生みの親より育てのクソ執事.. | 比翼連理 ~執事の愛が重い件~

比翼連理 ~執事の愛が重い件~

当ブログは、年の差11歳の主従が送る日常の風景。ネグレクトの母から赤子の私を引き取り育ててくれた付き人の白侶(ハクロ)は、その美貌と優雅さで見る者を虜にする外面の良い悪魔。そんな彼のドス黒い“本性”を主人ならではの目線で書き綴るノンフィクションです。

実家から連絡が来た


祖母が危篤だという



私は一言

「...ふーん」と呟いて



電話を切ってやった



その後

案の定、間髪入れずに
再着信があり

仕方がないので出てやったら



開口一番


「あんたが珍しく(実家に)
帰るなんて言うから

と、私を生んだ女に罵られた
真顔真顔真顔ダッシュ



今年の夏には帰る、と
正月に連絡を入れておいたのだが

あのBBAが死ぬまで
実家には帰らん

なんて

これまで散々
言い振らしていたものだから

私の突然の帰省発言に
私を生んだ女は
『BBAが死ぬのだ』と確信したらしい




久々の死神呼ばわり



....私は死神ではないのですが...

受話器越しにやっと一言返したが
呆れて二の句が継げない


私の実家の女達は皆
この手の話で
いつも私を毛嫌いするのだ

子供の頃から
私の周りで誰かが死ぬと

祖母と母はその度に

 

私を死神と呼んだ




そしてその後

母は私を恐れて
一歩も部屋を出なくなるのだ


その間に、自分の子供が
祖母や叔父に何をされていても
我関せず

関わらなければ
自分に罪はない、と思っているのだ
あの女の脳味噌は




そんなこんなで白侶に愚痴った


いつもいつも

よくも飽きもせずに
我が子を罵れるものだ


ねぇ、聞いてよ白侶♪
俺がお祖母様を殺す死神だってさ
笑っちゃうよねあの女(笑笑い



 ご自分の母上を「あの女」呼ばわりしている今の貴方と、
何の差がありましょう..








クソ執事がッ