いよいよこの日最後の訪問駅、雄信内へと到着。
糠南からは稚内方に1駅、5.7kmです。
またまた変わった駅名。
地名の由来は、アイヌ語の「オ・ヌプ・ウン・ナイ」(川尻に原野のある川)から「オヌプナイ」となり、それが訛って駅名になったようです。
ちなみに地名の読みは「おのぶない」。
※構内踏切から撮影
ホームは2面2線の交換可能駅。
ホーム側から見た雄信内駅舎。
筆で大書された「雄信内駅」の文字が出迎えてくれます。
駅舎内。
ベンチやごみ箱もあり。
昔は駅員配置駅だったのか窓口跡がありますが、今では見る影も無いほど廃れています・・・
しかし冬季には除雪職員の詰所として使われるんだとか。
雄信内駅
1953年から使用されている味のある渋い木造駅舎。
幌延町内の秘境駅の中で唯一立派な駅舎を持つ雄信内駅。
外傷も少し目立ちますが、こんな立派な木造駅舎は中々見ないのでいつまでも残っていてほしいものです・・・
駅前通り。
駅を出るとすぐにT字路となります。
右を見ても、
左を見ても、人の住んでいる気配はまったく無く、崩れかかっている廃屋だらけ・・・
調べてみたのですが、雄信内駅前には人家はまったく無く、雄信内の中心集落はこの先の雄信内大橋を渡り、国道40号線に出るとあるそうです。
この駅の滞在時間は50分ほど。
あまりフラフラできないので駅で駅ノートを読んで時間を潰します。
やがて日が暮れ、夕焼けが見えてきました。
秘境駅で見る夕焼けは神秘的な気がします。
都会には無いような雰囲気でまた格別です!
この10分ほど後...
雄信内駅に停車する本日の最終列車、前面灯を灯したキハ54系がやって来ました。
いよいよ幌延町の秘境駅ともお別れ。
とても魅力的な駅ばかりだったのでぜひとも再訪したいですね~
ちなみにこの列車からは親子連れ2人が下車していきました。
駅周りは何も無いとは言え、中心街はそこそこ栄えているのでしょうか・・・
そして普通列車 名寄行きに乗車。
今日もハードなおかつ濃厚な1日でした・・・(笑)
疲れて列車内で爆睡。
起きたら音威子府で停車していました。
そこから1時間。終点の名寄に到着です。
今日の移動はここまで、名寄に宿泊です。
それにしても25.5℃とは・・・涼しいですね。
ちなみにこの日は名古屋で39℃の記録的猛暑日でした。
北海道って凄いなあ・・・
この日は名寄駅から徒歩8分ほどのホテルに宿泊。
この次の日は美瑛に行く予定だったのですが、大雨との予報だったので予定変更、宗谷本線の駅を引き続き巡ることにしました・・・が、後に違う方向へ走り出します。
6日目へ続く...














