土曜が雨でけっこう大変だったけど、日曜は晴れて暖かくて、仕事に行くとき車の水滴が光って気持ちいいねー。ドアミラーごしの景色もなんか春がきたみたい!!!
てことで日曜日は、仕事もしたけど夜はちょっとお出かけしておいしいものを食べました。バレンタインだもんね。しかもパンダ吉田さんとではなく仲のいい後輩と。
んなわけで、夜に家に帰ってきてからfacebookにこの写真をあげたら、なーんか評判が良くて、ショックというか、あー、そうか当時の僕の気持ちは報われたよとそう思ったのです。
この写真のとき、僕は司法試験の浪人していて、ロースクールの同級生は次々ととっとと合格するし、彼氏のパンダ吉田さんも当然にもう弁護士だし。そんな自分の焦る気持ちの中で、パンダ吉田さんも体調を崩して、タダの浪人生の自分にナンの価値があるねんみたいな。自分の自信を何に見出していいのかまったくわからず、だけど試験の日を目指して勉強するしかなく。
で、その頃の僕は、自分の見た目くらいしか、もう寄って立つものがなくてですね。でも、司法試験の浪人生だからお金もないし、高校生の子らが買うようなカットソー3枚で1980円みたいな店で派手な柄のシャツを買って、ドクロのチョーカーとか付けて、「俺はロックンローラーだから」みたいな、もう、なんかそんなことしか自分を見出すというか、自分のことを「カッコいいね」と言えるところがなくて。
模擬試験を受けに行くときとかも、「どうせ周りは若い人らやねん」「どうせオマエら勉強に自信あるんやろ」とかそんな気持ちばっかり湧いて、そこでここぞとばかりに安い香水を振りまくって、ほんとナニしてんだかーと、それを頼りに毎日、勉強を繋いでいました。
だから、もう見た目だけはいつもたぶん維持していて、カッコよいのはある意味当然で。そのときはとにかく、カッコよいと言われることだけが頼りだったから。この写真も奇跡の一枚とかでなくて、たぶんこの時期はいつもこんな感じでした。
という話を後輩にしても、後輩は今を生きるワカモノなので、「ふーん」みたいな。
ちなみに後輩によると「今の南さんは、疲れだけが顔に出ている」らしい。
そして家に帰ってパンダ吉田さんに、発掘写真を見せたら「えー、あー、こんなにカッコよかったのにー」「やーせーてー」「お願いやから、やーせーてー」と言われました。
ということで、急遽のダイエットモードに突入させられた僕は、今日もパンダ吉田さんによるお手製お弁当でした。今日はずっと外回りで事務所に帰らないからとある駅のバスロータリーのベンチでお弁当だったのですが。
痩せるべく(笑)ヘルシー。しかも僕の大好きなブロッコリーいっぱい。