Minahei -34ページ目

Minahei

ライター戸塚美奈のブログです。

昨日スーパーに行ったら、まだ野菜が高かった。隣のTさんからもらった苗で育てたサニーレタスがやっとフサフサしてきたので、今日は久しぶりにレタスのグリーンサラダが食べられるー! よく見ると虫食いにやられている……別にいいけど。

ちょっと外に出るときに羽織るものがないから、庭仕事用のフリースをユニクロで買ってこなければ。そう思って週末ユニクロに行ったのだが、店内に入ると、リユース用の古着入れの箱に、ちょうど私が欲しい色のフリースが投げ入れてあるではないか。「・・・・・・・。」じーっと見ること30秒。なんだか買い物する気になれず、靴下3足だけ買って帰ってきてしまった。フリース、便利だけど。何かしら他に着るものはあるのだ。ユニクロでフリースを買わないと庭仕事ができないとか思うことがいかん。ダンナや息子たちが着ないでいる上着をリフォームして私が着ればいいこと。と思いつつそれがなかなかね。

 

先月のこと。用事の帰りに普段行かないちょい遠いスーパーに行くと、入り口に「ミシン修理」ののぼりが立ち、ミシン職人のおじさんがいすに座って暇そうにしていた。ちょうど、ミシンの調子が悪くておおいに困っていた私、えあわてて翌日大きな紙袋に大事なミシンを入れて自転車でエンヤコラ。「あのう、ミシンの修理お願いしたいんですけど」と言うと、「あ、じゃぁ引き取りに行きますからね、この紙に住所を・・・」「あ、持ってきちゃったんですけど」と言うとびっくりするおじさん。とりあえず預けて、糸調子が合わないことや、ボビンに糸を巻くときの棒が折れてしまって、自分で急ごしらえの棒を取り付けてあることを伝える。「道具がないから今すぐはできないんでね、とりあえずお預かりして、ご自宅にお届けしますから」そりゃそうだよね。

数日後の朝、修理を頼んだミシンが届くことをダンナに話したら、「いくらかかるか聞いた? お金あるの? いっぱいかかるかもしれないよ」。いつも少ししか現金を持っていないため、新聞集金だけでピンチになる私。あわててコンビニでお金を下ろしてきた。おじさんがやって来た。玄関先にミシンを出して、試し縫い用のかわいい水玉の布に縫って見せてくれる。「油もさして様子見たけど、だいじょうぶみたいですよ」あれ、そうなんだ。「それで、この糸巻きのところだけど、これ、古いミシンだしメーカーが違うから部品がなくてねぇ。今みんな、こういうの、内臓されていて外に出てないんですよ」うーむ、残念。この部分が使いにくくて困ってたのに。「もしあれだったら、ウチのメーカーのならお値引きしておきますけども」「でもまだ使えるし…たいしたもの縫うわけじゃないし」「まぁ頻繁に使うわけじゃないんなら、十分ですかね。これで問題なさそうだし。奥さんこれ自分でやったんでしょ?」 へんてこな修理部分をなでながらおじさん。そうなんです、あたいがテープでくっつけて直したんです。使い勝手はイマイチだけど、プロが大丈夫って太鼓判(?)押してくれてるんなら、このままでいいか。エヘン、プロも直せないものを直したぞ。で、だんだん心配になってくる。修理代っていくら? ドキドキしてると、「じゃ、そういうことで」。立ち上がるおじさん。「えっ?お代は?」「お代は・・・・いいです、今回は」「えぇ~そんな~」いくらなんでもそれは申し訳ない。「まぁ通常だったら3500円くらいなんですけどね、いいですよ、今回は」でもそれじゃ私の気が済まないよ。「だって点検して掃除もしてもらったんですから」と言うと、「んじゃ・・・奥さん、領収書って必要です?必要なかったら、千円、千円だけいただけたら…」とおっしゃるので、1000円だけお支払い。おじさんのお昼と一服代くらいにはなったかしら。おじさん、車に乗るときも「もし奥さんお買い換えのときは、うちのメーカーをご検討くださいね」と言っていた。

 

ミシンドック(?)も終わったし、リフォームをしなければ。そして庭仕事もしなければ。こうしてお金を使わない生活に拍車がかかる私。

 

 

 

 

昨日は長男の部屋のエアコンの掃除をやった。長男の鼻水やら咳やらアレルギーがひどいこともあり、長男の部屋のエアコンが一番古く、掃除をしなければとずっと気になっていたのだ。

エアコンの掃除は素人じゃできない、プロに頼むべきと言われるけれど、ホントかな?大枚はたいてプロの仕事に納得がいかない場合もあり得るゾと思い、ならばとネットで掃除の仕方をケンサクして半日がかりでやった。くうきれい、とかいう高価なムース状の洗剤なども買った。結果、時間はかかるがエアコンの構造を把握すれば、掃除は素人でもできるのだということがわかった。別に高価なエアコン専用の洗剤でなくともよさそうだ。

空気を取り入れるフィン→ホコリを掃除機でとり、洗剤を吹きかけて汚れを取る。この部分の汚水は排水口から全部出る。空気を出す部分の奥にあるくるくる回るファン→これの汚れがすごい。しかも洗いにくい。分解できない場合は、泡状の洗剤を吹きかけてしばらく置き、歯ブラシ等でできるだけヨゴレを取り、水で洗剤をきっちり流す。ここの排水は風の吹き出し口から全部出てくるので、ゴミ袋をガムテープでつりさげて受けるようにする。オオゴトが起こっているように見えるけど、これさえやっておけばあとはじゃんじゃん洗えばいい。洗剤が残らないように徹底的に水で洗浄することが第一で、これが大変だった(付属品のリンスなんかじゃ全然足りないので、やわらかいペットボトルに水を入れてキャップに小さい穴をあけ、水鉄砲のようにファンに向けて噴射してひたすら洗浄する)。

洗浄が終わったので送風にして乾かそうとしたら、エアコンが動かず、運転スイッチが点滅。ありゃ壊れたかと思い、取扱説明書を探したが、ない。メーカーのウエブを探したが、何しろ2004年製、ウチの型番の説明書がない。お客様センターに電話したところ、「お客様、もしかして何かお手入れなどされたでしょうか?」とのこと。たしかに今まさにお手入れが終わってスイッチ入れたところである。どうしよう。あーあやっつまったよ、やっぱり素人が手を出すとこれだと思い「手入れしてどこか故障させちゃったんでしょうかネ」と言うと、「いえ、たぶんそれは、前面についておりますハネに、ストッパーのものがついていますが、それがきちんと入っていないだけだと思われます。まずは、ハネを、カチっという音がするまではめ込んでいただけますか。そうしますとすぐに点滅が消えるはずでございます」。手入れをしたことくらいでイカレてしまうということは考えられません、という堂々たる口ぶり。「大切にご使用いただきありがとうございます。取り扱い説明書がネットのほうに見つからなかったとのことでたいへんご迷惑をおかけいたしました、説明書はコピーですがお送りいたします」。なんという親切さであろうか。次にエアコンと冷蔵庫買うときは絶対ここのメーカーの買うぞと思いつつ、安心してエアコンのハネをセットしなおしたら、お客様センターのかたの言うとおり! たちまちブーンと作動するではないか。よかた、壊してなくて。

やったぞ、私は自分でエアコンの掃除ができるようになったのだ。なんだか、ひとつ、世の中のやっかいな問題を解決したようないい気分だ。それにしてもモノスゴイ汚水が出た。あの汚れが長男の頭上にあったのだと思うと・・・・・・・。

今朝、さぁ長男は咳も鼻水も少なく眠れたかな。と思って朝起こしに行ったら、窓全開で顔だけ出してフトンにくるまって結核患者のように寝てた。

 

 

 

 

 

 

 

大学ノートを一冊おろして家族の健康状態などなどを書き留め始めたら、健康状態だけでなく読んだ本の感想やらなにやらいっさいがっさい書きつけるのに熱中してすっかりパソコンの日記を書くのを忘れていた。

先日夜、突然、Rママからメール。長男のジュニアユースまでのチームメイトでキーパーだったRのママさん。「どうでもいいことなんだけど…」の前置きで、「私神輿を担ぐという趣味があり、先日田無神社に行ったら宮司さんが『私の妹の夫がサッカー日本代表で、オーストラリア戦応援よろしくお願いします』と挨拶のついでに言ってた。誰?って思ったら原口元気くんだった~」とのこと。

長男から「原口選手の奥さん、すごい美人で、シュート決めたら結婚してくれ、と言って、決めて結婚してもらったらしい。やるな~」と聞いていたので、すぐメールで返事。「すごい美人の嫁さんだと聞いたけど、宮司さんもイケメン⁉」「宮司さん、結構カッコイイよ~! 来年は写メ撮ってくる!」と返事。来年が待ち遠しい・・・。

 

ダンナが「まんべ~んまんべ~ん」と、漫画家浦沢直樹さんのNHKの番組、「漫勉」の歌のようなものを歌っている。「なに歌ってんの」と聞くと、「ボブ・ディランに影響を受けた浦沢さんが作った歌。」の答え。漫画家の浦沢さんがギター片手にシンガーソングライティングしているやつ。ボブ・ディランがタキシード着て授賞式に行くなんて想像できない。くそくらえだ。ノーベル賞は物理学賞など化学系の以外の賞は完全に色物になっている。でもはっきり言って私はボブ・ディランってよく知らない。ボブ・ディランに影響を受けた佐野元春が時々ラジオのオールディーズ特集で流していたボブ・ディランしか知らない。

「漫勉」、いつもいろいろな作家さんが登場するのだが、連載が終了するとのことでご本人の特集だった。最後に、懐かしい下北沢を歩きながら、浦沢さんが言っていたのだ「昔お祭りがあると、お祖父ちゃんにおこづかい100円もらうんですよ。そうすると、それでお菓子を買うんじゃないんです。大学ノートを買う。よし、これでまた漫画描ける、って」

大学ノート。そうか、大学ノートがあれば、書けるんだ。

 

そういえば、その「漫勉」を見た直後に、浦沢さんの不倫報道があったが、あの圧倒的な技術の前には吹けば飛ぶよなものだろう。やはりあっという間にどっかに消えてしまった。

そういえば、ボブ・ディランに影響を受けた浦沢直樹さんと佐野元春さんの対談番組は、ほんとうにおもしろかった。周囲の期待に添い、同じような曲を作り続けるミュージシャンがいる中で、どんどん新しいものに挑戦していく佐野さん。その考え方を聞いて感銘を受けた。非難も多いはずだし、リスクも多い。でも自分は常にチャレンジしたいというような内容だったと思う。「大人に一撃をくらわす!」いつもその思いでいるとのこと。そして最後の言葉がよかった。「自分も大人なのにさ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キックオフに間に合ったのは出先から直帰してきた父ちゃん。帰って来てから少しダイニングのテーブルで仕事をしていたものの、集中できないようで、さっさと仕事道具を片付けるとテレビをつけて、ビールもグラスについで、どっかとテレビの前へ。私は夕飯の支度をしながら。

さぁ今日はどうかなと思いながら玉ねぎを切っていたら、いきなり父ちゃんが叫んだ。

「ゲンキー‼‼‼」。

えっ!? 見れば原口元気選手がドリブルで上がっているではないか。その瞬間鳥肌がさーっとたち、胸がキューンとしてしまって日本代表はどうでもよくなった。原口選手とうちの長男の名前は同じ(漢字は違う)。長男も、何度も何度も、サイドからドリブルで上がっていってゴールを決めた。クロスを上げて決勝点につなげた。父ちゃんの絶叫と原口選手のドリブルで、なつかしい光景が一気に私の脳裏によみがえったのだ。土のグラウンドを思いっきり駆け上がった秋の日。土埃の臭い。あの素晴らしい週末の日々‼

・・・・・・父ちゃんは代表戦を観ているようだったのでなにも言わず、私ひとりでしばし思い出に浸る。

 

試合途中に長男次男も帰って来て家族で観戦。ピッチにいるのんきなカモメを見て、「ホラ、あの鳩がいっぱいいるグラウンドあったよな」と父ちゃん。「W公園だよ、あのギンナン臭いとこ」「誰だっけ、鳩嫌いなヤツ」「Yだよ。鳩がいるとやる気がなくなるんだよな」Yんちの誰かのパーカーのフードにギンナン入れて帰って、それそのまま洗濯してたいへんなことになったって言ってたっけ。

本田の走り方が高校時代のチームメイトのKにそっくりだ、Kは2年の時ホントに調子がよかったとか、高校時代のことを長男話し始める。

「オレ高校のとき、自分ではめいっぱい頑張ってるつもりだったんだよね。でも今考えると、本当にいっぱいいっぱいじゃなかったような気がするんだよな。もっともっとやれたのに……」そんなこと言ったって。あの時はあの時で精いっぱいだったんだよ。細くって筋肉もなくて、スタミナ不足だった。「オレとKが出てるときは負けたことなんかなかったのにな」仕方ないよ、コーチに認められなきゃ試合には出られないんだから。じっと料理をしながら聞いていたけど・・・・・・たぶん、まだ相当未練があるのだ、サッカーに。

思い出すと今も悔しいこともいっぱいある。でも、サッカーのことをみんなで話して、なんとなく満たされたような気持ちになったのはなぜだろう(試合もドローだったのに)? こうして、サッカーを観るたびに、家族みんなが共有している思い出が鮮やかによみがえる。サッカーを観ながらそれぞれが思っていること、とりとめのないことを話す。思い出して笑う。・・・・・そういう共有体験があるって、家族にとってけっこう幸せなことかもしれない。