2019年のお正月、私はこんな目標を立てていたのですが
植物をテーマにした書籍のご紹介
本は読んだものの写真もあわせたくてお蔵入り
暖かくなったらカメラをもってお出かけしたい。
うまく記事がまとまったらリブログします
いったい誰が紹介された書籍でしょうか♡
(答えは秘密~♪)
その答は昨年サーシャさまが紹介くださった
こちらの本をだったのでした~♪
(サーシャさま ご紹介ありがとうございます)
私はお花屋さんで花を買うと
いつも食堂のテーブルに飾ります。
お花に癒されながらブログの記事を書き
お花をみながら食事を頂きます。
でもね 花を見ながら思うのです。
この花、食べられるのかしら?
ナズナにゼンマイ、菜の花にふきのとう
このあたりはいいでしょう。
ライラック(リラ)のお花は紅茶に
浮かべることもあるので毒がないこともわかる
心配なのはお花にふりかかる農薬あたりかな
ではこういう実ものはどうなのだ
熟した実は見るからにおいしそう。
食べられるのかなと気になって
気になって仕方がないんですよ
この実なんてパッと見、ミニチュア版の柿に
みえてきませんか
お花屋さんの説明はなかったけれど
たぶんこの実はローズヒップかなと推察し
食べられるかなと何気なく記事で呟いたところ
なんの植物かもわからないのに口にいれてら
大変なことになります!
と読者様からストップがかかりました。
そうなんですよね~
こういう実ものってつい食べたくなるけれど
毒があるものが多く小さな子供や動物が
うっかり口にいれてしまって
事故をおこしてしまった話もよく聞きます。
「毒草の誘惑」の作者である植松黎さんのもうひとつの本
「毒草を食べてみた」にはそんな毒草にまつわる
エピソードがいっぱい
古今東西の毒草事件簿ってところでしょうか
福寿草に水仙
スズランに彼岸花
クリスマスローズにポインセチア
これまで写真におさめてきた季節の花たちは実は毒草
こんなに綺麗なのにね。
「毒草の誘惑」は美しいイラストが
たくさん入っていて植物図鑑のよう
これはまさに私のための本だわと
昨年紹介したかったのですが季節は冬。
冬の毒草もいろいろありますが
やっぱり実際に咲いている花を見たほうが
ワクワクするわよねってことでのジギタリス
私の中ではアガサ・クリスティの「火曜クラブ」の中にある
「毒草」というお話で登場した登場した植物
ひとつは食べておいしいハーブです
もうひとつはジギタリスです
さぁどっち
食べたら死ぬで~
サフランライスでお馴染みのサフランも
名前にイヌがついたイヌサフランを食べたらさぁ大変
お花も根っこも葉っぱも全て猛毒です
イヌとついている植物は
毒がはいってることが多いですねと
ガイドさんが教えてくれましたっけ
(わんこの扱いが気の毒すぎる…)
【イヌサフラン】
免疫機能低下、脱毛、腎臓障害、下痢
♪ おとうさん おとうさ~ん
マオウがいるぅ~ ♪
♪ 坊や あれは風にゆれてる
葉っぱだよぉ~♪
【マオウ】
かつては覚醒剤の原料として使われました。
幻覚をみせてしまう覚醒剤は
まさにシューベルトの魔王!
そうかといえばこの植物葛根湯の中に入ってたりと
よくわかりません。
素人はむやみに手にしてはいけませんね
毒草探しはやっぱり気候の穏やかな
今の時期が最適ですね
ほら頬をなでる風がこんなにもさわやか♡
【エゴノキ】
昔は植物の毒を利用した
「魚毒」漁法という魚のとりかたがあったそうな。
(現在は禁止されています)
花菖蒲に菖蒲、
アヤメにアイリス
私はその区別がはっきりわからないのですが
とにかくアイリスってやつがまずいらしい
皮膚炎に大量出血
アイリスの球根を少しかじっただけで
痺れと痛みに襲われるそうだ。
菖蒲湯に使う葉っぱは大丈夫なのか
んでもって今日のお散歩の
お目当てだったジギタリスさま
高さが1m以上もありまして
毒草の女王の風格を漂わせておりました。
【ジギタリス】
心臓毒。天国まで連れて行ってくれる花
お出かけからもどって食事をつくろうにも
毒草ばかりを見続けていたせいか
旬の食材ニンニクの新芽が
丘の上~ひなげしの花で~♪
のアグネス様のBGMにのせられて
案外私も禁断のおクスリを
作れてしまうのではないのかしら
そんな妄想にかりたてられます♡
↑図解☆アヘンの抽出方法
(いいのかこの本 こういうの紹介して)
まっ いくら食いしん坊の私でも
むやみ花を食べない理性はもってるし~
毒がある意外な植物は知っているのも
多かったし~
と呼んでいた私でしたがスイートピーに
毒があるということを知ったときは地味に驚いた。
だってスイートピーの種って
サヤエンドウみたいでちょっとおいしそうなんだもん
【スイートピー】
頚椎麻痺
手足の痺れて麻痺したり、骨に異常をきたしたり
結構物騒な花
ひゃ~ 危なかったわ
思えばネット読書会で登場していた
「ウマし」の中にも
きのこ(真似をしてはいけません)
という章ががあって公園に生えていた
巨大きのこをとって食べたというお話が登場していました。
ポルトペトロというきのことではないかと
思いながらソテーして食べたという巨大きのこ
この公園には砂地に生える丸いきのももあって
熟したキノコをふむと、どろんと煙になって消える。
その煙が怪しすぎて食べたくならないと
書いてありましたが、
伊藤さん、そのきのこ
ノウタケ、ホコリタケのファミリーのきのこで
毒はありませんぜ!
↓こちら以前私のブロ友さまが捕獲した巨大きのこ
食べられるけどおいしくはないらしい
おっと、こういうことを言ってはいけないか
毒草の魅力にハマった植松黎さんに
日々のお散歩の道々で
これは食べられる、あれは食べられると考えるという
「ウマし」の伊藤比呂美さん
それぞれ別の方が紹介くださった本だけど
どちらの作者にも
すごいシンパシーを感じるのは何故だろう 笑
今日は大人しくケシの実ちっくな
ニンニクの芽を頂くことにいたします。