1984年の... | 和田みな の「みな、やってのける!」ブログ(公式)

和田みな の「みな、やってのける!」ブログ(公式)

たつの市に女性力を!
たつの市議会議員の和田みなです。

政治だけでなく、大好きな歴史、日本や兵庫県の素晴らしさ、たつの市の魅力、日々の発見や出会い、感謝をお伝えします!

歴史は人の心の中にあり、人の心が歴史を作り出す(By 柳澤健)
みなやってのける!!和田みなです!

時事芸人のプチ鹿島氏は
著書『芸人式 新聞の読み方』の中で、

大好きなプロレスも「何が本当か」を見極めるのが実に難しいジャンルだった。

...プロレスそのものも見る人の心の角度によってまったく味わいが違う。

プロレスファンは「リテラシー」なんて言葉を知らない頃から、おのずと高い「リテラシー」を身に付けていたのだ。

と、述べています。

「真実」がわからないから、
自分の思う「真実らしきもの」を必死で探している...それがプロレスファンだということなのか。。。

なぜ、冒頭にこんな話をするのかというと、
今日ご紹介するのは...

{51EDE414-D746-48A3-9BBE-4B7BD3A48462}

柳澤健著
『1984年のUWF』

80年代に一大ブームとなったUWFをめぐる歴史認識見直しの本です。
売れ筋とのことで読んでみました!

プロレスに詳しくないせいか、
最初は事柄はよくはわからなかったのですが、
読み進めるうちに、
柳澤氏の構成、文章に引き込まれ、
気付いたらプロレスファンに。笑

同時に
モノ書きとしての柳澤さんのファンにも!!笑

この本、今なぜ注目されているのか??

これまで支配的であった、
「前田日明史観」によるUWFや
日本の総合格闘技黎明期の歴史を、
初代タイガーマスクにして
天才的な理論家でもある
「佐山聡」氏を中心に据え、見直す試み
として書かれたものだからです。

柳澤氏はこの本に対するインタビュー記事の中で、
前田信者にとっては、
私は歴史修正主義者となる。
と、言われていますが、

この書籍を読み、
選手や
関係者、
そしてムーブメントを支えたファン、
それぞれの「真実」があるだけに、
歴史認識の問題はなかなか難しいとも感じました。

ある特定のジャンルに関してさえ様々な見方があるのに、
ましてや、
私たちが取り組んでいる
国の威信のかかった戦後の歴史観ともなると、
その見直しにはたいへんな労力が必要だとも痛感。

それでも、やらねばなりません。
やってのけねばなりません。



これまであまり知らなかったプロレスや格闘技の世界...ですが、
エンターテイメント性が高くて、
多くの人を熱狂させる技術がすごいなぁ。と感心。

初期の頃のUWFや修斗と同じで、
一見、
本物の政治も中身は地味で面白くないから、
何らかの部分で人の心を動かす演出も必要。
自分たちの哲学が必要だし、
人を動かす言葉も必要だし、
選手のように政治家一人一人のキャラや物語も必要だし、
何よりも「本物」が必要なんだと思いました。

人間は強さと美しさを追い求めている。

それと、
全体の中での位置付け、
全日、新日、UWF...
自民、民進、共産、幸福...みたいな中で、
これまでの政治に疑問を持っていた人たちや純粋な若者が応接したくなるような私たちにならないと!と感じました。

支える側の熱狂が時代を創る。

幸福実現党はガチだし、
和田みなもガチです。

いずれ「2009年の幸福実現党」をどなたかが書かれるときもくるのではないでしょうか。

そして
いつか「2017年の和田みな」も書いてもらいたい!笑
と、思うのでした。


個人的には、
天才・佐山の苦悩と美学に惹かれ、
前田の言葉の引出しに感心し、
高田のカッコよさに気付いた著作でした。笑
高田vsヒクソンの入場シーンは...(>_<)

{E48AF4F0-D5FE-4501-8A90-BA534C1C5358}
↑4/7の深夜、関西テレビ「桃色つるべ」のゲストが前田日明でした♪モノノフには夢の共演(*^^*)