写真は楽天の貯まったポイントで買ったリックディアスのフィギュア。ガンダム、特にZガンダムのモビルスーツが好きであります(`_´)ゞ。
そんな今日はもう2月10日。午後3時過ぎ、会議室から打合せを終えて執務スペースに来たところで、母メアリが電話を受けてナニやら言っています。
「はい。大丈夫ですよ。本人も喜ぶと思いますので、はい、代わりますよ」
と、いうことで、どんなお電話かしらと思ったら、なーんと!ブログをいつも楽しみにしてくださっているという方から「最近、更新がないのでお元気かと思って」と電話をいただきました。
嬉しい!
嬉しさを表す写真がiPhoneの中にないので、昨日、とある町で食べておいしかった天丼のメニューの写真で嬉しさと喜びを表してみます。この天丼をいっぱい食べたくらい嬉しい。
お電話をくださった方は目が不自由でらして、いつも図書館でこのブログを読みあげて楽しみにしてくださっていたとのことで、なんていうか、生きる元気が僕も沸きました。
もう若くないのにというエピソードを。
今日、拘置所で接見した被告人の方に「先生の本を読んだけど、オビの写真は若くてカッコいいねー。イケメンだわー。でも、今は太ったよね」と言われました。はいっ。太りましたとも。
ほんと、たしかに最近はもはや恋愛市場でも見た目で勝負するには年を行き過ぎており、そもそもオープンリーゲイなもんだから、なんとなく社会生活は、ゲイであることよりもオッサンみたいなね。
だから、ここんところ、何かと女性のミカタな気持ちだけでなく、むしろオトコだからって何でもかんでもイジめられていいわけじゃないみたいなことも考えるようになってしまい。
たしかに世の中はどっからどう考えても男尊女卑で、オトコはオトコだというだけで力を得る、オンナはオンナだというだけで損をして我慢させられる。
それはもう法律の制度や社会の仕組みの奥深くまですんごく浸透していて、そりゃ怒るよオンナは。怒って当然だ。
でもでも、でもね。だからっていって、個別の場面で好き放題に暴れて良いということではないだろうし、一対一の関係で目の前の相手の心をグサグサにコテンパンにしても良いというものではないだろうと。
ふぅ。ちょっと気持ちを落ち着かせるべく、「のりべん」の写真ですが、「オンナ無罪!」僕も社会に向かってそう言いたいことはいっぱいあるけど、目の前でボロボロになった男の子を見ると、それはそれでツライ。いい気味だとは思えないし。
当たり前のような「とにかく結婚」略して「とに婚」がアカン気もするし、それと実は連動しているオトコは超長時間労働で、オンナは非正規雇用しかない経済と産業もそれに拍車をかけるし。
オンナにとって、社会を生きていくために仕事に食らいつくことの徒労を思えば、養ってくれるオトコと結婚することに労力をかけるのがずっと合理的だ。でも、恋愛や社会や家族への対面や性的な渇望やそんなことも混ざり合いながら、オンナ同士のつばぜり合いまで。
やっぱりオトコはズルい!オトコは結婚してもしなくても、生きていけるじゃないか。仕事も選べるじゃないか!ムキーッ!きっと目の前のこのオトコがわたしをイライラさせてるんだ!
コテンパン!ボコボコ!ブッタ斬りぃぃぃ。
ということで高まる気持ちは常に「のりべん」で抑えまして。
という感じなのかなぁ。そう思うと、僕みたいにゲイだから、男女の結婚の枠組みから離れて生きていけたのは良かったのかな。
今日、拘置所で接見した人は本人が言うところの「ニューハーフ」なんだけど、仕事の話なのにゲラゲラ笑いながら話をしていて、ポロっと「私も先生も、小さいときから疎外感あるやんかぁ」と言って。
子どもの頃の疎外感。ぁー、そうだそうだ、やっぱりあったかもなー。今はいろんな巡り合わせで良くなってるだけかもしれないと思いました。