なにもしたくなかったんだ…


朝 目覚めたら
なにもしたくない気持ちでいっぱいになって
いつもの支度をすることが
とても嫌でたまらないことに気づいたんだ

そんな気持ちに流れてしまいたくて
どうしようもなかったんだけど
誰かの言葉が耳の奥に届いたんだ


物心ついた頃からいろんなことを見てきた私からすれば 屁でもない


私はきっと
温かな毎日に助けられて来ていた
だから ほんの小さなことにも
傷つき 胸を痛めて
折れそうになる


いつか引いたおみくじの言葉を思い出した


努力した分だけ 確実に大成する
その道は険しくとも 必ず大成する


どんなものでも構わないと思った
私が 立つ勇気をもらえるのなら
どんなものでもいい
その糧にしてやると、思ったんだ

もっと見て
もっと生きれば
私は今よりも強くなれるはずだから

何かが足りなくて
どこか味気なくて
そんな虚無に飲み込まれそうになる

気にならなかった空洞が
やけに大きく思えて
なにもないようなその中に
吸い込まれてしまいそうになる

ナニクソとスイッチを切り替えて
踏ん張ってみても
計り知れない何かを
私は掴み損ねてるような気がして
『ない』自分の弱さが痛くなる

泣きたくなって

情けなくなって

「私」を取り戻すための方法を

必死になって探そうとする



何が『空(から)』なのか

神様 どうか教えてほしい

陽は短く
風は冷たさを帯びて
夏の色は日毎に薄れていく
次に巡り来る時を思い描きながら
静かな熱を 太陽へと託して