今日はお芝居を観てきました。
まず1本目は「僕のヒーロー願望2〜あきらめたらそこで世界終了ですよ〜」@キンケロシアター でした。
先月「僕のヒーロー願望」(今日の前作)が上演されてましたが、日程の関係で観られてません。
でも、今回の主演が、あの夢麻呂氏ということもあって、躊躇なく観ることを決めました。
前作では若かった主人公も今回では還暦を迎えた、、というような設定で、文字通り還暦になったばかりの夢麻呂氏がキャスティングされたようです。
でも、彼にぴったりの役ですよね!
物語は、正義の味方(劇中では『ヒーロー』ですが、ここでは正義の味方と言わせてください!(以下同様))だった彼が40年の年月が経った後も正義の味方でいられるか?
という物語(詳細はフライヤ参照)
まえに「彼にぴったり」と書きましたが、この役が夢麻呂氏に合ってるというより、この役自体夢麻呂氏のためにあるんじゃないか?と思わせるような設定ですよね。
確認したところこの役は夢麻呂氏であて書きだったとか。
道理でひったりのはずだよね!!
2017年の「スーパーマンガ大戦オルタナティブ」で演出をやっていた時に知り合って以来、もう7年近くの付き合いになるね。
それ以来何本の舞台を観たか、、、数えたことはないけど、、、たくさん観て来たのは間違いない。
当時まだ現役だった私も定年を過ぎたし、彼も60歳になった。
それでも夢麻呂氏の舞台にかける姿には若々しさと情熱を感じるよね。
この舞台には、新木美優ちゃんをはじめ、蜂巣和紀氏や佑太氏、工藤竜太氏など見知った顔も出ていて、そして主催も「劇団わ」ということで、ものすごく熱い舞台になってましたね。
劇場もキンケロシアターと通い慣れたところだしね。
メチャメチャ期待して行って、期待通り、、、いやそれ以上に楽しめた舞台だった。
見所の一つは、何と言っても、夢麻呂氏との掛け合い。
佑太氏との掛け合いは、ホントの親子か!?って感じでテンポもよく、、、早すぎてよく聞き取れないところもあったけど、耳に届く怒涛の台詞がマジ楽しかった。
工藤氏との殺陣(?)のシーンも、老人役の工藤氏と還暦夢麻呂氏の「どっちがホントの爺か!?」って感じのやり取りも面白かった。
そして美優ちゃんの少年役と戯れる(?)シーンには、本気で笑えたね。
いやぁ、子供のやることと言っても思った以上に痛いんだよね!!!
怒りそうになる気持ちは良く分かる(^^)
主演の夢麻呂氏氏。
オープニング後の長台詞が続くシーンでは、、、「息が続くのか心配。。。」って感じもしたけど、あれだけ動いた後でよくあのセリフが口から出るなぁ。。。と感心。
そして文字通りの熱さで正義の味方をやりきってくれたね。
「君こそオジサン達のヒーローだ!」と心から賞賛を送りたい!!
そして、新木美優ちゃん。
美優ちゃん男の子だっけ?ってくだい少年役が似合ってた。
おもちゃの刀で大人たちに切りかかる姿は、『もしかしてこれが美優ちゃんの地か?』ってくらい板についてたねぇ。
マジ可愛く、そして元気いっぱいの男のでした(^^)b
次に蜂巣氏
今回は太り気味の警官役。
夢麻呂氏がいたせいか、少しだけ抑え気味だったような気もするけど、、、、
本気の夢麻呂vs蜂巣の掛け合いが観たいかな!
劇場をぶっ壊すぐらいの掛け合いになるんだろうなぁ。
で、佑太氏
いくつもいくつも観てるけど、ブログで書くのは初めてかも。。。。
いつも思うけど存在感あるよねぇ。
今回は夢麻呂氏との親子役ということもあって、二人でお互いを引き立てあってより濃~い印象があったなぁ。
これから先もあまり私のブログに出てくる頻度が上がるとは思わないけど(可愛い女優さん優先なので)、きっと出る度にその存在感を感じることになるんだろうなぁ。。。。
最後は工藤氏
工藤氏もたくさん観てるけど、ほぼブログには登場してないよね(理由は上記と同じ)
調べてみたら2019年の「紫羅欄花~私を信じて~」で登場したぐらいかな。
工藤さんも出てくれば目を引く存在だよね。
書いてなくてもしっかり認識はしてるからね。
でも、今回は老人役でキャスティングされるとは、、、ちょっと思ってなかった。
老人をやるにはカッコ良すぎるんじゃね!?
と思ったけど、、、意外と楽しいクソ爺って感じが面白かった。
何にせよ、全員の熱さが気温の高さ以上の熱さを持ってくるので、熱中症には注意!!ですよ(^^)
公演は明日(7/14(日))まで、中目黒のキンケロシアターにて上演中です。
決して終わらない灼熱の夏をあなたも感じてください!!
余談ですが。。。。。
夢麻呂氏「夏と言えば『イリクラ』」ですが、今年はさすがに来週からの公演には出られないということで、今年は清田デパートの警備員は他の方になるそうです。
ですが、こちらでしっかり「レッドだよ!!」っていうぐらい「レッド」でした。
やっぱりヒーローは「赤」じゃないとね!(夢麻呂氏の衣装が「レッド」でした;写真参照)
もひとつ余談ですが。。。。。
FATEで切嗣の台詞に「正義の味方には大人はなれない」みたいな感じのがあるんだけど、、、
これはこれである意味真実だと思う。
大人になって「現実」がみえてくると、、、なかなか「正義の味方」にはなれないものだし、、、
よく書くけど、人の数だけ正義があるってことに気が付くようになると「正義の味方」を名乗るのは難しくなる。
でも今日の「吉田 郷」をみると、、「必ずしもなれないことはないな。。」なんて思えちゃうね。
更に余談ですが。。。。。
「郷(ごう)」って名前、大昔ゲーム機がファミコンしかなかったころ、私のプレーヤー名を「ゴウ」にしてた時期があって妙に懐かしかった。
ファミコンのスイッチを入れるときに「今日も世界を救いに行くか!」って気合いを入れたことを思い出します。
(その後復活の呪文に再開を拒まれたことが、私が正義の味方をあきらめた原因かも・・・)