北海道遠征 6日目(2023/9/23(土祝)) その3

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神威岬を訪問し、あとは帰るのみ。苫小牧のフェリー乗り場に向かいます。この時点で14:30。17:00までにつくのは無理だな(ヽ´ω`)


近くに島武意海岸と積丹岬という景勝もありますが、またの機会です。


道中前の車と同じペースでついて行ったら、左側に白と黒のアレが!ビビりましたがとりあえず問題なし。北海道は内地ナンバーとレンタカーの取り締まりが特に厳しく、捕まった話をよく聞きますからね(ヽ´ω`) 


10年前も前の地方ナンバーの車が軽四のノロノロに痺れを切らしてオレンジカットしていきました。こちらも制限速度とオレンジが解除された瞬間に追い越しをかけたら、目の前にデーンと立っている制服の人が!明らかに工事関係者でなかったです。一瞬やばいと思いましたがそのまま通行しました。その後少し先の道の脇に数台のパトカーが止まっており、そこにオレンジカットしていった前の車が止まっていたと…。あの時は本当に足が震えました(ヽ´ω`)





15:10、古平町のセタカムイ岩の駐車場。

岩の名前よりも、豊浜トンネルという名前を出した方がピンとくる方が多いでしょう。


1996年2月10日、ここの豊浜トンネルでトンネル上部にある岩盤が崩落し、バスと乗用車1台ずつを巻き込みました。極寒の時期に岩盤を取り除く作業をしていたのはいまだに覚えています。巻き込まれた人全員の無事を願いましたがその願いもむなしく、バスと乗用車に乗っていた20人全員が岩盤の崩落でほぼ即死状態だった結果となってしまいました。2012年12月の中央道笹子トンネルでのコンクリート落下で9人が犠牲になりましたが、本当にトンネルを走行することは怖く通るたびに豊浜トンネルや笹子トンネルの悲劇を思い出してしまいます。


豊浜トンネルも事故後、新しく掘り直したようです。とにかく安全にだけは金を惜しまず、万全な形にしてもらいたいと願うだけです。


…と思ったらこれを投稿した少し前に、国道5号の共和町と仁木町の境目にある稲穂トンネルでコンクリートが落下し車数台に当たる事故がありました。幸いケガ人はおらずトラックが衝突したことが原因と言われていますが、豊浜トンネルからそこまで距離が離れていないかつ、こちらが通ったトンネルですので恐怖ですね。


初日に通った余市を通過し、ここからひたすら高速で苫小牧を目指します。後志道(しりべしどう)の延伸も函館本線山線の廃線に拍車をかけてしまうんだろうなと。


16:30、道央道の輪厚(わっつ)PAのみで休憩。PAですが、北海道で最も設備が充実しているところです。


結局苫小牧には17時を20分ほど遅れて到着。なんとか乗船手続きできてよかったですがそれだけでなく色々バタバタしてしまいました(ヽ´ω`)


バタバタしていて上記以外船を撮れませんでしたが、今回は「いしかり」に乗ります。苫小牧から仙台を経由して名古屋まで向かう船です。もちろんこちらは仙台で下船しますが。



前回「きたかみ」の特等室に泊まりましたがこちらの特等もまた違った雰囲気でした。なぜかエアコンが全く効かず道中暑い思いをしたのが残念でした(ヽ´ω`)


いよいよ本州に帰る!!!飲むだよ🍺


19:00に船は出航しました。さらば北海道!次に来るのはいつかね😭


夕飯のバイキングです。名古屋らしい料理もありました。


2杯目からはサッポロクラシックと。またしばらく飲めなくなるし。初日にも書きましたがサッポロクラシックは内地のセイコーマートとかで売っていることがありますが、やはり北の大地で飲むことに意味があることに気づきました。


締めの☕️とデザート。



この日の走行距離: 357.8km

累計走行距離: 3033.9km


6日目おしまい。

いよいよ次が最終日かつ2023北海道遠征記録の最終回です。


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