別に、クビにしたつもりなんて無いんだけど･･･。
白侶は、私の実弟の付き人をいていた。
実弟は、実兄の『水都(みなと)』に対し、名を『山都(やまと)』という。
私は出生時、【魂が時の流れに留まりやすい】という理由から、『水』の様に止まる事なく流れるようにと、この名が付けられた。
弟は出生時、【この子は生来、人の思いに流されやすい】と言われ、『山』の如く不動！の意を込めて、この名が付けられたんだそうな。
どちらの名前にも『都』の字が入っているのは、代々、その字が先祖達から受け継がれてきたものだからだ。
さて────
思えば、正夢となってしまった私の「クソ夢」だが･･･。
ここ数日、それとなく二人を観察してみた。
山都は、白侶大好き「立花信者」。
(白侶の姓は「立花」)
初めは“従者”というものに慣れず、照れくさそうにしていたが･･･。
２、３日もするとスッカリ慣れて、『白侶さん！白侶さん！』と後を追っかけ回していた。
その様子は、まるで犬っころ。
「尊敬して止まない大好きな「白侶さん」が自分の付き人になった！！」
もう嬉しくって堪らないんだろうね(~_~;)
尻尾が見えるようだった。
･･･あんなの追いかけ回して何が楽しいのか気が知れないけど。
私は、理想を言わせてもらえば、
【ヘルシング】の“ウォルター”が理想の執事像である。
ウォルターさんマジネ申☆(´ω｀)ﾊﾟﾈｪ
だから別に、、、、、、、、、(__)ﾌﾝｯ
────まぁ、いい。
で、だ。
その“山都わんこ”と白侶の組み合わせなのだが･･････
･･･まあ、合ってんじゃない？
私は生まれて直ぐに母に育児拒否をされたので実家で育つ機会は無かったが、山都は実家で、母に可愛がられて育った。
その為、私たち兄弟は、年子といってもお互いをあまり知らない。
言ってしまえば、親戚でもなければ血も繋がっていない信也の方が、よっぽど兄弟と呼べるかも知れない。
────私と山都は、何もかもが正反対の兄弟だ。
山都は、嫌いな人間には徹底して冷たいが、自分が好感を持っている者には物凄く素直で温純。
私は、(修行での悟りにより)世の人間への好き嫌いは無いが、親い関係の人間になればなるほど素直じゃなくなる。
山都は、他人への警戒心がとても強い。
そこは「本家」という環境で育ったが故だろうが、他人を信用するまでに少しかかる。
私は、他人への警戒心があまり無い。
弟には、「誰に対しても扱いが平等すぎるから変態にも気を持たれる」と苦言される。
白侶には、「“愛”に飢えているが故に他に“愛”を求める結果」と分析される。
────見た目も、だいぶ対照的だ。
山都は、私より少し背が低く、童顔で、可愛らしい顔をしている。
目が大きく、小顔で、ストレートの短い黒髪。
それでも、父親似なためか、仕草の所々に男らしさが垣間見える。
私はぶっちゃけ、会った人に「もしや嫌われてる！？」と、誤解を生んでしまう顔をしている。
目付きが悪く、地毛も濃いブラウンの赤毛で、長髪。
しかも、母親似なため女顔で、芸の心得があるので仕草も女っぽい･･･。
(動作は薬指から動くタイプw)
────趣味の差も大きい。
山都は、昔から日本刀が好きで、よく蔵にあった刀を弄っては怒られていた。
お気に入りは「宗則」。
ご贔屓だった極道の会長さんから貰った刀で、きちんと免許が貼られていたのを覚えている。
今では趣味で居合いを始め、今年２段を取ったそうな。
私は、昔から楽が好きだった。
琴、大正琴、篠笛、龍笛、尺八、三味線、和太鼓など。
日本舞踊の家元が親戚にいたので、その方から舞も少々教わっていた。
香が好きで、子供の頃はよく白侶に付き合ってもらって「源氏香」をやっていた。
･･･兄弟で、趣味が「静」と「動」。
────なので、総じて、よく例えられる動物がいる。
弟・山都は「犬」。
兄・水都は「猫」。
人懐っこく、マメで、自分の気持ちも素直に伝えることが出来る山都。
尊敬する人、大好きな人にはハッキリ「大好き」と言えちゃう山都くん。
かまって欲しい時は、全身でアピール山都くん！！
以外と嫉妬深く、マイペースな気分屋で、自由奔放な水都。
気に入った相手にこそ素っ気なく、自分の気持ちは絶対言わない水都くん。
「しつこいのは嫌い！
でも、かまって欲しい時はちゃんと気付いてね系」水都くん！！
【白侶は、仕えるならどちらが楽だろう？】
シンキグタイム？
そんなモノはありません^_^
答えなんか、決まっているでしょう☆
正解は･･････
はい！！
山都ですね(笑)
当たった方はいらっしゃいますか^_^？
見事正解した方には！
今夜、素敵な『淫夢』をプレゼントッ☆☆☆
夢に溺れて浮かんでくるな、って意味じゃないよ
いや･･･ぁ、それにしても何ですねぇ(´ω｀)
どうして山都は、あんなに嬉しそうにジャレ付けるのでしょうか？？
不思議でなりません。
白侶も、素直で可愛い山都に笑顔が絶えないみたいです。^_^#
如何にも『私はあなたの従者ですよ』って、顔してる･･･。
『私はあなたにお仕えしておりますよー！』的な顔。
アイツ、普段あんなに笑わないからなぁ。
表情筋死んでんじゃねーの？って思うもんね常の顔は。w
私の時は、こう────
────いう、顔だし。(_ _;)
本当は実物の写真を撮って載せたいんだけど、そういう訳にもいかないし。orz
画像で例えるしかないんだけど･･･。
表情や雰囲気がよく似ているので、何となく伝わってくれれば嬉しい^_^;
そもそもwww笑い方www素www
上の表情だと、なんか『私はあなたにお仕えしてますよ』感があって一歩引いた･･･何て言うのか、作りじゃないけど･･････う～ん、従者の顔っていうか･･･
遠慮？
遠、慮？？･･がまだ見えるじゃん？？
下の表情はソレ、全然違うよね(°д° ;)！！
私と山都に対する態度、まったく違うじゃんッ！！
俺には一歩も引かないし！！
作らないし！！
むしろ、素ッ！！！
以前、『坊っちゃんのお世話は趣味です』なんて言い切られたの思い出したわ
･･･何て言うかさぁー。
ホント、なに言いたいか解んなくなってきたから書き殴らせてもらうけどさ。w
「あれ、無理してるなー」
「アイツ、あんまり慣つかれると疲れ溜め込むタイプなんだよなー」
なんて、思ってしまうのは私の自意識過剰なんだろうか(笑)w
仕事だからその辺はキッチリしてるけど、白侶がああいう(↓)顔で笑ってる時は、仕事として相手に接している時だ。
それ言っちゃうと、こういう(↓)いつもの顔の方が、素で、見てて気持ち良いや。
白侶らしいというか・・・？
まぁ、ああいう所も白侶らしいと言えばらしいけど。
う～ん。。。
頭掴んで「ヨシヨシ(-_-)＼(゜-゜)」してやりたくなってきた･･････orz
違うぞ、山都。
白侶は「追い掛けたい」タイプであって、「追われたい」タイプじゃない。
女性関係もそうだが、「追われる」と途端に冷めるんだぜソイツは･･･。
そんなに甘くしなくて良いんだって！
言う事なんて聞かないくらいが丁度良いんだから！(_ _;)