そのひとつがココ。大崎にある大前神社の「滝谷の清水」です。(ごめんなさい、写真は夏のものです)


この銘水から生まれるものに「大崎菜」があります。

$おまかせ南魚沼-大崎菜
早春に伸びてくる「とう」を食べるので「とう菜」とも呼ばれています。アクが少なく、独特の甘味、ぬめりを楽しみます。


$おまかせ南魚沼-大崎菜
青ものが少ない雪国にとってとう菜は貴重なビタミンです。お浸しやごま和え、辛子和えなどでいただきます。

大崎からの帰り道、城内のラーメン屋さん「喜八」さんに行ってきました。

$おまかせ南魚沼-喜八
市街地からちょっと離れている場所にあるのですが、首都圏からもわざわざ高速でくる人も多い、人気店です。
六日町八海山スキー場への通り道ということもあり、スキー帰りに寄る人も多いです。

辛味の効いた激辛味噌ラーメンもありますが、辛いものが苦手なのでちょっとだけ刺激のある担々麺ベースの少辛ラーメンをいただきました。

南魚沼は本当にお水が美味しい地区です。だから水が味を左右する粉もん、麺類が本当に美味しいです。ラーメンも、おそばも、そしてラーメンやおそばの影にかくれてしまってますがうどんも美味しいです。


山やゲレンデには雪がたっぷりとありますが、国道、県道など道は雪がなく走りやすいです。冬の魅力と早春の気配が感じられる南魚沼にいらっしゃいませんか。
美味しいものもたくさんあります。



日本三大奇祭り

お天気続きの南魚沼。雪はたっぷりとあるのですが、陽のあたる昼間はぽかぽかと暖かいです。
雪国にも春が近づいているんですね。



$おまかせ南魚沼-シュクレ
六日町の人気のケーキ屋さん「シュクレ」さんにはこんな可愛いお雛さまが。。。


$おまかせ南魚沼-シュクレ
イースターを思わすようなウサギもいます。


$おまかせ南魚沼-シュクレ
なかにはこんな焼き菓子が入っています。

3月3日というとお雛さまですが、南魚沼では「浦佐毘沙門堂裸押合大祭」です。


$おまかせ南魚沼-裸押合い
かつて年一回正月三日に毘沙門堂の唐戸を開き、ご本尊様の暖簾をあげご開帳。毘沙門天を信仰する人々が各地から集まり、我先に参拝しようともみ合い、押し合ったのが始まりだそうです。
現在では3月3日に行われるようになりました。
「サンヨサンヨ」の掛け声とともに激しく押し合う男衆たちの祭です。

$おまかせ南魚沼-裸押合大祭
この熱気、ぜひ多くの人に見ていただきたいです。


$おまかせ南魚沼-浦佐毘沙門
舞台となる浦佐毘沙門も着々と祭りの準備に入っています。
3日の夜にはこの参道は多くの人で埋め尽くされます。

浦佐毘沙門堂裸押合大祭の前夜祭、当日のスケジュールは南魚沼市観光協会のHPから確認できます。


しおざわ雪譜まつりと鈴木牧之

昨日行われた「しおざわ雪譜まつり」。
お天気がいいので昼間の行事に行ってきました。

雪譜まつりは塩沢で生まれた江戸時代の文人、鈴木牧之にちなんだまつりです。
鈴木牧之は縮を扱う商家に生まれ、19歳の時に家業を手伝い、初めて江戸に行ったそうです。その時に江戸の人たちに越後の雪や雪に囲まれた暮らしを話したところ大変、興味をもたれたそうです。
そこで40年という時間をかけて越後の雪の暮らしなどを紹介した「北越雪譜」を出版しました。


$おまかせ南魚沼-牧之庵
牧之さんにちなんでお昼は「牧之庵」のおそばをいただきました。
こちらのおそば屋さんは代々続く農家。その自宅の一部を開放してお店にされています。田んぼに囲まれたちょっとわかりにくいところにあります。


$おまかせ南魚沼-牧之庵
身欠きニシンやのっぺなど素朴な魚沼のお料理も味わえます。
使われている器は蔵に眠っていたものとか。江戸時代の器やお膳、お敷きなどに供されてきます。


$おまかせ南魚沼-雪譜まつり
お腹が満たされたところで会場へ。宿場町を再現した牧之通りです。雪国ならではの雁木とねこバスの愛称で親しまれているボンネットバスがいい雰囲気を出しています。


$おまかせ南魚沼-平野屋江戸雛
この牧之通りを中心とする塩沢駅周辺のお店や民家で催されている「ひな雪見かざり」もこの日が初日。江戸時代から伝わっているお雛さまから平成のお雛さま、手作りのお雛さまなどが飾られています。4月3日(一部は3月23日)まで自由に見て回れます。


$おまかせ南魚沼-歌舞伎
多くの観客が集まった「しおざわ歌舞伎」。今年の演目は「寺子屋」。


$おまかせ南魚沼-歌舞伎
観客にまじってあらら、こんな方の姿も。。。子ども歌舞伎のファンだそうで毎年、観賞されています。祖父と角栄さんが知り合いだったので、開演前にお話しをさせていただきました。


$おまかせ南魚沼-歌舞伎
幕が開けると大人にまじって熱演する子どもの役者たちに大きな声援がとびます。今年は小学生だけではなく保育園児さんも初舞台です。


$おまかせ南魚沼-雪譜まつり
歌舞伎公演が終了した頃から雪が本格的に降り出してきました。
この後、ロウソクが灯された会場となる中央公園では山伏による問答大護摩や餅まきなどが行われましたが、残念ながら私は歌舞伎でお終い。
でも、雪とロウソクの明かりに灯されたまつりは幻想的です。
高知とこの魚沼にしかいないといわれる里山伏による大護摩炊きも迫力があります。


雪譜まつりが終わると雪国にも少しずつ春の気配が感じられるようになります。
春の山に「まんず咲く」マンサクの花も1、2週間もすれば見られるようになるのではないでしょうか。


南魚沼は今週末20日(土)も雪のおまつりです。

塩沢の牧之通りを通ったら、「あれ、いつもと違う」。なんか雰囲気が違うんです。



$おまかせ南魚沼-牧之通り
のぼりが風にはためいています。
よく見ると「観楽座さん江 しおざわ歌舞伎」の文字が。。。


そうなんです、今週の土曜は「しおざわ雪譜まつり」が行われます。その催しのひとつに「地歌舞伎公演」が行われます。
昔から塩沢は農村歌舞伎の盛んな土地です。雪の舞台で演じる雪中歌舞伎も行われていました。

今年の歌舞伎は14時から塩沢勤労体育センターで「菅原伝授手習鑑 寺小屋の段」が催されます。
親子の情が涙を誘う演目です。


$おまかせ南魚沼-雪譜まつり
12時に清水地区での「火生の滝」で行われる水行で始まるおまつりです。夜17時には山伏による「百八燈大護摩」なども行われます。


夜の行事は暖かい格好でお越しください。また、足元もぬるむこともあります。長靴などがおすすめです。



南魚沼は戦国ブーム真っただ中!!

先週末に行われた「雪まつり」。お天気にも恵まれて多くの人たちが楽しんでいました。


$おまかせ南魚沼-雪まつり北里の先生
今年も登場!!
浦佐にある北里学院の岩本先生の直江兼続。愛の兜がお似合いです。
岩本先生の考案した地元素材をふんだんに使った「天地人バーガー」も人気でした。



$おまかせ南魚沼-雪まつり
こちらは殿・上杉景勝と上田衆の勇ましい姿。バックには雪に覆われた坂戸山が見えます。


大河ドラマでは「天地人」から幕末の「龍馬伝」にバトンタッチしましたが、南魚沼ではまだまだ戦国武将が熱いです。

この春、4月11日(日)から「戦国EXPO」が催されます。
直江兼続はもちろん、同じ時代を生き抜いた戦国武将の「生き様」をさまざまな角度から紹介するものだそうです。
甲冑の展示や戦国武将のフィギアの展示、実際に体験できる戦国ゲーム、また時代劇のプレミアム映像の放映など魅力的な企画が用意されているとか。。。
浮世絵で見る戦国の合戦や戦国時代の城の模型など歴史マニアの方や歴女さんにも楽しんでいただける内容になりそうです。
11月28日(日)までのロングラン開催。2度、3度と行ってみたくなるようなイベントです。

「戦国EXPO」
日時   4月11日(日)~11月28日(日)
     9時~17時30分
会場   南魚沼市役所となり特設会場
入場料金 大人500円、小人250円(戦国絢爛チョコのプレゼント付き)

この春も南魚沼から目が離せません。




雪さらしを体験できる催しです。

本日13日(土)と明日14日(日)は「雪まつり」。
そこで雪を使った催しをお知らせです。

1200年以上も前から魚沼地方で受け継がれてきた織物が越後上布。戦国時代は上杉家の財政を支えたもののひとつです。

$おまかせ南魚沼-越後上布
越後上布の歴史や織りなどについてちょっとお勉強できる催しが毎年開かれています。それが「越後上布体験講座」。
今年も3月6日(土)に開催されます。

なぜ毎年、雪のあるこの時期に開催されるかというと。。。


$おまかせ南魚沼-雪さらし
雪さらしです。
織り上がった反物を雪の上に広げると、雪から発生するオゾンで白いものはより白く、柄物はくっきりとなります。
2月の下旬から3月の上旬、天気のいい時に行われる雪さらし。2人一組になって反物を広げていくのですが、途中でよれたり、めくれたりしないようにするのはなかなか難しいです。
ぜひ、ご体験ください。

越後上布体験講座
日時  3月6日(土)
     10時~15時
会場  塩沢織物会館、雪さらし場
参加費 大人3000円、中学生以下2500円(昼食代、写真代含む)
申込期限2月19日(金)
問合せ 025-777-4671(南魚沼市教育委員会文化振興係)


南魚沼市観光協会のHPからも申し込みできます。
定員40名、毎年、人気の講座です。ご興味のある方はお早めに。


めっちゃ気持ちいい!! 滑りです。

$おまかせ南魚沼-花岡
まだ、誰も滑っていないゲレンデ。
ここを滑ると思うと。。。
わくわくします。


$おまかせ南魚沼-丸山
そうなんです。ゲレンデ整備された、まだ誰も滑っていないバージンゲレンデに挑むことを「ファーストトラック」いいます。
朝イチのリフトに乗ればその爽快感は味わえますが、思うことなみんな一緒です。早めにゲレンデに向ったつもりが。。。っていうことありませんか。

そこでおすすめなのが六日町八海山スキー場のファーストトラック。

営業開始前にファーストトラック特別便を運行。確実にその滑りが楽しめます。運行は2月21日までの土・日・休日、8時20分にロープウェーが出発します。料金はケーキセット付きで1000円、定員40名、前日に要予約だそうです。

●八海山ファーストトラック
TEL:025-775-3311