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21世紀のケインジアンのブログ

金融・経済と時事問題を取り上げています。いろいろなコメントやメッセージをお待ちしております。

 

自分のアメブロのアクセスランキングにアクセスが多かった記事が出てくる。結構、前のだったりすると、自分でも忘れていたりして思わず読み返したりする。このタモリの天才ぶりを紹介したブログも、その一つです。懐かしい思いと、タモリってすげえんだなと改めて思いました。

 

芸能界では「努力のたけし 天才のタモリ」と言われている。私は、たけしも相当な天才だと思うが、たけしと比較するとタモリはさらに凄い天才だということになるのだろう。

 

 そのタモリがその天才振りを遺憾なく発揮している場面がある。これを見ていただければタモリは天才ということに異を唱える人はいないだろう。


 実は、私は二十年位前にタモリさんと田辺エージェンシーの事務所で偶然お会いし、お話ししたことがある。その時のことは今でも鮮明に覚えている。驚いたことに、素顔のタモリさんはとてもシャイで寡黙な人でした。サングラスをしてなかったので、最初はタモリさんだとわからなかった。でも、どこかで見たことがあるような気がして、じっと顔を見ていると、田辺エージェンシーの女性経理課長が「なんで、タモリさんの顔じろじろ見てるの」と言われ、初めて、そこにいる男性が、タモリさんだと気が付いた。しかし、タモリさんは私が取引先の銀行員だとわかると、一生懸命、私を笑わせようとした。一銭にもならないのに取引先の銀行員を一生懸命笑わせようとするその姿に心底感心した。きっと、タモリさんは、心底、人を笑わせることが好きなんだなと思った。

 

森田一義弔辞 ( ノーカット版 ) これは何回見ても凄い! 読んでいる弔辞の巻紙は白紙!!です。  これが天才 森田一義(タモリ)の本当の姿だ

特に、タモリの赤塚不二夫への弔辞の以下の部分は、どの宗教や哲学の本にも書いていない凄みのある言葉であるが、私はここに真理があるように感じる。タモリの言葉とは思えないが、これが真の森田一義なのだ。

 


「あなたの考えは全ての出来事存在をあるがままに前向きに肯定し受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰(いん)の世界から解放され、軽やかになりまた時間は前後­関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ』と。」
 

 

 

森田一義(タモリ) 恩師赤塚不二夫の葬儀での弔辞全文


 8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが回復に向かっていたのに本当に残念です。


 われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。あなたの今までになかった作品やその特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受け入れられま­した。10代の終わりから我々の青春は赤塚不二夫一色でした。

 何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して、歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていたときに、あなたは突然私の眼前に現れました。その時­のことは今でもはっきり覚えています。『赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ。私を見ている。』この突然の出来事で、重大なことに私はあがることすらできませんでした。­終わって私のとこにやってきたあなたは『君は面白い。お笑いの世界に入れ。8月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。それまでは住む所がないから私のマンションにいろ­』と、こう言いました。自分の人生にも他人の人生にも、影響を及ぼすような大きな決断をこの人はこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれました。それから長い付き合いが­始まりました。


 しばらくは毎日新宿のひとみ寿司というところで夕方に集まっては深夜までドンチャン騒ぎをし、いろんなネタを作りながらあなたに教えを受けました。いろんなことを語ってく­れました。お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと。ほかのこともいろいろとあなたに学びました。あなたが私に言ってくれたことは、未だに私にとって金言として心の中に残っ­ています。そして仕事に生かしております。

 赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。マージャンをする時も、相手の振り込みで上がると相手が機嫌を悪くするのを恐れて、ツモでしか上がりませんでした。あなた­がマージャンで勝ったところを見たことがありません。その裏には強烈な反骨精神もありました。あなたは全ての人を快く受け入れました。そのために騙されたことも数々ありま­す。金銭的にも大きな打撃を受けたこともあります。しかしあなたから、後悔の言葉や相手を恨む言葉を聞いたことがありません。あなたは私の父のようであり、兄のようであり­、そして時折みせるあの底抜けに無邪気な笑顔は、はるか年下の弟のようでもありました。あなたは生活全てがギャグでした。たこちゃん(たこ八郎さん)の葬儀のときに、大き­く笑いながらも目からぼろぼろと涙がこぼれ落ち、出棺のときたこちゃんの額をピシャリと叩いては『このヤロウ逝きやがったな』とまた高笑いしながら大きな涙を流していまし­た。あなたはギャグによって物事を無化していったのです。


 あなたの考えは全ての出来事存在をあるがままに前向きに肯定し受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰(いん)の世界から解放され、軽やかになりまた時間は前後­関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ』と。

 今、2人で過ごしたいろんな出来事が場面が、思い浮かべされています。軽井沢で過ごした何度かの正月、伊豆での正月、そして海外へのあの珍道中。どれもが本当にこんな楽し­いことがあっていいのかと思うばかりのすばらしい時間でした。最後になったのが京都五山の送り火です。あの時のあなたの柔和な笑顔は、お互いの労をねぎらっているようで一­生忘れることができません。

 あなたは今この会場のどこか片隅にちょっと高いところから、あぐらをかいて肘をつきニコニコと眺めていることでしょう。そして私に『お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わ­せてみろ』と言っているに違いありません。あなたにとって、死も一つのギャグなのかもしれません。私は人生で初めて読む弔辞があなたへのものとは夢想だにしませんでした。


 私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がたまらなか­ったのです。あなたも同じ考えだということを他人を通じて知りました。しかし、今お礼を言わさせていただきます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございま­した。私もあなたの数多くの作品の一つです。合掌。

平成2087日、森田一義

 

 

「どアホノミクス」という辛口評論で知られる浜矩子氏が2017年を展望している。

「グローバル化」に対するきちんとした仕分けが改めて必要だと認識が重要だという部分が一番目を引いた。グローバル化は単なる現象であり、格差や貧困を阻止できないのは、国家の対応のまずさや無力が根源的な問題なのに、グローバル化=悪になってしまっているので、結果的に右翼や排外主義者にお墨付きを与えている。これはとても危険なことです。ここがこのインタビューの肝だと感じた。
 

つまり、「反グローバル」って実に質が悪いんです。グローバル化が人間を不幸にする、格差や差別、貧困を生んでいる、という感覚を世界の市民が持ってしまっている。しかし、実際はグローバル化は単なる現象であり、格差や貧困を阻止できないのは、国家の対応のまずさや無力が根源的な問題です。グローバル化にうまく対応すれば、国境を超えた幅広い共生を実現できるのです。ところが、グローバル化=悪になってしまっているので、結果的に右翼や排外主義者にお墨付きを与えている。これはとても危険なことです。
 

 

世界の分断と排除の論理がさらに進むのかどうか―─。来年は分岐点となるのではないでしょうか。

 それは2つの観点から言えます。ひとつは、米国のトランプ次期大統領に代表されるポピュリズムの台頭であり、反グローバルの旗印があちこちであがっていることです。イタリアで「五つ星運動」がどれだけ勢力を伸ばすのか。オーストリアは大統領選ではとりあえず極右の勝利は免れましたが、次はどうなるかわからない。仏ではルペン党首の「国民戦線」が勝利するのかどうか。独ではメルケル首相が勝ち抜くと思われているものの必ずしも断言できる状況ではなく、極右政党の「ドイツのための選択肢」が伸長すると展望されている。反グローバルの名の下に、極右排外主義的な政治社会傾向がぐっと強まる方向に行ってしまうのかどうか。

 2つ目は、金融環境が大きく変わる気配のあることです。トランプ新政権で財政大盤振る舞い体制に入るので、米国は出口のドアを開けることのできなかったゼロ金利の世界から、強制的に引っ張り出されることになります。米国が金利をグッと引き上げる方向に動けば、世界中のカネが米国に吸い上げられる。そうなると、各国が自己防衛のためにこぞって資本の流れを規制し始める。経済の反グローバルです。特にトランプ氏はTPPではなく2国間の通商協定と言っています。これはブロック経済構築の流れに近くなるんですね。戦間期の時代模様に逆戻りということになってしまいかねません。

「反グローバル」って実に質が悪いんです。グローバル化が人間を不幸にする、格差や差別、貧困を生んでいる、という感覚を世界の市民が持ってしまっている。しかし、実際はグローバル化は単なる現象であり、格差や貧困を阻止できないのは、国家の対応のまずさや無力が根源的な問題です。グローバル化にうまく対応すれば、国境を超えた幅広い共生を実現できるのです。ところが、グローバル化=悪になってしまっているので、結果的に右翼や排外主義者にお墨付きを与えている。これはとても危険なことです。

 さらに厄介なのは、グローバル化を利用して自分たちだけが勝者になろうとする新自由主義者の存在です。悪いのは新自由主義であって、人・物・カネが国境を超えて出あったり、結びつくことが内在的に悪だとは言えない。むしろ引きこもって外から人を入れない方が悪だと言ってしかるべきです。ここに「ねじれ」が生じている。「グローバル化」に対するきちんとした仕分けが改めて必要だと感じています。

いずれにしても、最も悲観すべき状況になる可能性はある。警戒しなければならないのは、「まさか」という言葉です。「まさか、そんなことはないだろう」と思っても、「まさか」は必ず起こる。歴史が我々に示してくれています。

▽はま・のりこ 1952年生まれ。一橋大卒。三菱総研ロンドン駐在員事務所長などを経て、02年から同志社大教授。「さらばアホノミクス」など著書多数。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196464/1

 

 

 

毎年、新春の日経新聞恒例の株価予想が行われている。従来は1月3日発表だったが、今年は1月1日発表になっている。何か意味があるのかどうかわからないが。今年も20人もの経営者が予想を行っている。中でも「毎年当たる!!」として、知る人ぞ知るのが信越化学工業の金川社長の予想である。

 金川社長は他の経営者が挙げるようなあたりまえの銘柄はあまり出してこない。今年の金川社長の有望5銘柄は、①富士フィルムHD②伊藤忠商事③アサヒグループHD(アサヒビール)④日本ガイシ⑤綜合警備保障である。

 

その他、私が注目している経営者の一人、カルビーの松本会長が今回初登場している。推奨銘柄は①日本電産②伊藤忠商事③三菱商事④ソフトバンクグループ⑤トヨタ自動車である。

 

金川社長以外の19名の経営者が誰も推奨していない綜合警備保障。そして、カルビーの松本会長以外の19名の経営者が誰も推奨していない三菱商事あたりが注目か。

 

 

この本は、政治思想の本ではなく、安倍晋三という人物がいかに、問題があり危険であるかということを国会答弁を中心とした過去の安倍晋三語録を集めたものである。そして、それぞれの安倍の発言を作家・哲学者の著者がばっさり斬ってゆく。

基本的にこの本は、1時間ちょっとで一気に読めるし、時間のない方でも、一つの発言ごとに数分あれば読み進めることができます。
 これまで安倍晋三という人物を何となく知ったような気分になっていた人にこそ、是非読んで頂きたい。

 

以下、参考になったAmazonのレビューから引きます。

 

この本の趣旨は、政治思想入門にはなく、いかに安倍がヤバいかを知るための安倍晋三語録の決定版であると言えるでしょう。
表向きは、安倍晋三のイカれた発言の数々を反面教師にして、政治思想の常識を知ろうという意図でのタイトルではあるのですが、
それはつまり総理にして、安倍には政治思想の常識が皆無であるということも示しているわけです。

それにしても、改めてこうして安倍語録を集めた本書を見ていくと、ここまでたくさんの暴言や失言をしていたのだと驚かされるし、
さらにその発言の半分くらいは、政治思想の常識がないのではなく、人としての常識すら全くないのだと知ることが出来ます。
安倍の最も怖ろしい点は、その発言の多くが、記録としてビデオ等に残っているにも関わらず、それを「一度も言ったことはない」とか
「言い間違えだ」と堂々と、完全否定できるその神経だと思います。
これは物的証拠も状況証拠も出揃っているのに、「私はやっていない」と言い切る犯人のようなものです。

歴史修正主義者とも言われる安倍が、独裁者として、さらに君臨すれば、自らの都合の悪い発言すらも、抹消してしまうでしょう。
逆に権力から転がり落ちれば、これらのとんでもない発言は「日本の恥」として、将来の世代の笑いの種となるかもしれません。
「日本を取り戻す」と言いつつ、やってることは「日本を取り壊す」なんだから、何にしろ日本人にとって安倍政権であった時代は
あまりにも無益すぎる時間として、後世の日本の人々に大変なダメージを残すことになるでしょう。

基本的にこの本は、1時間ちょっとで一気に読めるでしょうし、時間のない方でも、数分あればワンセンテンスづつ、
読み進めることが可能だと思われます。
ですから、これまで安倍晋三という人物を何となく知ったような気分になっていた人にこそ、ぜひ読んで頂きたい本です。
何せ本人が発した言葉ばかりなので、いかに安倍晋三がヤバいのかということを、重層的に理解できると思われます。
こんな人物が率いる政権が、戦後歴代4位の在任期間になっている現時点で、非常に危機的な状況だと知らねばなりません。
今年は「日本死ね」という言葉が話題になりましたが、このままでは、本当に「日本死ぬ」になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

先日、知人と会食していたら預金封鎖の話が出てきた。その方の知り合いの富裕層が資産の2割ぐらいを金で保有しているという話からだ。そういえば、私も、ブログで預金封鎖について書いたことがあるよなと思って検索してみたら、3件あった。どれも恐ろしい話であるが、今回は20153月に書いた比較的ソフトなものを改めて取り上げたい。今では信じられない話かもしれないが、71年前の2月16日に、この日本で本当に起こったことである。二度ないと言える根拠はあるのだろうか。

 

 

NHKが預金封鎖が発動されてから69年目の日に「ニュース ウォッチ9」で特集を組んだ。

 

 現在の日本の対GDPの借金残高比率は200%を超え、戦時中の昭和19年を上回っている。史上最悪の水準だ。

 

 この惨状を改善するには、常識的には、財政を黒字化し、コツコツと借金を返していくことになる。しかし、それには、気が遠くなるような時間が必要だろう。そもそも、現時点で財政の黒字化の道筋さえついていない。

 

 一方、預金封鎖は想像を絶する荒業だ。預金封鎖を掛けてしまい、ハイパーインフレを起こせば、預金の価値は二束三文になる。日本の財政を一気に立て直すために、国民の資産を国家が略奪する逆転大ホームランのようなものだ。

 

 預金封鎖の可能性は、これまで、ホンの一部の人々の間で囁かれる程度のトンデモ話の類だった。それをNHKが取り上げたとは本当に驚いた。今の我々の常識では、そんなこと起こらないよと言いたくなるが、現実にこの日本で69年前、実施されたことを忘れてはならない。ちなみに、富裕層で資産のある一定の割合を金で保有している人は預金封鎖の可能性を否定しない。

 

 個人的には今年は金投資が面白いかなと思っている。