J.S.バッハ誕生祭 ~はじまりはこの曲 | 自転車から今日は♪

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坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

 

 

今年もまたこの季節がやってまいりました。

 

ラナンキュラスのお花と共に

バッハ先生の音楽を聴きながら春の訪れを感じよう!

 

J.S.バッハ誕生祭

 

本日3月21日はバッハ先生のバースデイ

お誕生日おめでとうございます!

 

 

 

 

 

ariosoriaかおこちゃんと、10年以上

続けている(と思われる)この生誕祭

 

今年のバッハは原点にもどってこの曲をUpします

全てはこの曲からはじまりました。

 

 

J.S.バッハ フランス組曲5番/グレン・グールド 

 

 

 

その昔。

 

息子と一緒にピアノを習っていた時

フランス組曲5番のアルマンドという曲を数回

みてもらったことがありました。

 

とても好きな曲で、無謀なのはわかっていたけど

この組曲から数曲抜粋して

発表会で弾いてみたいってもちかけたんですね。

 

でも私のレベルなんて

バッハの2声で頭のなかをかきまわされて

ワケわからんと言ってた生徒でしたので

 

案の定レッスン時の先生も

 

 

うーん。これは違う

 

とか

 

フレーズがねー

 

とか話されて、内心私はおさえてる鍵盤

あってるならイイじゃんかーと思ったのですが

音楽の世界はそうではなく

絶対に譲れないポイントってものがあるらしいのです。

 

先生は説明してくれるのですが

話している内容がちんぷんかんぷん

なんでそうなる?

AはいいけとBは違うの根拠なに?

 

先生は

 

それを説明すると時間は

いくらたっても足りないからまた今度

 

 

そしてニッコリ笑って早々に切り上げ宣言

 

この曲は保留。

一度ねかせておきましょうかね

 

 

そして今に至る。

 

塩漬け曲どころか、ピアノを辞めてしまったのでさらに

遠くの曲になってしまったのですが、好きな曲なことにはかわりません。

時々楽譜をひっぱりだしてはコソ練をしていました。

 

 

 

ある年の3月

 

いつものように自転車に乗っていると小さな春を感じました。

 

もう冬じゃない。春が近づいているんだ。

 

自然とフランス組曲のアルマンドの旋律が浮かびました。

 

なんとなしに、グールドさんのフランス組曲を聴いてみますと

これがまぁ とんだり跳ねたり楽しそうで

あまりにも自由過ぎてふふっ!って

声をあげて笑ってしまったんです。

 

その時の印象を例えて言うなら

 

おろしたての白いスニーカーをはいて

春風ふく三月に外を歩いてみたら

鳥の声がして振り向いてみたり、

年甲斐もなくスキップしたくなるような気分になったり

つくしや小さな野の花を見つけて、

途中で立ち止まってかがみこんでみたり

 

 

 

 

かと思えば道からはずれて

よし!この土手をおりて、

小川の近くまで行ってみようかと

突然探検ごっこがはじまったりとかですね。

 

こんな情景が浮かびました。

 

人の人生を旅というものに置きかえることは

多々ありますが、こんな軽やかな旅だって

あってもいいのよねって

 

この時めちゃくちゃ目から鱗だったんですよ

 

自分の旅なんだから途中で立ち止まってもいいし

こんな風に楽しんでもいいし

自分で旅をプロデュースしていいんだ

 

どうして今までそのことに気づかなかったんだろう

 

 

 

 

 

後日グールドさんが夏目漱石の『草枕』を愛読されてると知った時

私の感じたグールドアルマンド、実はイイ線ついてたのではとか

思ったのは別のお話になりますが

 

グールドのフランス組曲につられて、お花屋さんに飛び込みました。

 

パッと目に入ったのはがラナンキュラスの花でした。

 

バッハの誕生日って春分の日のあたりというのは知ってましたので

それじゃブログにバッハの話を書こう

 

これがラナンキュラスとバッハの日の

はじまりとなりました。

 

なんと偶然同じ年の3月に

同じことをされた方が

アメブロ内にいらっしゃったんですねー

 

以来毎年この季節になると

 

ラナンキュラス、ラナンキュラスと言いながら

お花屋さんにかけこむようになり

店員さんもそんな私の行動を先回りし

 

 

今年のラナンキュラス

全部色違いの花でまとめてみましたよ

 

になりました

 

 

 

 

あまりにも可愛らしい花束に嬉しくなって

ちょっと寄り道

 

スタバでコーヒーカンタータ

 

(バッハは大のコーヒー好きでコーヒーの曲を

作曲しています)

 

 

 

 

 

ついでに、少し勉強もしようかと本を広げたのですが

目の前のラナンキュラスが気になって

集中できない 笑

 

ですが、何故か今

アルマンドを練習していた時先生が話していたことを

無性に思い出すのです。

 

 

基礎が大事なのよ

基礎がわかっていないと先に進まないの

 

基礎をまずしっかりね

 

 

コレって今私が苦戦している試験問題と同じってことだろか

なんてことを思った2024年3月21日

でございます。

 

 

 

 

昔の楽譜をひっぱりだしてみたら

シールでデコった楽譜のファイルがでてきました。

 

なつかしぃ~

 

 

楽譜ファイルってファイルした楽譜に

書き込みできる構造になっているから便利なんですよね

 

一冊未使用のものがでてきたので講習のときに

使ってみようかな

 

ピアノの独学は結局回り道になるというのは

身をもって経験していますので

私が今行ってる勉強も独学ではなく

先生の元について基礎をつけようかと思いました。

 

勉強ってモチベーション続けるのが難しいですね

ピアノの練習と似ていると思います。

 

 

さて、かおこちゃんのバッハは

なにを選べるかな~

 

楽しみにしてますね~