やっぱり、俺の執事は世界一.. | 比翼連理 ~執事の愛が重い件~

比翼連理 ~執事の愛が重い件~

当ブログは、年の差11歳の主従が送る日常の風景。ネグレクトの母から赤子の私を引き取り育ててくれた付き人の白侶(ハクロ)は、その美貌と優雅さで見る者を虜にする外面の良い悪魔。そんな彼のドス黒い“本性”を主人ならではの目線で書き綴るノンフィクションです。

うちの執事は生意気だ

むかっそのうえ、とても無礼で腹が立つむかっ



先日、白侶は私に

自分の母親を「あの女」呼ばわり
してる今の私は
実家の祖母と母と同類だ


と言った


黙れよ、と
心の中で何度も吐き捨てた文句

あの時は本当に腹が立った
と同時に
白侶にそんなこと言われるなんて..
自分にちょっとガッカリもした


あの二人と
同類になるのだけは
死んでもイヤだ

真顔魂





そんな事を考えてたら


主人の頭を

気軽にポンポン撫でながら

動向を観察していたらしい
従者が言った


お気付きでない様ですので

申し上げますが...

 
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貴方は、何故そんなにも
母らしからぬ相手に「母親」の
在り方を求めるのでしょう..

貴方の言っていることは
全て感情の裏返しだ‥




    

逆を言えば、母親と認めないのは

「母」と認識している証拠であり


無意識的に

「母なのに」と思っているから

怒り、絶望するのだ




白侶のその言葉は

嘘みたいに
ストンと胸に落ちた


彼に言われなければ
自分では
絶対に気付かない事だった




私の生みの親は

ネグレクトだった


 私は9つと11の時に

酒に酔った

60代の男にレイプされた


助けを求めた際


母は


 

あんたがそんな格好してるからでしょう!


 

汚い!お父様には言わないでよ!


と、学校指定のスクジャを

ボロボロにされて帰ってきた

俺に言い放った



あの瞬間から


『母親だって一人の人間なんだ』

割り切って付き合ってきた


………つもりだった




母に名前を忘れられるたび

どちら様?と聞かれるたび

私という存在が

母の中から消えていく度に


私はあの人に対し

無意識に「母親のくせに!」と

怒り、絶望してたのだ



本当は....

助けて欲しかったのかも知れない





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お前ってさ、ホントにムカつくよね

も大嫌いだよマジで


お褒めに預かり光栄です..

 
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だけど


極限の時に
いつも自分自身と向き合う
勇気と力をくれる人


 時々ホントにムカつくけど...




さすが、俺の白侶だルンルン笑い

と、思った今日でした。まる 





惚れました?なら結婚し

 
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ううん全然。笑い


そして、白侶は死んでも白侶だなと

思いました。まる



ホントwwあのおバカは諦めないwww