「眠れない夜なんてない」、ありがとうございました。
すべての千秋楽から、10日ほど経ちました。
吉祥寺、伊丹、津、善通寺、と、予定通り４ヶ所を回ることができました。緊急事態宣言も出ている中、吉祥寺では空席も多かったけれど、伊丹からは連日満席で、本当にありがたいことでした。（客席数は定員の50％）
最後まで飽きずに、考え続けながら舞台に立てたことが本当に豊かでした。当たり前だけれど、自分の少しの変化で客席も相手役もそして自分も変わるわけだから、繊細でありたいし、でもやっぱり大胆にもいたいなあとか、欲張ったりするけど、なにを欲張るかでこんなに違うんだなあとか、やはり、演劇では最前線に立つのは俳優と観客で、現場はここ、劇場だと強く思った。
さて、どうやったら続けていけるのかを、丁寧に考えながら進みたいと思います。