食べ過ぎ注意なカシューナッツ。ナッツ大好き。止められない。
日曜日の夜の人生振り返りタイム。僕は彼氏によく「ほんまに、自分のことしか考えてへんな!」と怒られる。
今、お風呂に入りながらボンヤリ思い返していて、ほんとに僕はたぶん、自分以外の人のことを気にかけなければならない人生になったのは、彼氏の存在が彼氏になってからが本当に初めての気がする。いや、たしかにそうだ。
自分が真剣に自分の人生と同じものだと考えるようになることが家族になるとかそういうことかもしれない。結婚って、家族になるという意識とは別に自分の人生のイベントとしてなしうるから、たいへんなのかなぁという、離婚弁護士的な考察はさておき。
僕はほんとに、自分のことだけを心配していれば良いだけのありがたい子ども時代そして二十代前半だった。だから、朝から晩まで自分が将来どうなるだろうってことばっかり考えていられた。
今、あっちこっちの講演で僕は「自分が男が好きで将来どうやって生きていけるか10代の頃は頭をパンパンにして悩みました」とか、まるですごいコトのように言うてるのだけど、それだけまぁ恵まれていた、ほかには何ひとつ不自由のないバカボンでしたみたいな裏返しでもある。
とはいえ、だからそればっかり考えていたことを今、言語化できるのだけど。
なんで、それを思い返していたかというと、僕は中学校のときと高校のときも、お風呂に入っているときは、ほぼずっと、何か新しい曲を作りたい、いいメロディーってどんなだろう、さりげなく心地いいコード進行ってどんな法則があるだろう、と、そればっかり考えていたことを思い出したからだ。
そいで、お風呂で浮かんだ鼻歌やコード進行を、お風呂上がってから、必死でノートに書き留めまくっていたのだけど、あのノートは今、どこにいったのだろう。
今ではお風呂では、そんなことではなく、明日の仕事どうしようとか、彼氏が話していたあのことはどうだとか、あるいは世の中うんちゃらかんちゃらとか、あーすっかり大人になってるみたいなことである。
そして今夜みたいにブログをお風呂から書いたりして。でもまた音楽のことだけ考えるお風呂とかもいいな。懐かしいな。