このところ、どういうわけか、
お知り合いになる方が、
75歳をすぎたご高齢のかたばかりです。
それがもう、みなさんほんとに元気いっぱいで、チャレンジ精神旺盛で、素敵なんですよ。
「76過ぎてますけど、でもまだまだ夢がありますから」と語るOさん。
「原稿できましたら、デザイナーの男の子のほうに送っておいてくださる?」
とおっさるが、その男の子も60はすぎていらっしゃる。
60代の弟さんと、80代のお姉さまを乗せて軽井沢ドライブした70代の〇〇センセイ。
「すっごく平均年齢の高い車」って。
80代のお姉さまもいまだに車の運転をされるらしい。
秋には毎年、背丈よりずっと高い脚立に上って、好物の柿を収穫される。
今日は、また、新しくお知り合いになった、80歳のお医者さまとやりとりしましたが、
メールにしろファックスにしろ、レスの素早さにびっくり。
そんなこんなで、お元気で素敵な彼らの共通項を、
このところ考え続けておったです。
今日、発売の文春に、ボケない寝たきりにならないための方法は? という、(文春新書のパブ記事)
があったんで、
それを見たんですけども、なんかあったりまえのことしか書いてなかった。
いんや、私がみたところ、彼らの共通点は、
滑舌の良さ。
滑舌、、といっていいのかどうなのかわからないんだけど、
とにかく、「はきはき」「しっかりとした文章を」しゃべられるんですよ。
アナウンサーのようなよどみのない感じというのではなく、
劇団員みたいな。アイウエオアオ!
きちんと口をあけてしゃべっているのがわかるんです。
電話だけで話していると、お年を忘れてしまうほど、はっきりすっきりした発音。
私ら中年や、若いもんのほうが、むにゃむにゃしたしゃべり方してる。
昔の人だから、顎がしっかり発達しているのかしら?
はきはきしゃべって、顎の骨格や筋肉をフルに稼働させていれば、脳にはそりゃいい刺激与えますよね。
若者はモゴモゴしゃべりですもんね。。私もそうなんだよぅ。反省。
こないだ、あるシンガーがテレビにでていて、インタビューを受けていたんですけど、
その様子が、
「ほんとにしゃべってんの?」
って感じだったんです。
口がほとんど動いてない。腹話術師状態なの。
声がちゃんと出てるのは、さすがに歌い手さんだからなんだろうけど、
でも、
なんかちょっと見てて気持ち悪かった。
これから、私は、将来のボケと寝たきり防止のため、ハキハキ劇団員のようにしゃべるよう、努力します!
東北人にはむずかしいんだなこれが。