それぞれの卒園式の様子はこちら↓
どちらの卒園式にも共通していたのは
証書授与、将来の夢の発表、卒園の歌、卒園児から保護者へのプレゼント、練習の成果や取り組みの発表、思い出写真の上映がありました。
日々の保育・療育も行いながら、たくさんの準備をしてもらって、本当に感謝です
〈それぞれの卒園式に出て思ったこと〉
どちらも子どもたちと先生方の心がこもった卒園式でした
デイは証書、ママ用のコサージュ、保護者へのプレゼント、取り組み発表の作品(全身画)とほとんど活動の中で子どもたちと先生方の手作り
臨機応変が苦手な子どもたちでも参加しやすいように制作をしながら卒園式のイメージを持たせることや、手作りを通して手先の作業訓練をすることにつながっているんだと思います。
息子の作品は上手ではないけれど、今の力で頑張って作ったことが伝わってきて、それだけで泣きそうでした
保育園の卒園式は卒園児みんなでの呼びかけやハンドベル演奏など、形に残るものではなく、みんなで協力してその場で披露するものが多く得意な子も苦手な子も、頑張って披露する姿が印象的でした。
園児のコサージュや保護者へのカーネーションのプレゼントも当日先生方が準備してくれて、みんな揃っていてきれいでした🌸
保育園の桜のコサージュは息子にとっては初めて目にして、初めて胸につけてもらったもの。
それが式の途中も気になるようで、花を束ねた枝の部分をクルクルといじって、ひとりだけコサージュの花が左右に揺れていました
(緊張した真剣な表情なのに花だけクルクルと揺れる光景がシュールで涙が止まりました)
些細な「初めて」が息子のような子どもにとっては集中を途切れさせる要因になることを改めて教えてもらいました
そして、一番感銘を受けたのは、将来の夢の発表
保育園の卒園式は男の子は警察官やサッカー選手、女の子はケーキ屋さんやお花屋さん、保育園の先生など、ザ・子どもの夢という感じでしたが、デイの子どもたちは「動物園の飼育員」「水族館の飼育員」「YouTuber」「トンネル(うちの息子です)」と個性豊かで具体的!ひとりずつ発表するたびに「お〜お!」と保護者の歓声や笑いが響きました
発達に凸凹があるからこそ、好き、得意が突出していて、周りに合わせようとすることなく、今の夢をそのまま語れる姿は、先の見えにくい時代にもたくましく生きてくれるような気がして、頼もしく思いました
子どもたちがありのままの自分を大切に、生きられる社会になりますように✨