こんばんは
本日こんな記事を見かけました。
これを見た瞬間、
カーフェリーなんて前時代的と考えているのは誰だ!?
という感想しか持てませんでした。
そもそも北海道や沖縄は橋や海底トンネルで繋がっていないので車で移動するのはフェリーを使う必要があります。自家用車なら不要不急の場合があるかもしれませんが、トラックでの運送はフェリーがなければ死活問題になります。何を考えているんだと。
いつだかのラジオでとある人が青森から北海道に車で渡るために青函トンネルの場所を尋ねたという話がありました 青函トンネルは車でも通れると思っている人が少なからずいると思います
そういう人がカーフェリーをバカにするんだと思います🫵
東日本の人は北海道に車で行くことがなければフェリーに乗ることはほとんどないと思います。最近は横須賀と北九州を結ぶフェリーができましたが。西日本だと大阪や神戸から九州に向けてさんふらわあだけでなく多くの会社が激戦を繰り広げているほど需要があるのです。東西で意識の違いが現れると思います。
フェリーはのんびり船旅と考えている人が多いと思いますが、決してのんびりだとは思えないんですよね。その理由を書いてみます。
・フェリーに乗ることで運転手の休憩時間を取れる
ルートによってはフェリーに乗るより自走した方が早いことがありますが、その間運転手は睡眠を取ることができません。SAPAや道の駅で休憩する場合はその間先に進むことができません。フェリーなら寝ている間も目的地に近づいてくれるため、働き方改革につながります。そのため最近は積極的にフェリーを使う運送会社が増えています。
・上記に関連して、睡眠を取ったら起きている時間はほとんどない
後述するのは別としてフェリーでの移動時間は12〜15時間くらいが多いです。食事して入浴して睡眠とってやっていたらあまり時間がありません。ワイが乗った時も結構バタバタ忙しかったです
のんびり船旅と言えるのは、太平洋フェリーの名古屋〜苫小牧間くらいですかね。この区間40時間かかって移動します。
あとルートによっては、フェリーの方が早く着くことがあります。一番は、大阪南港〜志布志(鹿児島)のさんふらわあ。夕方くらいに出港して明朝には目的地に着きます。
このときも志布志から大阪までさんふらわあを使いました。というのも志布志に着くのが夕方としてフェリーに乗れば翌日9時前には大阪に着きます。一方陸路だったらどうでしょうか?都城志布志道路という高規格道路ができますのでほとんど高速で戻ることができますが、それでも九州から出るのは日付が変わるかどうかです。運転手の体力を考えたら宮崎あたりで1泊しないといけません。翌日頑張って運転しても大阪に着くのは早くて夕方でしょう。ワイの場合は翌々日から仕事だったので陸路で帰る選択肢はありませんでした。フェリーの方が早く着けるんです。
そういや上のお話で夕食バイキングが今は1800円と書いていますが、今月さらに値上げして2000円になったようです 朝食は750円で据え置きなのが救いですが、あの内容で750円でも安い。朝食の酷かった太平洋フェリーは1100→1200円に上げましたからね。
さんふらわあの朝食バイキング。当時はもっと安くて620円。
太平洋フェリーの朝食バイキング。こちらは1100円。
話が少し脱線しましたが、カーフェリーに乗ったことがない方も一度は乗っていただくことをお勧めします
まとまりがない話でしたがおしまい。