◆マニアの方向け♪造作収納棚の施工プロセス^^ | MIKOのインテリア&テーブルコーディネート

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テーブルコーディネート・食空間プランナー・食空間プロデュース、テーブルコーディネートスクール情報までを配信しています。食空間プロジェクト㈱代表取締役・スクール代表 慈道美奈子のライフスタイルブログです。

食空間プロジェクト㈱ MarinaazeInterior代表

食空間プロデューサーの慈道美奈子(MINAKO JIDO)です


 

よっ、ようやく給食スタート♪と思ったら、明日から

保護者会やら、学習参観やらのラッシュ(笑)

頑張るのだ・・・自分!!

 

***

 

さて、昨日・・・銀座本校のプチリフォーム完成→★のレポを致しましたが、

本日は、その造作収納棚の施工プロセスを、ご興味のある方限定で

お伝えしますね^^

 

①窓台下端にカウンターを設置。

出入り口なので、間口が狭くなる事や、材のコスト的な

寸法(通常1800程度)を意識しての長さ設定。

 

 

②カウンター上で珈琲メーカー等を使用する事を考えて

100Vの電源2口を設置。

 

 

③カウンター下は既存の家具の後ろを配線が通ります。

 

って、建築やっていれば当たり前の事ですが、東京ドーム等で

皆さんの設置を見ていて、意外にこの電源がきちんと

計画されていないと、最後にカッコ悪い感じで延長コードが

露出されたりします(笑)

 

 

③カウンター上の棚板は現場で組み、今回ポイントとなった

採光と意匠的な観点で計画した「アクリパネル2mm(ワーロン)」

は枠を出したくなかったため、両面テープと小口に直でビス止めしましたウシシ

 

 

④それを実際に設置しますが・・・

本体施工の梁が窓側に下がっていたり、壁と床が垂直ではなかったり

柱が波打っていたり??で、相当な現場合わせです(笑)

 

 

⑤入ってすぐの左側カウンター下を設置。

 

 

⑥左側カウンター上背板を加工し、マグネットキャッチ取り付け。

このキャッチが前記事で説明した点検口・・・というか?

換気口になります(笑)

 

 

⑦点検口の背板取り付け

実は、左にセコムのコントローラーがあるので、左側は

OPENにしているのです。

建築に興味のない方は、だからどうした?と思うと思うのですが(笑)

スイッチ、コンセント、床暖やエアコンのリモコン等、

配線絡みのものは動線も考えながら、綺麗に計画する事が

とても大切なのですよ^^

 

昔、電気屋さんが使う配管のΦや配線の種類まで指示図面書いており

電設資材のカタログがお友達だった頃が懐かしい♪

インテリアではなく電気コーディネーターかって感じでしたが><;;

 

 

以上・・・こうしたプロセスや考案を経て、たった一つの

造作収納&カウンターが出来るわけですが・・・

 

単にスタイリング&ディスプレイをするだけではなく、

こうしたプチ建築&インテリアを少し知る事で

見る目やスケール感が変わってきますので、たまにはこうした

記事もいいかな?と思ってレポしてみましたキラキラ

 

今後は素敵ディスプレイが生まれたら、また紹介していきますねアップ

 

◆横浜校 4/26(木)・5/24(木)

◆銀座本校 4/15(火)・17(日) 5/13(日)・15(火)

https://www.fspj.jp/topics/blog.html?did=217

 

 

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