
大分のワタリガニをこんな感じにしあげました。姿蒸しです。
この時期メスは卵を体内にもちます。甲羅の目の周りから尖った部分の先端までと内臓の周りにオレンジ色の内子がびっしりです。
活けのワタリガニを氷水に落としてしめてから蒸し器で17、8分蒸してから冷蔵庫で肉汁が落ち着くまでしっかり冷やします。
甲羅をはずし、肺を取り除いて砂袋をはずして、身をほぐします。内子も取ってガラと香味野菜でお出汁をとり、濾してさらに煮詰めてコーンスターチで濃度をつけます。
キレイに洗った甲羅に身と内子、ブロッコリーなどの生野菜を詰め直しソースをかけて蒸し器に入れて野菜に火がとおったら出来上がり。アサツキとトリュフを散らして完成です。
身の甘味と内子のコク、トリュフの香りと甲殻類特有の旨味。そこに野菜の優しい味わいでまとめてみました。
前に書いたように渡りガニの産卵は2回ありますが、やはり第1期のほうが内子の量は間違いなく多いです。
お寿司やさんで蒸したての渡りガニにくらいつくのも醍醐味ですが、もうヒト手間かけたイタリア料理の渡りガニも楽しんでいただけると思います。
寒い夜に熱々の渡りガニ。この冬に食べなきゃきっと後悔する一品です





