食空間プロジェクト㈱ MarinaazeInterior代表
食空間プロデューサーの慈道美奈子(MINAKO JIDO)です
よっ、ようやく給食スタート♪と思ったら、明日から
保護者会やら、学習参観やらのラッシュ(笑)
頑張るのだ・・・自分!!
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さて、昨日・・・銀座本校のプチリフォーム完成→★のレポを致しましたが、
本日は、その造作収納棚の施工プロセスを、ご興味のある方限定で
お伝えしますね^^
①窓台下端にカウンターを設置。
出入り口なので、間口が狭くなる事や、材のコスト的な
寸法(通常1800程度)を意識しての長さ設定。
②カウンター上で珈琲メーカー等を使用する事を考えて
100Vの電源2口を設置。
③カウンター下は既存の家具の後ろを配線が通ります。
って、建築やっていれば当たり前の事ですが、東京ドーム等で
皆さんの設置を見ていて、意外にこの電源がきちんと
計画されていないと、最後にカッコ悪い感じで延長コードが
露出されたりします(笑)
③カウンター上の棚板は現場で組み、今回ポイントとなった
採光と意匠的な観点で計画した「アクリパネル2mm(ワーロン)」
は枠を出したくなかったため、両面テープと小口に直でビス止めしました
④それを実際に設置しますが・・・
本体施工の梁が窓側に下がっていたり、壁と床が垂直ではなかったり
柱が波打っていたり??で、相当な現場合わせです(笑)
⑤入ってすぐの左側カウンター下を設置。
⑥左側カウンター上背板を加工し、マグネットキャッチ取り付け。
このキャッチが前記事で説明した点検口・・・というか?
換気口になります(笑)
⑦点検口の背板取り付け
実は、左にセコムのコントローラーがあるので、左側は
OPENにしているのです。
建築に興味のない方は、だからどうした?と思うと思うのですが(笑)
スイッチ、コンセント、床暖やエアコンのリモコン等、
配線絡みのものは動線も考えながら、綺麗に計画する事が
とても大切なのですよ^^
昔、電気屋さんが使う配管のΦや配線の種類まで指示図面書いており
電設資材のカタログがお友達だった頃が懐かしい♪
インテリアではなく電気コーディネーターかって感じでしたが><;;
以上・・・こうしたプロセスや考案を経て、たった一つの
造作収納&カウンターが出来るわけですが・・・
単にスタイリング&ディスプレイをするだけではなく、
こうしたプチ建築&インテリアを少し知る事で
見る目やスケール感が変わってきますので、たまにはこうした
記事もいいかな?と思ってレポしてみました
今後は素敵ディスプレイが生まれたら、また紹介していきますね
◆横浜校 4/26(木)・5/24(木)
◆銀座本校 4/15(火)・17(日) 5/13(日)・15(火)
https://www.fspj.jp/topics/blog.html?did=217
◆【通学】5/10,11(木金) 6/9,10(土日)
◆【通信】 5/2(水) 5/23(水)
https://www.fspj.jp/topics/blog.html?did=219
【FSPJ銀座本校/スタジオ】
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